漠然に経済学部に行こうと考えています。でも、よく知らないので、教えてほしいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「経済学関係の学部の違い」を紹介します。
僕は、志望学部を3回変えてきています。
人よりも学部で悩んでいたため、信ぴょう性はあります。
記事の途中では、経済学部以外のおすすめの大学をまとめています。
最後まで読み、自分が行きたい学部が明確になれば、幸いです。
経済関連の学部・学科紹介【学べることも解説】
経済学部関連で紹介する学部は、以下の3つです。
- 経済学部
- 経営学部
- 商学部
学部別に紹介していきます。
経済関係の学部①:経済学部
経済学部では、お金の流れを深く学ぶことになります。
経済学部の中にある学科例
- 経済学科
- 会計学科
- 国際経済学科
- 金融学科
- ビジネスマネジメント学科
お金の流れを学べる学部であり、色々な視点から学べます。
ミクロ経済という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
ミクロ経済は企業・家に焦点を当てて、お金の流れを捉えるものです。
反対に、マクロ経済は国規模に焦点を当てて考える方法です。
経済関係の学部②:経営学部
経営学部では、会社の仕組みを深く学ぶことになります。
経済学部の中にある学科例
- 経営学科
- 公共経営学科
- 現代マネジメント学科
- 経営情報学科
会社・組織の運営方法に視点を当て、細かい部分を学ぶことができます。
会社や組織には、資源が限られています。
時間・人・お金は制限があり、その中で成果を出すかが大切です。
経営戦略・組織の運営方法など、経営学を勉強できる学部です。
企業の発展の歴史・経営者の考え方も同時に学ぶこともあります。
経済関係の学部③:商学部
商学部では、マーケティングを深く学ぶことになります。
経済学部の中にある学科例
- 商学科
- 商業学科
- 観光産業学科
- マーケティング学科
- 公共経営学科
売り手と買い手をつなげ、どのように商品を売るのかを学べます。
今ではSNSを使って販売し、成長している学問でもあります。
もちろん、商品・サービスの売り方は、たくさん存在しています。
その商品・サービスにあったものを1つずつ学んでいきます。
経済学部と経営学部・商学部の違い
経済学部の中に経営学や商学が含まれていることもあります。
ただ、学問として学ぶ内容は、少し違うことが多いです。
- 経済・経営学部の違い
- 経済・商学部の違い
順番に紹介していきます。
その①:経済・経営学部の違い
経営学部は、企業や組織の仕組み・経営方針を勉強します。
経済学部と似ていますが、世間とよりは、組織という狭い視点です。
経営管理・経営戦略など、会社を対象に学問的に分析します。
そのため、統計・社会学など様々な分野を組み合わせて学びます。
経済学はもちろん、お金関係を様々な視点で学ぶものでOKです。
その②:経済・商学部の違い
商学部は、実際に商品・サービスを販売するための行動を勉強します。
経済学部と違い、販売者と購入者という狭い視点から学びます。
商品の製造から店に運搬するまでの流れも見ることが多いです。
実際に、Amazonの流通の仕組みを見ることもあります。
経済学部に対して、より実学的な学問と思ってもらえば大丈夫です。
どういう人が経済学部がおすすめか?
経済学部・経営学部・商学部がおすすめの方の特徴を紹介します。
- 経済学部がおすすめの人
- 経営学部がおすすめの人
- 商学部がおすすめの人
順番に紹介していきます。
その①:経済学部がおすすめの人
経済学部がおすすめの人は、以下の通りです。
経済学部がおすすめの人
- 金融関係の仕事に就職したい人
- 仕事に関連のあることを勉強したい人
- 文系で数学が得意な人
文系の中では、経済学部は、数学を使うことが多い学部です。
主に数学を使う内容としては、
- ミクロ経済:微分・積分
- 統計学:確率・ベクトル
などです。
- 一橋大学経済学部
- 神戸大学経済学部
- 大阪公立大学経済学部
上記の3つの大学は3商大と呼ばれており、経済・商学系が強い大学です。
難易度の括りではなく、経済分野で強い大学の集まりです。
もちろん、他の大学でも経済が強い大学もあるので、参考程度です。
その②:経営学部がおすすめの人
経営学部がおすすめの人は、以下の通りです。
経営学部がおすすめの人
- ビジネスに興味がある人
- 起業家を目指す人
- 大3以降に楽にしたい人
経営学部には、いろいろな人が存在しています。
起業をしたい人から、とりあえずビジネスに興味がある人までいます。
やりたいことがないから、見つける時間を作るための人もいます。
そのため、授業が楽という理由で経営学部に入る人もいます。
ですが、皆さんの目的は同じで、会社の仕組みを学ぶでしょう。
会社といってもそれぞれの形があり、それぞれの戦略を学ぶのが大事です。
それにより、経営学としての視野が広がります。
- 横浜国立大学経営学部
- 神戸大学経営学部
- 明治大学経営学部
- 近畿大学経営学部
そもそも、経営学部は少なく、経済学部の中に入っていることが多いです。
ただ、経営を重点的に勉強したい人は、あえて経営学部もOKです。
経済学部だと学科選択時に、経営を学べない可能性があります。
本当に経営学が学びたいならば、学部選びも肝心になります。
それが単位取得にも関わってくることもよくある話です。
その③:商学部がおすすめの人
商学部がおすすめの人は、以下の通りです。
商学部がおすすめの人
- ビジネスに興味がある人
- 実務に関わる勉強したい人
- 大3以降に楽にしたい人
正直、経営学部とそこまで違いはありません。
ただ、商学系は勉強した内容で、関連資格も取ることもできます。
- 簿記
- ファイナンシャル・プランナー
- 中小企業診断士
- 公認会計士
他学部よりも専門的に勉強しているため、取得しやすいです。
- 一橋大学商学部
- 大阪公立大学商学部
- 慶應大学商学部
- 同志社大学商学部
経営学部と同様に、経済学部の中に含まれていることが多いです。
まとめ:経済学部・経営学部・商学部の違い
「経済学部・経営学部・商学部の違い」を解説しました。
全体的には似ている学問ですが、細かく分けると違います。
どの学問も素晴らしいので、興味のある分野を選ぶのが大切です。
どこに行っても似た内容は学べますが、先に決めると後悔も少ないです。
事前に自分が学んでみたいと思える分野を決めておきましょう。