浪人生になってメンタルが崩れそうです。勉強のモチベーションを維持する上で意識していたことを教えてほしいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「浪人生が受験勉強のモチベーションを維持する方法」を紹介します。
辛いこともある1年でしたが、今では後悔のないように過ごせたと実感しています。
最後までお読みいただくと、浪人生の頃に僕がモチベーションを上げるために意識していたことも紹介しています。
ではさっそく見ていきましょう。
浪人生は受験勉強にモチベーションを維持しないといけない理由
まずは、浪人生が受験勉強にモチベーションを維持しないといけない理由を解説します。
- 浪人期間の1年間は、受験勉強だけをしないといけない
- 受験終盤にメンタルが病むときがあるかもしれない
- 補足:受験勉強にモチベに頼りすぎるのはNG
それぞれ説明していきますね。
その①:浪人期間の1年間は、受験勉強だけをしないといけない
浪人生は、1年間大学に合格するために、受験勉強メインの生活をしなければなりません。
それが1日や1ヶ月だけならば、楽しくない受験勉強でも継続できるかもしれません。
ですが、基本的に、浪人生の受験生活は1年間続きます。
1年間受験勉強だけの生活を楽しいと思える人はなかなかいないでしょう。
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その②:受験終盤にメンタルが病むときがあるかもしれない
浪人生は、受験終盤でメンタルが病むときがあるかもしれません。
- 友人が先に受験を終わったとき
- 共通テストで失敗したとき
- 併願の大学が決まったとき
- 併願の大学に落ちてしまったとき
- 第一志望を下げなくてはいけないとき
1年近く本気でやってきて、結果が出なかったらどうでもよくなるかもしれません。
補足:受験勉強にモチベに頼りすぎるのはNG
よく受験勉強のモチベーションがないと相談されるのですが、僕個人としてはなくて当然と言っています。
受験勉強よりも楽しいものが溢れている世の中で、勉強する気なんて起こらなくて当然です。
ならば受験勉強をしなくていいかと言われれば、そういうわけではないです。
モチベーションに頼ることなく、受験勉強を継続できる仕組みを作ることが大切です。
勉強のやる気が出ないと悩むのではなく、どうしたら勉強に手が出る流れができるか考えることが大事です。
できないことを考えるよりも、少しでも改善していく方が楽しくなる可能性は上がります。
浪人生のメンタルの上げる方法とは?
次は、浪人生のメンタルを上げる方法を紹介します。
- 勉強して成績を上げることがベスト
- 志望校を下げることも一手
- 注意点:一度下がってしまったらなかなか戻らない
順番に解説していきますね。
その①:勉強して成績を上げることがベスト
浪人生がメンタルを上げるために必要なことは、勉強して成績を上げることです。
勉強以外のことでメンタルを戻しても、結局受験勉強に向き合うと下がってしまいます。
趣味とかも大事ですが、1ヶ月の目標を決めて達成したときとかにするとモチベ上げに繋がります。
大抵の浪人生や受験生は、メンタルが下がってしまうので、受験ってそういうものと思いながら取り組むのもありです。
めっちゃ大変なことですが、受験勉強に後悔しているなら浪人する選択はありです。
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その②:志望校を下げることも一手
メンタルが下がりすぎて、勉強に手がつかなくなってしまったならば、志望校を下げるのも一手です。
実際に僕も現役生の頃に、やる気がなくなって志望校を下げていますが、極力はおすすめしていません。
一度逃げ癖がつくと、色々逃げたくなってしまい、受験にも失敗する可能性が高まります。
もちろん今が辛いことは分かっているのですが、目先の楽だけでなく、後々後悔しない選択をとってほしいです。
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注意点:一度下がってしまったらなかなか戻らない
一度受験期にメンタルが下がってしまうと、なかなか戻らないことがほとんどです。
メンタルを戻すには、大学合格することが効果的でしょう。
反対にメンタルの下がっている原因は、行きたい大学に行けないかもしれないという不安が主な原因です。
凹むよりも、実際にどのように今後アプローチしていくか考える方が時間の効率良い使い方です。
浪人時代にモチベーション維持するために意識していたこと
最後に、浪人時代にモチベーションを維持するためにしていたことをみていきましょう。
- 朝は開校時間と同時に行く
- スマホを持たない
- 息抜きすることも大切
- 1回失敗していることを忘れない
- 成績伸びないと考えると面倒なので、数こなす
順番に解説していきます。
その①:朝は開校時間と同時に行く
モチベーションを維持する方法として、塾に一番に行くことを行っていました。
勉強が一番できない分、塾に行く時間だけは一番で、モチベーションを保っていました。
受験勉強で、達成感を得られるのは、基本的に模試か大学合格のときだけです。
普段から一番を取ることで、モチベーション維持に繋がるのではないでしょうか。
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その②:スマホを持たない
浪人時代にスマホを持たないことも、モチベーション維持になります。
SNSが気軽に見れないため、周りと比べてしまうこともなくなります。
流石にスマホ解約までできない人には、以下の方法がおすすめです。
スマホ依存を防ぐためには
- スマホの使用時間を設定する
- スマホをいじる理由を把握する
- スマホの使い方を変えてみる
- マインドフルネス瞑想をしてみる
- セキュリティソフトの機能を活用する
- スマホとの距離感を見直す
- スマホ依存対策アプリを使う
- スマホをオフラインモードにする
自分に合った方法で、受験生活の間、スマホをうまく付き合うことをおすすめします。
その③:息抜きすることも大切
浪人生のしないといけないことは受験勉強ですが、長時間の勉強はストレスが溜まります。
受験勉強を長期間継続するためには、息抜きすることも大切です。
好きでもないことで、同じようなことをずっとしていたら、いやでもストレスが溜まります。
受験勉強はストレスが溜まるものと捉えて、息抜きする方法を探す方が大切です。
無理して限界まで挑戦することも大事ですが、結局続かないことがほとんどなので、息抜きも大切にしましょう。
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その④:1回失敗していることを忘れない
浪人生は一度受験に失敗していることを忘れてはなりません。
- 学力が届かず第一志望に落ちた人
- 滑り止めの大学も含め全て落ちた人
- 部活が遅い時期まであり、勉強があまりできなかった人
- 体調不良や家庭の事情で、大学入試の学力をつけたい人
- 通信制の高校に通って、カリキュラムが大学受験に間に合わなかった人
浪人する理由はそれぞれあると思いますが、1年遅らせてまで受験するチャンスを得ていることはみんな同じです。
勉強を自分からわざわざやらしてもらっていると、考えるとメンタルは維持して当たり前の状態になります。
悔しかった思い出などがあれば、そのときの感情をメモしていつでも見返せるようにしましょう。
その⑤:成績伸びないと考えると面倒なので、数こなす
成績が伸びないなと考えているだけでは、成績は伸びません。
実際に今足りていないものを探し出して、勉強・行動するのみです。
大抵具体的な改善策として挙がるのが、数が足りていないです。
- 〇〇が覚えられない→まず10周やってみる
- 〇〇の問題ができない→アウトプットの数を増やす
できないことを考えていても、現状は変わらないので、とりあえず数を増やして覚えるまでやる方が楽です。
最低7回やって出来なければ、やり方を変えるか考えるくらいで、最初は数で勝負をしましょう。
まとめ:モチベーションは日々の生活から
「浪人生のモチベーション維持の方法」を解説しました。
基本的には、日常的にモチベーションを保つための行動をすることが大切です。
模試は月に1回程度で、結果が出ない限り、普段の勉強は楽しくなくなってしまいます。
塾に1番に行くなどと、日常的にできることからやる気を維持していきましょう。