文転したけど、苦手科目で困ってます。文転決断中だけど、選択科目が決まらないです。
こんな疑問に答えます。
文転する前にも、文転した後にも、様々な悩みがあります。
この記事では、「文転後の苦手科目のやり方」を紹介します。
記事の途中では、文転の選択科目の選び方のコツもまとめてます。
最後までお読みいただき、自分に合った受験科目を見つけましょう。
苦手科目の理由と最初のうちにやるべきこと
苦手科目で詳しく紹介する科目は、以下の3つです。
- 数学が苦手な人向け
- 国語が苦手な人向け
- 社会が苦手な人向け
1つずつ解説していきます。
苦手科目①:数学が苦手な理由とやること
もともと理系だからといって、数学が得意とは限らないでしょう。
理系の中には、数学が苦手な人もいるかと思います。
よくある苦手な理由は上記の通りです。
中学までは公式・解答暗記でどうにかなることが多かったかもしれません。
ですが、高校数学では学習する内容量が増えています。
そのため、暗記だけで進むと、つまずいてしまう人も多いです。
ただ、数学では意識するポイントを抑えると、暗記時に役に立ちます。
数学を勉強するときの注意点
- 公式の理屈を暗記
- 計算の過程を意識して暗記
- 暗記事項を合わせて演習
ただ単に覚えるのではなく、過程を意識して覚えるのが大事です。
そうすることで、問題演習のときにも使えるようになります。
実際に問題を見たときに、解けそうを意識して覚えましょう。
また数学が苦手な文転生だと、数学を受験しないという方法もあります。
社会科目の負担が増えますが、私立文系ならば、数学が必要ありません。
苦手科目②:国語が苦手な理由とやること
元々理系だと、国語を勉強してこなかった人もいるはずです。
文系では国語は大切な科目なので、丁寧に説明していきます。
よくある国語が苦手な理由は、上記の通りです。
また、国語は、何をしたらいいか分からないという意見もよく聞きます。
そのため、細分化して、現代文と古文・漢文を分けて考えましょう。
まずは古文・漢文の暗記から伸ばしてあげましょう。
古文漢文は暗記さえすれば、得点は安定しやすい科目です。
特に漢文に関しては、1ヶ月で8割近く取れるコスパの良い科目になります。
国語を勉強するときの注意点
- 語彙・漢字・単語の暗記
- 問題の解き方を勉強する
- 問題演習で文章に慣れる
国語も数学と同様に、最初は暗記をメインにやっていきましょう。
前提知識がないと、勉強にならないため、大事なことです。
先に覚えることで、文章を解くための勉強に集中できます。
何を勉強したらいいか分からない人は、基礎を固めるのがおすすめです。
その例として、暗記部分を順番に固めていきましょう。
苦手科目③:社会が苦手な理由とやること
理系だと、社会科目が苦手だという人もいるのではないでしょうか。
その理由は、理系の頃は、社会科目の優先順位が低いからです。
共通テストの社会科目も1つで、配点もあまり大きくありません。
そのため、社会を勉強する時間がそもそも確保してませんでした。
よくある社会科目が苦手な理由は、上記の通りです。
内容が頭に入らない悩みで、覚えられないことが原因です。
ですが、そんな人に意識してほしいポイントがあります。
社会を勉強するときの注意点
- 流れを意識した暗記を行う
- 楽しい暗記方法を試行
- インプットばかりはNG
覚えられないならば、知ってる状態にすることを行いましょう。
別に、いきなり完璧に覚えないといけないと気構える必要はありません。
入試当日までに覚えていれば、良い話だけです。
そのため、苦手だと感じるうちは、単純に勉強してみましょう。
最初から完璧主義になることなく、全体像を掴む学習をしましょう。
そうすることで、流れを通して知識を理解することができます。
それに、徐々に1周するペースも上がっていくことになります。
何度も見ることができるので、勝手に覚えた状態も作れます。
ゆっくりと勉強するよりも、まずは全体像を掴むことから始めましょう。
文転後の選択科目の選び方
選択科目で詳しく紹介する科目は、以下の2つです。
- 理科基礎2科目の場合
- 社会2科目目の場合
場合別で紹介していきます。
選択科目の悩み①:理科基礎2科目の場合
基本的に、理系の頃の理科2科目を引き継ぐのがおすすめです。
そのままの方が、他の科目に力を割けるため、合格の確率が高まります。
僕は化学・物理を選択し、化学・物理基礎に移行しました。
もし理系の頃に、理科の科目選択を失敗したならば、変更したいでしょう。
理科基礎の特徴を踏まえながら、変更することも選択肢としてありです。
暗記が得意な人であれば、生物・地学の組み合わせがおすすめになります。
反対に、暗記が得意ではないのであれば、物理・化学と選ぶと良いです。
自分の性格を考慮して、考え直すことも大事になります。
文系で1番メジャーな理科基礎の選び方は、「生物×化学」です。
ですが、それはそもそも文系にいた人が選んだものです。
選択科目の悩み②:社会2科目目の場合
社会1科目目は、理系で学んできた科目をそのまま使います。
社会2科目目は完全に独学になるため、1つ目は同じ科目にしましょう。
僕は地理を選択していたので、そのまま地理を選びました。
文転での問題は、社会2科目目の選択になります。
志望校によっては、社会2科目目に指定がある場合が存在します。
もし、指定があるならば、その科目を勉強すると決めましょう。
ただ、社会2科目目の指定がないならば、自分に合う科目を選びましょう。
理系の頃に、この3科目のどれかを選んでる人がほとんどでしょう。
この科目は、よほど苦手ではない限り、固定をおすすめします。
公民科目に関しては、国公立上位校になると、倫政が必須になります。
そのため、倫政を選ぶしか選択肢がないケースも存在しています。
倫政は、倫理と政治経済の内容を全部学ぶということです。
つまり倫政は、1つに社会2科目分が詰まっている科目です。
また、現代社会はそれが浅く広く学ぶ内容で、深さに違いがあります。
指定がないならば、現代社会・倫理・政治経済を選びましょう。
ちなみに私立大学も考慮すると、政治経済で受験できる大学が多いです。
第一志望だけでなく、抑えの大学にも合わせた科目選択をしましょう。
まとめ:文転後の苦手科目・選択科目について
「文転後の苦手科目や選択科目」を解説しました。
できる限り、理系の頃に学んでいた教科をそのまま使うのがおすすめです。
ですが、そうはいかない場合もあります。
そのときは覚悟を決めて、その科目に打ち込むだけです。
文転することで遅れをとっている現状ですが、勝負はこれからです。
勉強を継続することで、まだまだ成績は伸びていきます。