共通テストの化学基礎の対策に手がつかない。1冊で暗記分野が完結する本が知りたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「化学基礎の点数が面白いほどとれる本の使い方紹介」を紹介します。
現在化学基礎を始めたいけど、どの参考書を使えばいいか悩んでいる人に向けての記事ともなっています。
ではさっそく見ていきましょう。
前提:化学基礎の点数が面白いほどとれる本を使う前に
学校で化学基礎を履修していない人や学校で化学基礎を受けていても苦手意識がある人は読んでください。
そういう状態で、化学基礎の点数が面白いほどとれる本を使っても効果は半減です。
しっかりと最低限の知識がある状態で、参考書に取り組むからこそ効果はあります。
化学基礎に苦手意識がある人は、「鎌田の化学基礎をはじめから丁寧に」から取り組みましょう。
カラーのイラストや図が多く利用されており、まだ化学基礎の知識がない人に向けての参考書です。
はじめから丁寧にの概要
- おすすめの人:化学基礎の初学者
- ページ数:272ページ
- 費用:1,320円
- 進めるペース:1ヶ月以内に完成
- 注意点:この参考書だけでは共通テストは厳しい
とりあえず化学基礎の全体像を掴むために、全範囲を1周することをおすすめします。
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化学基礎の出題範囲とおすすめの参考書!9割目指して頑張ろう!
化学基礎の点数が面白いほどとれる本の特徴
次に、化学基礎の点数が面白いほどとれる本の特徴を紹介します。
- 共通テストの化学基礎のための参考書
- 解説→チェック問題という流れがある
- 化学基礎ではなく化学の範囲は飛ばす
順番に解説していきます。
特徴①:共通テストの化学基礎のための参考書
この本は、共通テストの化学基礎のための参考書です。
面白いほどとれる本の概要
- おすすめの人:共通テストの化学基礎対策したい人
- ページ数:363ページ
- 費用:1,320円
- 進めるペース:本番まで何周も利用する
- 注意点:この参考書だけでは満点は厳しい
この参考書があれば、共通テスト形式で7〜8割ほどの得点できると思います。
ただし、過去問や予想問題集で演習することは必須です。
どの参考書に手を出そうか悩んでいるならば、とりあえずこの本でOKです。
化学基礎の勉強で教科書を利用するという人もいますが、個人的にはあまりおすすめしていません。
化学基礎だけに限らずに、受験においてどの部分が大切か分かりにくいです。
それに学校の授業をしっかりと聞いていないのに、学校の教科書を使っても苦手意識があるかもしれません。
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特徴②:解説→チェック問題という流れがある
化学基礎の点数が面白いほどとれる本は、内容の解説から問題という流れの参考書です。
重要事項を知るだけではなく、実際にどのように問題を解けばいいのか分かります。
KADOKAWAの黄色本の主にこの形式になっています。
また単元の最後には、まとめポイントというふうにまとめてくれているので、これがまた助かります。
特徴③:化学基礎ではなく化学の範囲は飛ばす
化学基礎の参考書ですが、化学の範囲も少しだけあるので、注意が必要です。
化学基礎→化学へ受験する人に向けても紹介しているためか、仕方がない部分もあります。
受験に関係ない分野は、割り切って飛ばしていくことでOKです。
化学基礎の点数が面白いほどとれる本の使い方
最後に、化学基礎の点数が面白いほどとれる本の使い方を紹介します。
- 暗記より流れで全体像を理解していく
- 何周もしていき、知識を定着させる
- 6割以上覚えれたら演習に+メモ用に利用
順番に解説していきます。
使い方①:暗記より流れで全体像を理解していく
共通テスト科目は、語句の暗記よりも全体像を理解することが大切です。
もちろん語句を覚えることも大切ですが、選択肢が選べたら問題はありません。
そのため、一度時間をかけずに全体を見ることから始めましょう。
察しの良い方は気づいているかもしれませんが、化学基礎のために一問一答はする必要はありません。
もちろん共通テストの化学基礎は、一問一答しなくても8〜9割目指せる科目です。
ただ、英数国などのメイン科目に時間が取られてなかなか覚えられない人が多いでしょう。
受験生の頃の僕もそこで悩んだので、勘違いしやすい化学基礎の内容を語呂合わせで覚えました。
使い方②:何周もしていき、知識を定着させる
化学基礎の点数が面白いほどとれる本は、何周も繰り返していきましょう。
最低3周繰り返していくべきで、テストまでに7周以上は確認しておきたいです。
何周も繰り返すためには、覚えれている範囲と覚えれていない範囲をしっかりと分けておくことが大切です。
最初のうちは、とりあえずスピードを意識して止まらないことが大切です。
理解できる部分が増えてくると、分からないところを重点的に取り組めるので、やりやすくなります。
難しいと感じた部分は、人に聞いて迅速に解決することも一手です。
使い方③:6割以上覚えれたら演習に+メモ用に利用
化学基礎の点数が面白いほどとれる本は、主にインプット用の参考書です。
そのため、実際の共通テスト形式の問題集でアウトプットしていくべきです。
まずは、共通テストの過去問から行い、インプットがしっかりとできているか確認に使いましょう。
共通テストの形式に慣れるのは、過去問ではなく、予想問題集で行えたらOKです。
暗記したことが定着していると確認できれば、過去問を演習慣れに使ってもOKです。
予備校のHPで共通テストの過去問を見れるので、そちらで確認するのも問題ないです。
まとめ:テスト当日まで利用するつもりで!
「化学基礎の点数が面白いほどとれる本の使い方」を紹介しました。
他の科目の勉強もあるので、化学基礎の共通テスト対策は1冊の本で行いましょう。
その代わり、テスト当日までこの1冊を利用するつもりで勉強しましょう。
テスト対策を1冊の方だけで行うのは不安かもしれません。
だからと言って、色々な参考書に手を出せばいいというわけではありません。
あれこれと手を出して、全く何も進んでいないと感じたことはありませんか。