高校の授業がある日の理想的な勉強時間と土日の勉強時間を知りたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「受験生の平日と休日の理想の勉強時間」を紹介します。
部活を引退した受験生だけでなく、部活をしている受験生の勉強時間についても解説しています。
最後までお読みいただくと、勉強時間に関して気をつけることも知ることができます。
ではさっそく見ていきましょう。
よくある受験生の勉強時間について紹介
まずは、よくある受験生の勉強時間について紹介します。
- よくある部活生の勉強時間
- よくある受験生の平日の勉強時間
- よくある受験生の土日の勉強時間
それぞれ説明していきますね。
その①:よくある部活生の勉強時間
部活をしている受験生は、確実に自分のための勉強に使える時間を把握しておきましょう。
ただ部活により、忙しさもかなり違うので、勉強に使える時間も変化しています。
時間 | 内容 |
7時 | 起床→ご飯 |
7時半〜8時半 | 通学(単語テスト勉強) |
8時半〜15時半 | 学校 |
16時〜19時半 | 部活 |
19時半〜20時 | 通学+ご飯 |
20時〜22時 | 塾で勉強 |
22時〜22時半 | 通学(英単語など) |
22時半〜24時 | ご飯・風呂・ダラダラ |
24時 | 就寝 |
上記のような部活のある生活だと、通学中と塾の時間でしか勉強を確保できません。
勉強時間が少ないことは仕方がないので、やると決めた時間に集中して勉強することに注力しましょう。
自分で決めた時間に勉強をせずに、ダラダラとスマホを触っている方がNGです。
もう少し勉強する時間が欲しいならば、授業中の内職を考えてみてはいかがでしょうか。
-
学校の授業中の内職内容を元文転高校生が徹底解説!
その②:よくある受験生の平日の勉強時間
平日は学校があるので、4時間以上勉強時間を確保ができたら十分です。
基本的に以下のような1日になることが多いです。
時間 | 内容 |
7時 | 起床→ご飯 |
7時半〜8時半 | 通学(単語テスト勉強) |
8時半〜15時半 | 学校 |
15時半〜16時 | 学校から塾に移動 |
16時〜21時 | 塾で勉強+軽食 |
21時〜22時 | 通学(単語の勉強) |
22時〜24時 | ご飯・風呂・ダラダラ |
24時 | 就寝 |
塾で勉強する人は16時ごろに到着し、家で勉強する人は17時ごろになるかなと思います。
勉強する時間はどちらにせよ、5時間確保して、30分〜1時間ほど休憩時間として用意しておきましょう。
休憩時間は10分ほど用意しておき、目・頭を休憩する時間として利用しましょう。
- トイレ休憩
- 軽いストレッチ
- 水分補給
- 音楽を聴く
ちなみにですが、休憩時間にスマホを触ってしまうと、目が疲れてしまいます。
本日のやることが終わっていないうちは、極力スマホからは離れておきましょう。
その③:よくある受験生の土日の勉強時間
土日は学校もなく、比較的自由に勉強の時間を作ることが可能です。
時間 | 内容 |
8時半〜10時 | 起床→ご飯 |
10時〜12時 | 勉強 |
12時〜13時 | ご飯+休憩 |
13時〜15時 | 勉強 |
15時〜16時 | 休憩 |
16時〜18時 | 勉強 |
18時〜19時 | 夜ご飯+休憩 |
19時〜21時 | 勉強 |
21時〜22時 | 運動or風呂 |
22時以降〜 | ダラダラして就寝 |
基本的な受験生の土日の過ごし方はこんな感じではないでしょうか。
僕は朝一番に塾に行かないと、休むとなっていたので、土日でも7時半ごろには起きていました。
反対に寝坊してしまうと、一日勉強しなくなるなかなかの問題児でした…
その代わり次の日は早く寝て、絶対に塾に行くように備えていました。
おすすめする受験生の勉強時間とは?
まずは、おすすめする受験生の勉強時間について紹介します。
- おすすめの部活生の勉強時間
- おすすめの受験生の平日の勉強時間
- おすすめの受験生の土日の勉強時間
それぞれ説明していきますね。
その①:おすすめの部活生の勉強時間
部活が夕方・夜遅くまであるならば、朝に勉強するようにするのをおすすめしています。
部活で体が疲れた状態で勉強しても、やる気も効率も上がりません。
時間 | 内容 |
5時 | 起床 |
5時半〜7時 | 勉強 |
7時〜7時半 | ご飯+準備 |
7時半〜8時半 | 通学(単語テスト勉強) |
8時半〜15時半 | 学校 |
16時〜19時半 | 部活 |
19時半〜20時半 | 通学(英単語など) |
20時半〜21時半 | ご飯・風呂 |
21時半〜22時 | 自由時間 |
22時 | 就寝 |
夜に2時間を勉強していたのを、朝早く起きて勉強することに切り替えるのがおすすめです。
家に帰ったら勉強せずに寝るだけで済むので、部活も頑張れるかと思います。
ただし、夜遅くまで起きて早起きする計画にしてしまうと、体を崩しかねないので注意が必要です。
夜更かしするデメリット
- ネガティブになりやすい
- 生活リズムが狂いやすい
- 体調を崩しやすくなる
- 集中力が下がってしまう
-
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その②:おすすめの受験生の平日の勉強時間
僕がおすすめする受験生の平日の1日は、こんな感じになります。
時間 | 内容 |
5時 | 起床 |
5時半〜7時 | 勉強 |
7時〜7時半 | ご飯 |
7時半〜8時半 | 通学(単語テスト勉強) |
8時半〜15時半 | 学校 |
15時半〜16時 | 学校から塾に移動 |
16時〜20時 | 塾で勉強+軽食 |
20時〜21時 | 通学(単語の勉強) |
21時〜22時半 | ご飯・風呂・ダラダラ |
23時〜 | 就寝 |
朝早くから起きて勉強することで、放課後の勉強の負担を減らすことができます。
そもそも、学校の終わった後は疲れていることでしょう。
学校で勉強してきた状態で、勉強しても頭になかなか入らないことでしょう。
そのため、学校の行く前の頭がスッキリした時間に1時間半ほど勉強しておくのがおすすめです。
せっかく同じ時間で勉強をするのであれば、頭がスッキリした状態の方が得です。
認識としては、夕方の勉強時間を朝に移すということです。
その③:おすすめの受験生の土日の勉強時間
おすすめの土日の過ごし方は、朝から勉強して夜にはリラックスすることです。
時間 | 内容 |
6時半 | 起床 |
7時〜8時半 | 勉強 |
8時半〜9時 | 塾に移動or休憩 |
9時〜13時 | 勉強 |
13時〜14時 | ご飯+休憩 |
14時〜17時 | 勉強 |
17時〜17時半 | 帰宅 |
17時半〜19時 | 勉強 |
19時〜20時 | 運動 |
20時〜21時 | 運動or風呂 |
21時以降〜 | ダラダラして就寝 |
上記の例での勉強時間は、10時間ほど確保しています。
10時間以上勉強するとなると、集中力も低下してくるので、10時間で設定しています。
決めた時間を集中して勉強していたら、問題はないと思います。
むしろ、ダラダラと勉強しているふり状態になる方が危険です。
それを続けていると、勉強になかなか集中できない習慣がついてしまいます。
また勉強場所は人それぞれなので、気分転換に何箇所か持っておくことをおすすめしています。
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受験生が先に勉強する場所を決めておくべき理由
勉強時間に関して気をつけること
最後に、勉強時間に関して気をつけるポイントをみていきましょう。
- 勉強時間にこだわらない
- 座って勉強しなくていいものは、移動中に
- 自分に合う勉強時間を探っていこう
1つずつ解説していきますね。
ポイント①:勉強時間にこだわらない
受験を始めたての人ほど、勉強時間を気にする傾向がある気がします。
個人的には、勉強時間を増やしたからっていいことばかりではないと思っています。
むしろ、他のことにも余裕を持って取り込めるように、勉強時間を決めておくと充実するでしょう。
- 平日(私立・国公立部活生):2時間以上
- 平日(私立・国公立受験生):4時間半以上
- 土日(私立受験生):9時間以上
- 土日(国公立受験生):10時間以上
上記のように、1日にそれだけの時間が取れれば、良いです。
スマホやテレビなどのダラダラしている時間がなければ、このくらいの時間は確保できます。
意外とみんなできていないからこそ、改善したら有利になると思います。
また最初の方が1日3時間も勉強できなかった人も、そのうち8時間以上普通に勉強するようになったのを見てきました。
毎日コツコツと勉強していれば、体や頭が慣れてくるので、最初の段階は辛抱になります。
ポイント②:座って勉強しなくていいものは、移動中に
勉強時間を増やすことは大切かもしれませんが、移動中などの時間を活用することも大事です。
必ずしも机で勉強する必要はなく、電車の中で単語帳を見ることも勉強になります。
むしろ座って勉強すると、同じ体勢のままで疲れてしまうでしょう。
同じ学校の子で、電車でチャートという数学の問題を解いている子もいたので、演習もできそうです。
そこまでしなくてはいいですが、学校に行くならば発生する移動時間を活用することは大切です。
ポイント③:自分に合う勉強時間を探っていこう
勉強時間は、周りの例も参考にしてはいいですが、自分の納得するものを探るのがおすすめです。
自分が集中力が高まる時間帯や集中できない時間帯は、人によって違うからです。
僕は完全に朝型なので、5時とかに起きて何かをすることは多いですが、夜型の人には意味ないでしょう。
人が頑張ってるタイミングでサボって、人がサボっているタイミングで頑張る人間です。
勉強時間1つでも、自分のことを認識できる受験勉強だと思っています。
自分のことを再確認して、自分のタイプに合わせて勉強時間を設定しましょう。
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まとめ:勉強は効率を求めて行おう!
「学校がある日とない日の勉強時間」を解説しました。
隙間時間を探せば、意外と高校生でも時間は確保することはできます。
スマホやテレビなどの時間が多い人は注意が必要です。
基本的には、勉強は効率を求めて、頭がスッキリとしている朝に勉強することをおすすめしています。
ただし自分の性格に合わせて、勉強する時間帯を変更する必要があるかもしれません。
どちらにせよしっかりと集中できる時間をメインに勉強ができれば問題はありません。