浪人生活に後悔していることはありませんか?浪人を振り返ってみて思うことがあれば教えてほしいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「浪人期を振り返って後悔していること」を紹介します。
記事を書いている今は大学4年生で、浪人生活から3年近く経っています。
最後までお読みいただくと、浪人について思うことも紹介しています。
ではさっそく見ていきましょう。
浪人期を振り返って後悔していること
まずは、浪人期を振り返って後悔していることを解説します。
- 2次の勉強ばかりで、共通テストの勉強から逃げていた
- 休憩時間を意図的に作ればよかった
- どこまで頑張るかの基準を作ればよかった
- 結論:今が楽しいから正直ない
それぞれ説明していきますね。
その①:2次の勉強ばかりで、共通テストの勉強から逃げていた
僕は現役のときに、国公立理系から私立文系へと逃げていきました。
そのため、浪人生になったときには国公立文系から逃げずに頑張ると決めて、記述対策に1日の大半を費やしていました。
国公立志望の方はすでに知っていると思いますが、先に2次試験よりもマーク試験があります。
2次試験ができても、共通テストでできなかったら出願するかためらいます。
浪人していることもあり、失敗は許されない状態だったため、あまりチャレンジしたくないというのが当時の本音です。
国公立志望で、2次試験ばかり勉強している人は、浪人生のチャレンジはリスクがあると抑えておいてください。
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その②:休憩時間を意図的に作ればよかった
浪人期は1時間半ほど勉強して10分休憩することを行なっていましたが、半日ほど休憩する日も作ればよかったと思います。
浪人期においては1年という期間頑張れるかもしれませんが、その後の人生毎日休憩なしで勉強することは難しいです。
休憩が必要ないくらい、好きなこと・仕事を見つけることも大切ですがね。
浪人期に休憩なんか要らないと思う人もいるかと思いますが、理由は他にあります。
休憩することで、人生に遊び心ができるからです。
浪人期間中は大学受験がゴールですが、人生のゴールは大学合格ではありません。
今後60年以上自分が幸せに生きることができたら、大学なんてどこでもいいかなと思います。
ただ世間的に良いと言われる大学に入るほど、色々な価値観に出会え、考えが豊かになる可能性は高いです。
その③:どこまで頑張るかの基準を作ればよかった
浪人生は、無駄を省けば睡眠・食事時間以外勉強することも可能です。
そんだけ勉強したら後悔ないでしょうが、基本的に1年間続けるのは難しいそうですよね。
実際に続く範囲の後悔のない範囲を浪人初期の段階に決めておきましょう。
- 朝9時から勉強を始める
- 18時までは勉強する
- 毎日3科目以上勉強する
- 〇〇単語帳・問題集を完璧にする
結論:今が楽しいから正直ない
今が楽しければ、過去を後悔することはありません。
その過去がなければ、楽しんでいる今はないということだからです。
当時は辛いことがあったが、それを乗り越えたから今があるのです。
反対に今納得していないのならば、あの時の後悔があるのかもしれません。
浪人中に意識してやっていたこと
次は、後悔しないために浪人中に意識していたことを紹介します。
- 後悔しないまで勉強すること
- 朝の開校時間に行って、勉強する
- 周りに流されれずに勉強したこと
- 現役生のときよりも成長する
順番に解説していきますね。
その①:後悔しないまで勉強すること
浪人期を後悔しないために4月に立てた目標があったので、紹介します。
浪人期の7つのルール
- 朝9時〜夜9時の12時間勉強する
- 隙間時間に暗記して、机で演習を多く
- 1人で勉強する
- 志望校を途中で変えない
- 息抜きは数学の問題や漢字
- 勢いよりも継続力を大切に
- 1週間で見て、全科目まんべんなく
これを決めて、浪人期にやりきろうということを大切にしました。
完璧とまでは言えませんが、8〜9割ほどはやり切れたのかなと思います。
そのおかげもあり、後悔なく納得するまで勉強できたのではないでしょうか。
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その②:朝の開校時間に行って、勉強する
浪人期を後悔しないために、朝から勉強することも意識していました。
受験勉強の成績で1番になることよりも、塾に1番に行くことの方が簡単です。
何事も上を目指さないと、気持ちも下がってしまう一方です。
上を目指すことや負けたくないという気持ちが、モチベーション維持に繋がることがあります。
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その③:周りに流されれずに勉強したこと
浪人生活に関わらず、受験勉強は1人でしないといけないものです。
要は、学んだことを分かるだけでなく、理解して使いこなせるレベルまで必要です。
そのためには何度も復習して、体に染み込ませることが重要になってきます。
受験勉強とは、周りは関係なく自分がどのくらい頑張ったかにかかっています。
その④:現役生のときよりも成長する
浪人するからには、現役生のときよりも成長したいですよね。
学力的にもですが、人間的にも成長することができる可能性は大いにある期間です。
勉強面で成長することができると言えば、納得できる勉強量をこなることのみでしょう。
人間面で言うと、嫌いなことから逃げないことや最後までやり切るという部分ではないでしょうか。
ただ言い換えると、受験勉強だけすればOKな期間でもあります。
苦手なことでしょうが、最後まで頑張ってやり切る経験をしたことがない人には最高の環境です。
浪人について思うこと
最後に、浪人について思うことを紹介します。
- 限界まで挑戦できる良い機会
- 言い訳よりも行動が大切と実感
- 辛いしダサイけど、おすすめできるもの
順番に紹介していきます。
その①:限界まで挑戦できる良い機会
浪人生は、受験勉強に限界まで挑戦できる機会です。
残念なことに、全ての人に浪人するチャンスが与えられている訳ではありません。
家庭の事情で、現役で大学に進学しないといけない人や就職している同級生もいます。
それを踏まえて、周りに感謝しつつ、与えられた環境を後悔ないまでやりつくす必要があります。
その②:言い訳よりも行動が大切と実感
実際に浪人生活を送ると、行動が大切だということを実感しました。
頭で計画を考えているだけで、満足してしまう部分があります。
結果を出すためには、言い訳せずに行動することが全てです。
受験勉強だけに限らず、スポーツなどの全てのことでも同じことが言えるでしょう。
行動が大切ということは、受験勉強を経験して得られたものだと思います。
その③:辛いしダサイけど、おすすめできるもの
浪人期の勉強は辛いし、本当にしんどい時期もあります。
それに勉強ばかりに打ち込んでいるって、なんかダサいイメージがあるかもしれません。
そうではないと個人的には思うのですが…
何がを一生懸命頑張るときは、大抵がむしゃらに周りのこと気にせずに頑張るはずです。
スポーツを頑張るように勉強を頑張ることも格好良いことと思います。
そんな大変な勉強を1年間やり続ける浪人ですが、実際にやってみた結果として、やってよかったの一言です。
まとめ:浪人期を後悔のないように過ごすのみ
「浪人期に後悔していること」を解説しました。
現役だけでなく、浪人生活まで失敗したくない人がほとんどでしょう。
それならば浪人生になってからは、どのくらい頑張るか自分なりの基準を持って過ごすことが肝心です。
基準は志望校や現状によって違うので、僕が実際に意識していたことは参考程度で問題ないです。
この辛い期間を乗り切ると、人間的に成長できる可能性も十分にあります。