大学受験の数学の計算対策ができる本が知りたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「合格る計算数学IA・IIBの使い方紹介」を紹介します。
現在、数学の計算対策をしたいけど、どの参考書を使えばいいか悩んでいる人に向けての記事ともなっています。
もちろん、実際に合格る計算数学IA・IIBを使っている方にもおすすめの内容です。
僕が実際に使っていた参考書で、参考になる部分も多くあるので、最後まで読んでいただけると幸いです。
ではさっそく見ていきましょう。
合格る計算数学IA・IIBとは?
まずは、合格る計算数学IA・IIBの特徴を紹介します。
- 合格る計算数学IA・IIBの基本的情報
- 合格る計算数学IA・IIBはいらない?
順番に解説していきます。
その①:合格る計算数学IA・IIBの基本的情報
「合格る計算数学IA・IIB」は文英堂が出版している参考書です。
合格る計算の概要
- おすすめの人:計算ミスが多い人
- ページ数:200ページ
- 費用:1,210円
- 進めるペース:1ヶ月以内に完成
- 注意点:基礎だけで演習練習することが必要
数学IA・IIBの範囲を16章に分け、上手に計算するためのポイントの要約が載っています。
高校数学IA・IIBで必要な分野の計算問題がまとめてあり、何周も通すことで同じような計算ミスを減らしていけます。
そのため、1周でOKという参考書ではなく、何度も何度も使うことをおすすめします。
とにかく数学の問題を計算ミスでよく失点する人から、数学の全範囲を終えたばかりの人まで、幅広い人におすすめの参考書です。
また、合格る計算シリーズでは、IA・IIB以外にも2つの参考書が別であります。
よく計算でミスをしてしまうならば、上記の参考書に取り組むことを検討して良さそうです。
その②:合格る計算数学IA・IIBはいらない?
合格る計算数学IA・IIBは計算対策のため、やる意味があると思う方もいるでしょう。
特に数学が得意な人だと、計算ミスをすることもなくて、わざわざ計算問題の対策する必要もないでしょう。
もちろん計算ミス対策をする必要がない人も一定数いるのが事実です。
しかし、多くの人は計算ミスで得点を失っているため、しっかりと計算ミスのための対策をすることは必須です。
ただ、必ずしも合格る計算数学IA・IIBで対策する必要はないかなと思います。
自分なりの計算の凡ミスをなくすための取り組みができており、結果としてミスが減っていたらOKです。
合格る計算数学IA・IIBの使い方
次に、合格る計算数学IA・IIBの使い方を紹介します。
- 合格る計算数学IA・IIBの内容
- 合格る計算数学IA・IIBの使い方
- 合格る計算数学IA・IIBはいつから使う?
順番に解説していきます。
その①:合格る計算数学IA・IIBの内容
合格る計算数学IA・IIBでは、16章の数学の単元を89個に分けて受験に役に立つ計算用の参考書です。
他の参考書だと、計算の過程を詳しく説明していても、計算の部分に焦点を当てたものはあまりありません。
何気なくこなしている計算ですが、正確に行えることで、根本理解に集中することができます。
正直計算の勉強しなくても、苦労することは少なく普通にできてしまうため、後回しになりがちであることも事実です。
ただ数学は時間にシビアな科目なので、計算力を鍛えことが得点に結びつくのも事実です。
その②:合格る計算数学IA・IIBの使い方
計算の解き方を学ぶだけでは、数学の成績は伸びません。
計算力をしっかりとつけるためには、実際に演習して慣れていくことが重要です。
そのため、類題で練習をして自分のものにすることが大切です。
ただそこまで難しい部類の参考書ではないため、類題演習は理解ができれば1回でも大丈夫です。
2周目以降は、基本確認と例題を確認するだけでも本の内容を掴むことができるでしょう。
また、計算ミスをしてしまう主な理由は、そもそも計算が遅いことが挙げられます。
計算を早く解くことをすぐにできる訳ではありませんが、演習のときに素早く解くことを意識しておきましょう。
その他にも計算ミス対策はあるので、同時に意識して対策しましょう。
計算ミスの対策方法
- 字を綺麗に書く
- 回答用紙を上手く使う
- 間違えた計算ミスの方法を全部メモ
- 別の解法で確認する
特に一度間違えたミスをメモしておくことはかなり大切なことなので、まとめておくことをおすすめします。
その③:合格る計算数学IA・IIBはいつから使う?
合格る計算数学IA・IIBを使うのは、以下の時期に始めるのがおすすめです。
おすすめの開始時期
- 数学が得意な人:学校の授業と並行して
- 数学が苦手な人:IIBの全範囲を終えたらすぐ
- 受験生:受験開始すぐに行うのが理想
数学が得意な人だと、学校の授業と並行して行えるほどの内容です。
学校の授業で解き方の理解をしつつ、計算力の強化をすることができる参考書です。
ただ、高校1・2年生から受験を意識して数学の勉強をしている人は少ないのが現状でしょう。
もし計算力に少し不安があるならば、数学の受験勉強開始するタイミングで挟むことをおすすめします。
合格る計算数学IA・IIBのレベル
最後に、合格る計算数学IA・IIBのレベルを紹介します。
- 合格る計算数学IA・IIBがおすすめな人
- 合格る計算数学IA・IIBの時間の目安
順番に解説していきます。
その①:合格る計算数学IA・IIBがおすすめな人
合格る計算数学IA・IIBがおすすめな人は、以下の通りです。
- 大学受験のために数学を勉強する人
- 普段から計算ミスで間違えることが多い人
- 周りよりも計算力に自信をある状態にしたい人
数学はよくセンスとか才能とか言われることはありますが、計算の部分に関しては絶対に努力することで伸ばせます。
特に数学が苦手な人は、そもそも計算が苦手ということもよくあります。
できることから確実にやっておくことで、自信を持って次に進めます。
反対に計算力に自信があり、ミスをすることがほとんどない人にはおすすめしません。
大抵が知っている計算を詳しく解説しているだけなので、そこまで学べることはないです。
しかし、計算ミスをほとんどしない人なら2週間ほどで終わらせることが可能でしょう。
合格る計算のレベル
- 偏差値45〜55
- 共通テスト5〜8割以下
- 基礎レベル
合格る計算数学IA・IIBは、計算のための参考書なので、初心者でも上級者でも手をつける価値はあります。
特に上級者でも計算ミスをしてしまうことがあるので、ミスが減るきっかけになること間違いないです。
その②:合格る計算数学IA・IIBの時間の目安
合格る計算数学IA・IIBは16章で89項目の参考書です。
ただ、場合の数・確率の範囲は2項目しかないというふうに章によって項目の数はバラバラです。
おすすめの時間の目安
- 1項目20分以内で、2週間以内
- 2周目以降は、苦手な範囲のみ
- 3〜5周したら演習対策に移る
早い人なら2週間でもう大丈夫という人もいますが、基本的に1ヶ月で終わらせるつもりでいましょう。
ただし、全範囲を一度学んでいる前提なので、まだ触れていない人は同時並行で行いましょう。
すでに学んだ範囲の復習にもなりますし、一石二鳥です。
それに演習をして時間を空けてから、また取り組むと新しい発見があるかもしれません。
まとめ:計算で周りと差がつけられないように!
「合格る計算数学IA・IIBの使い方」を紹介しました。
数学の計算問題は優先順位はそこまで高くありませんが、やっておいて損はありません。
しょうもない計算問題で周りと差をつけられてしまうのは、絶対に避けたいことです。
合格る計算数学IA・IIBはそこまで時間がかからない参考書なので、時間を見つけて触っておくことをおすすめします。
ただ一度全単元を触ってからの方が、スピーディに計算対策を行うことが可能です。