工学部に興味があります。工学部の注意点やおすすめの人を教えてほしいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「工学部がおすすめの人」を紹介します。
僕は、志望学部を3回変えてきています。
人より学部で悩んできたため、信ぴょう性はあるかと思います。
記事の途中では、工学部がおすすめの学生の特徴もまとめています。
最後まで読み、工学部のことを理解していただければ、幸いです。
工学部で学べる内容
最初に、工学部で学べる内容を紹介していきます。
- 情報関係の勉強
- 建築関係の勉強
- 機械関係の勉強
- 電気関係の勉強
- 化学関係の勉強
1つ1つ解説していきます。
工学部で学べる内容①:情報関係の勉強
工学部では、情報関係の勉強を行う学科があります。
- コンピューターの研究
- ハードウェア設計
- ソフトウェアの開発
- データ解析や情報処理
上記の他に、プログラミングなど情報関係の内容を学べます。
将来エンジニアを目指している方も多く、4年間深く勉強可能です。
工学部で学べる内容②:建築関係の勉強
工学部には、建築関係の勉強を行う学科があります。
- 建物の設計・施工
- 建物の構造や材料勉強
- 世界の建築のデザイン
建築に関わる内容を幅広く学ぶことができます。
そのため、建築に関心がある学生なら、有益に過ごせるでしょう。
建築といえば設計のイメージですが、その他にもあります。
環境を作ることで、人の過ごし方が変わることもよくある話です。
建築は、設計だけではなく、日常生活にも密接している部分もあります。
工学部で学べる内容③:機械関係の勉強
工学部には、機械関係の勉強を行う学科もあります。
- 数学力学の勉強
- 製品の細かい部品作り
- ロボット・車などの設計・開発
工学部は、物を作る学部と言われています。
その中でも、1番物作りに関わることができる学科であります。
工学部で学べる内容④:電気関係の勉強
工学部には、電気関係の勉強をする学科もあります。
- 電磁気学・物理学
- 電子機器の仕組みの勉強
- 電子機器の組み立ての勉強
身の回りの電子機器だけでなく、心電図など医療機器なども勉強します。
電気を使って、製品を作ることが好きな人におすすめです。
工学部で学べる内容⑤:化学関係の勉強
工学部には、化学関係の勉強を行うこともできる学科もあります。
- 物理化学や生物化学
- 無機化学や有機化学
- 量子化学や分析化学など
理学部でも化学を学部ぶことはできます。
ですが、工学部は世の中で利用されることを目的としております。
工学部の3つのあるある
次に、工学部に入るとあるあるを紹介していきます。
- 男女比が9対1と言われる
- 全員がIT強い訳ではない
- 他学部よりも忙しい
1つ1つ解説していきます。
工学部あるある①:男女比が9対1と言われる
工学部の男女比は、男子が90パーセントとなっています。
理系の中でも、工学部が1番男子が集まる学部です。
工学部に男子が多い理由
- 機械に興味を持つ人が多いのは男子
- 理系といえば、男子のイメージがある
- 女子の理系は、薬・理・農学のイメージがある
- 大学院など今後の進路を描きづらい
男子が多い中、工学部にも女子は一定数います。
性別だけで、興味がある学部を諦める必要は全くないです。
工学部あるある②:全員がIT強い訳ではない
工学部といえば、みんながITに強い印象がある人もいるでしょう。
ですが、実際のところ、そんなことはありません。
文系と同じく、Word・Excelしか使わない学生もいます。
もちろん、学部によっては、プログラミングを勉強することもあります。
ですが、IT系に興味があるなら、自分でやるでもOKでしょう。
工学部あるある③:他学部よりも忙しい
理系は、レポートの量や研究室にいる時間が多いと言われています。
その理系の中でも、工学部の人は、他学部の人よりも忙しいと聞きます。
工学部の大学生は忙しい中、時間を確保するために工夫をしています。
忙しいですが、周りと協力して少しでも負担を減らすのが大事です。
ただ、工学部は時間が全く取れないということではないです。
やりたいことを学びつつ、好きなことを取り組んでいきましょう。
どういう人が工学部におすすめなのか?
次に、工学部がおすすめの学生の特徴を紹介していきます。
- 実践的内容を学びたい人
- 専門分野を作りたい人
- 就職の選択を広げたい人
順番に解説していきます。
工学部がおすすめの学生の特徴①:実践的内容を学びたい人
工学部は、実践的な内容を学びたい人におすすめです。
工学部と理学部では、学ぶ目的が少し違っています。
工学部は、物・部品・サービス作りがメインの学部になります。
理学部は、疑問を追求して、証明していく学部です。
実用的なことを学びたいならば、工学部が向いています。
ただ、実用的が全てではないため、本当にそうか考えるのも必要です。
工学部がおすすめの学生の特徴②:専門分野を作りたい人
工学部は、専門分野を作りたい・究めたい人にもおすすめです。
機械の設計・エンジニアなど、理系ならではの仕事も存在しています。
この仕事を究めたいと思うのがあれば、工学部はおすすめです。
ちなみに、工学を学べる大学は、日本にたくさんあります。
ただ、私立大学だと、学費が高くなってしまいます。
そして、都会にある大学が必ずしも良いという訳でもありません。
地方でも、研究をしっかりと行っている大学もあります。
そのため、偏差値・場所以外の視点を持つことが必要です。
総合大学だけでなく、単科大学もあるため、興味ある大学を選びましょう。
工学部がおすすめの学生の特徴③:就職の選択を広げたい人
高校生だと、将来の夢が決まっていない人も多く存在します。
むしろ、すでにやりたいことが決まっている人の方が少ないです。
ご存知でしょうが、理系の方が進路の選択肢は広いです。
まだやりたいことがないことを活かすこともできます。
どこにでも進めるように、あえて幅広い学習を心がけるのもOKです。
工学部には、大学院に行く前提で入学する人もいます。
ですが、周りに流されていないか確認は必須です。
やりたいことを無意識に捨ててしまっていることもあります。
周りに流されることは楽ですが、後悔も大きくなっていきます。
何にもなれず、生きていくことほど虚しいものはありません。
工学部を志望する上での注意点
最後に、工学部を志望する上での注意点を紹介します。
- 進学先で、仕事が決まる
- 受験科目が大変になる
- 夢が変化することもある
順番に解説していきます。
工学部を志望する注意点①:進学先で、仕事が決まる
工学部は、いくつかの学科に分かれています。
入学した時点の学部により、専門分野が決まってしまいます。
例えば、建築学科であれば、建築のことをメインに勉強します。
そして、建築士という仕事に決まることがほとんどです。
もちろん、他の仕事に就けますが、その道に進む人が多いでしょう。
工学部を目指す理由
- やりたい仕事がすでにある
- 何かものを作り出したい
- IT関連に興味がある
1つのことを究めるということは、他の選択肢を失うということです。
ですが、決断しないと何も残らないため、仕方がないことでもあります。
工学部を志望する注意点②:受験科目が大変になる
工学部だけに関わらず、理系だと文系に比べて受験科目が大変になります。
国公立理系で必要な受験科目
- 英語
- 国語
- 数学1A2B+Ⅲ
- 社会1科目
- 理科2科目
工学部志望だと、理科の2科目は物理・化学選択が基本です。
大変ではありますが、受験ライバルも少なくなるメリットも存在します。
地方国公立だと、理科の負担が少なくなることもあります。
見栄にこだわることなく、自分に合う大学を選ぶのが1番です。
そして、大学でしっかりと学ぶことが大事になります。
工学部を志望する注意点③:夢が変化することもある
大学に入学してから、将来やりたいことが見つかることもあります。
また、今現在やりたいことが決まっていても、変化することもあります。
僕自身、プログラミングを学ぶことを学生時代には想像してませんでした。
在宅で働くことができるため、就活で選択することにしました。
そのため、勉強に打ち込むだけでなく、様々なものを自分で見ましょう。
文系理系関係なく大切なことなので、心に留めておいてください。
まとめ:工学部がおすすめな人
「工学部がおすすめの人」を解説しました。
工学部がおすすめの人
- 興味ある内容を深く勉強したい人
- 好きな分野が決まり、究めたい人
- 進路の選択肢を広く持ちたい人
工学部は、実学メインで、就職にも直結する学部です。
ただ、就職のために、工学部に入るのはズレてるかもしれません。
それでも、武器になることを作るのは必要なことになります。
やりたいことが決まっていない人が多数の世の中です。
やりたいことがあるならば、そのまま突き進んでほしいと願っています。