大学入試直前には何を勉強をすればいいですか?何個か挙げてくれると助かります。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「大学入試直前にしておくべき勉強内容」を紹介します。
大学入試直前にすることが分からない人もいます。
基本的には、入試本番で問題が解けるように準備しましょう。
最後まで読むと、直前に勉強するのはおすすめしない内容も知れます。
では、さっそく見ていきましょう。
過去問の分析・解き方の確認
まずは、過去問の分析と解き方の確認について紹介します。
- 本番に今の勉強を活かす
- 解く順番・配分を決める
それぞれ説明していきます。
理由:本番に今の勉強を活かす
過去問は、本番の問題で能力を発揮するために取り組むものです。
〇大に合格するだけの人と課題意識を持つ人では、差が広がる一方です。
点数を気にしがちですが、やることを見つけ出すことが大事です。
意識すること:解く順番・配分を決める
過去問を分析する際には、やっておきたいことがいくつかあります。
過去問分析のTodo
- 出題頻出の高い問題の確認
- 問題を解く順番を決める
- 大問毎の目標得点を決める
- 何があれば伸びるか分析
過去問を見て、先に解く順番を決めておきましょう。
そうすることで、当日も時間のロスを少なく受験できます。
受験は、入試日という最後の時間が設けられています。
その中、出来ることを1つずつ潰していくのが、合格の近道です。
全部に手をつけると、何も進んでいないことになりかねません。
あれこれと欲張らずに、優先順位を作成することをおすすめします。
そのためには、全体像を知っておくことが大事になります。
基本事項の暗記作業
次は、基本事項の暗記作業について紹介します。
- 悪い意味で差をつけない
- やったことを確実に出す
それぞれ説明していきます。
理由:悪い意味で差をつけない
基本的に、入試問題は、学校の期末テストよりも難しく作られています。
満点どころか50%確保できれば、合格できる大学もあります。
皆が解ける問題を落とすと、周りに差をつけられます。
確実に点数を確保する内容と言えば、基本的な暗記の部分になります。
英単語が知らずに解けなかったならば、それを覚えるはずです。
- 英単語・古文単語
- 漢文の句形
- 英文法・古典文法
- 数学の公式・漢字
基本的なことは、すぐに出るように、確認しましょう。
何度も繰り返して、覚えていくことしか方法はありません。
意識すること:やったことを確実に出す
解いたことのない問題の解き方に気づくことは、難しいことです。
ですが、類似問題を解いていたら、それをヒントに答えを出せます。
新規の問題でも、知識問題でも、学んできた知識を使って解けます。
直前は、学んできたことを確実に出せる暗記をしましょう。
むしろ、普段から暗記は問題解くためと意識しておけば、問題ないです。
入試本番は、やってきたことしか出せないため、普段が大事になります。
凡ミス・苦手分野の確認
次は、凡ミスと苦手分野の確認について紹介します。
- 凡ミスで失点をしない
- 問題集や模試を確認する
順番に解説していきます。
理由:凡ミスで失点をしない
大学入試では、合格最低点周辺に多くの受験生がいると言われています。
1つのミスが合否を分けることなんて、よくある話です。
それも、普段よくするミスで落ちたら、残念で済まないでしょう。
普段からどんな凡ミスしてるかメモし、演習ときに意識しましょう。
凡ミスを集めると、意外と同じミスで間違えていることもあります。
凡ミスも分からない問題も、得点上では同じミスです。
しょうもないミスは、対策することで減らすことができます。
1枚のプリントにまとめておき、常に見れる状態にしましょう。
意識すること:問題集や模試を確認する
受験直前期には、過去に使った問題集で、間違える傾向を調べましょう。
似てる分野で、間違えることが分かるかもしれません。
それとも、根本の深い部分が理解できてないかもしれません。
昔解いたものを時間を空けて確認すると、当時と違う課題が見えます。
もちろん、実力を試したいならば、直前期でも問題演習はOKです。
直前期に、そんなに多くの問題を解く必要はありません。
ただ、課題を探すための過去問演習ならば、問題ありません。
直前に勉強するのがおすすめではないこと
最後に、直前に勉強するのがおすすめではないことを紹介します。
- まとめノートを作ること
- 新しい問題を解きまくる
- インプットばかりする
1つずつ解説していきます。
その①:まとめノートを作ること
受験直前に、まとめノートを作成することは、おすすめしません。
まとめノートを作らない理由
- 内容が重要か分からない
- まとめるのに時間がかかる
- まとめる作業に満足する
まとめノートを作成するならば、参考書に直接書き込むかプリント1枚に端的にまとめます。
結局、入試本番で覚えれていたら、手段はなんでもOKです。
それならば、時間のかからない方法を選ぶ方が効率が良いなと思います。
その②:新しい問題を解きまくる
受験期直前には、新しい問題ばかり解くことは、おすすめできません。
しっかりと目的があって、新しい問題を解くならば、問題はありません。
ですが、とりあえず過去問ならば、絶対にやめておきましょう。
問題を解くにしても、大問1つずつ解くことがおすすめです。
1つに集中することで、復習に全力を注ぐことができます。
そして、今後の課題も明確に見え、今の優先事項が分かります。
直前期は、今の優先事項に敏感にあるべきです。
最低2週間前には、演習をしなくていい状態にするのが利用です。
そのためにも、計画的に勉強を行うようにしましょう。
その③:インプットばかりする
受験期直前では、暗記・復習がメインですが、注意は必要です。
一般的には、暗記は覚えるだけと捉えがちです。
実際のところは、問題を見て覚えたものを引っ張るものになります。
よくある例として、見たことはあるけど、出てこないあれです。
大学の出題形式に関わらず、単語から引っ張ることは大切なことです。
覚えただけではなく、問題からアプトプットすることも行いましょう。
まとめ:直前の勉強は苦手発見と復習がメイン
「大学受験直前の勉強するべき内容」を解説しました。
志望大学の過去問に添いながら、得点を上げる勉強しましょう。
その具体的な行動として、主に苦手発見と復習が挙げられます。
また、入試本番は、今までやってきたことを出す場として捉えましょう。
いきなり新しいことは、基本的にできないものな気がしてます。