過去問以外で共通テスト数学の対策ができる本が知りたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「マーク式基礎問題集IA・IIBの使い方紹介」を紹介します。
現在、共通テストの対策をしたいけど、どの教材を使えばいいか悩んでいる人に向けての記事ともなっています。
もちろん、実際にマーク式基礎問題集IA・IIBを使っている方にもおすすめの内容です。
僕が実際に使っていた参考書で、参考になる部分も多くあるので、最後まで読んでいただけると幸いです。
ではさっそく見ていきましょう。
マーク式基礎問題集IA・IIBとは?
まずは、マーク式基礎問題集IA・IIBの特徴を紹介します。
- マーク式基礎問題集IA・IIBの基本的情報
- マーク式基礎問題集IA・IIBはいらない?
順番に解説していきます。
その①:マーク式基礎問題集IA・IIBの基本的情報
「マーク式基礎問題集IA・IIB」は河合出版が出版している参考書です。
基礎問題集IAの概要
- おすすめの人:共通テスト形式に慣れたい人
- 費用:960円
- 進めるペース:1ヶ月以内に完成
- 注意点:基礎を抑えている状態で行う
基礎問題集IIBの概要
- おすすめの人:共通テスト形式に慣れたい人
- 費用:960円
- 進めるペース:1ヶ月以内に完成
- 注意点:基礎を抑えている状態で行う
数学IA・IIBで分かれており、共通テストの問題形式の参考書が載っています。
高校数学IA・IIBで必要な分野がまとまっており、何周も通すことで同じような分野に慣れていけます。
そのため、1回でOKという問題集ではなく、何回か繰り返して使うことをおすすめします。
数学のマーク式の問題形式に慣れたい人から実際に共テの形式で公式をどのように使うか知りたい人にもおすすめの参考書です。
また、マーク式基礎問題集IA・IIB以外にも共テの演習用の参考書があります。
共通テスト形式が苦手ならば、上記の参考書に取り組むことも検討して良さそうです。
その②:マーク式基礎問題集IA・IIBはいらない?
マーク式基礎問題集IA・IIBは共通テスト対策のため、やらなくてもOKと思う方もいるでしょう。
特に数学が得意な人だと、普段から誘導なしで記述をしており、わざわざ共通テスト対策する必要もないでしょう。
もちろんそこまで共通テスト対策をする必要がない人も一定数いるのが事実です。
しかし、多くの人は誘導を意識して問題を解くことに慣れていないため、しっかりと対策することは必須です。
ただ、必ずしもマーク式基礎問題集IA・IIBで対策する必要はないかなと思います。
自分なりで共テ形式で得点ができるならば、何を使っても問題はありません。
マーク式基礎問題集IA・IIBの使い方
次に、マーク式基礎問題集IA・IIBの使い方を紹介します。
- マーク式基礎問題集IA・IIBの内容
- マーク式基礎問題集IA・IIBの使い方
- マーク式基礎問題集IA・IIBはいつから使う?
順番に解説していきます。
その①:マーク式基礎問題集IA・IIBの内容
マーク式基礎問題集IA・IIBでは、高校数学の単元に分けてある共通テストの問題形式の参考書です。
他にも共通テスト形式の問題集はいくつかありますが、その中でも難易度は比較的簡単な部類です。
実際に過去問演習する前に、基礎確認のために利用するのがピッタリです。
内容に関しては、公式の基本的な勉強というよりは、演習用の参考書という認識で問題ありません。
マーク式だからこそ問題の誘導に乗っていくことが大切なので、本格的に演習する前に慣れておくくらいでOKです。
その②:マーク式基礎問題集IA・IIBの使い方
計算の解き方を学ぶだけでは、数学の成績は伸びません。
マーク式の問題でしっかりと得点するためには、実際に誘導で次に何をするか推測することが大切です。
実際に記述まで勉強しないといけない人は、誘導なしで書かないといけないため、推測することが大切です。
ただ2次試験で数学がない人もいるため、そこまで求める必要はありません。
基本的事項をしっかりと覚えて、次の誘導の流れを見て使えるものを当てはめるようにできればOKです。
その他にも、共通テスト形式だからこそのコツもいくつかあります。
共通テストのコツ
- 答えを逆算して確認する
- 1〜9の数字しか入らない
- 裏技の公式を覚えておく
最初から裏技を利用することはおすすめしませんが、一定の学力がついたと思うタイミングで使うはOKです。
ネットで調べると公式はたくさん出てきますが、参考書でもあるので、こちらをおすすめします。
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共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの使い方を文転学生が解説!
その③:マーク式基礎問題集IA・IIBはいつから使う?
マーク式基礎問題集IA・IIBを使うのは、以下の時期に始めるのがおすすめです。
おすすめの開始時期
- 数学が得意な人:基礎を一通り終えたタイミング
- 数学が苦手な人:過去問を本格的に解く前
数学が得意な人だと、学校の授業が終えた後に手を出しても大丈夫な内容です。
学校の授業で学んだ公式を利用をしつつ、解けなかった部分の理解を深めていきましょう。
数学IIBまでを、高校2年生中までに学習し終わるならば、特に問題はありません。
もし高校3年生になって数学IIBをまだ履修完成ではない場合は、自分で学習することを考えてもいいです。
マーク式基礎問題集IA・IIBのレベル
最後に、マーク式基礎問題集IA・IIBのレベルを紹介します。
- マーク式基礎問題集IA・IIBがおすすめな人
- マーク式基礎問題集IA・IIBの時間の目安
順番に解説していきます。
その①:マーク式基礎問題集IA・IIBがおすすめな人
マーク式基礎問題集IA・IIBがおすすめな人は、以下の通りです。
- 共通テストのために数学を勉強する人
- 過去問に入る前に1つ間を挟んでおきたい人
- 基礎がしっかりとできているか確認したい人
数学はよくセンスとか才能とか言われることはありますが、共通テストに関しては暗記で乗り切れる部分が大きいです。
誘導があるため、知っている知識を引っ張り出せるかの方が大事です。
基礎の時点でしっかりと引っ張り出せる状態にしておくと、演習のときに楽になりがちです。
反対にマーク式には自信があり、共通テストですでに8割を取れる人にはあまりおすすめしません。
この本である必要はなく、実際に予想問題集なので演習メインの学習を行うことが得策です。
しかし、数学が7割近くできる人ならすぐに終わらせることが可能でしょう。
基礎問題集のレベル
- 偏差値45〜55
- 共通テスト5〜8割以下
- 基礎・標準レベル
マーク式基礎問題集IA・IIBは、演習のための参考書なので、一通り全範囲学習してから手をつけましょう。
その②:マーク式基礎問題集IA・IIBの時間の目安
マーク式基礎問題集IA・IIBは合わせて15章ある参考書です。
2週間あれば、全部通して1周することは可能です。
おすすめの時間の目安
- 1章1時間ほどで、2週間以内
- 2周目以降は、苦手な範囲のみ手を動かす
- 3周目はどちらでもOK
早い人なら2週間でもう大丈夫という人もいますが、基本的に1ヶ月で終わらせるつもりでいましょう。
ただし、全範囲を一度学んでいる前提なので、まだ触れていない人は先に全範囲終わらせましょう。
すでに学んだ範囲の復習にもなりますし、先に全範囲を終わらせることを優先しましょう。
それに演習をして時間を空けてから、また取り組むと新しい発見があるかもしれません。
まとめ:過去問以外でも演習しておく!
「マーク式基礎問題集IA・IIBの使い方」を紹介しました。
共通テスト対策は過去問だけで十分かと思いますが、似たような形式で演習することは大切です。
過去問を買うとなると、分厚く使いずらいというデメリットもあります。
マーク式基礎問題集IA・IIBは過去問よりも難易度が簡単な参考書なので、本格的に過去問演習する前に触ることをおすすめします。
マーク式の問題集のため、スピーディに演習を行うことが可能です。