文転で現役合格するなら、私立文系のほうがいい?でも、なぜか私立はためらっています。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「現役合格を目指すなら私立文系がおすすめな理由」を紹介します。
僕自身、文転をし、浪人後に国公立大学に進学しました。
また、文転生が私立文系に変えるのをためらう理由も知れます。
最後までお読みいただき、自分の文転後の進路を決めていきましょう。
なぜ現役合格するなら私立文系がおすすめなのか?
現役合格するなら私立文系がおすすめな理由は、以下の4つです。
- 受験科目が減るから
- 多くの学部を受験可能
- 偏差値の高い大学に進学
- 募集人数が比較的多い
1つずつ解説していきますね。
私立文系がおすすめな理由①:受験科目が減るから
私立文系志望だと、受験科目が3科目に減ります。
そのため、科目の負担が減り、現役合格しやすくなります。
国公立志望だと5科目あり、受験レベルまで仕上げるのは大変です。
文転している分、複数科目で遅れをとっているため、なおさらです。
国公立文系の受験科目
- 英語
- 国語
- 数学1A2B
- 社会2科目
- 理科基礎2科目
私立文系だと、3科目に絞れるため、科目数の負担が減ります。
受験科目が減った分、文転の遅れを間に合わせれる可能性が増えます。
私立文系がおすすめな理由②:多くの学部を受験可能
私立大学は、複数の大学・学部を受験することができます。
国公立大学受験は、前期・中期・後期の3回しかチャンスがありません。
しかし、私立大学であれば、同じ大学を何度も受験することができます。
- 2/1にA大学の〇〇学部
- 2/2にA大学の□□学部
- 2/3にB大学の〇〇学部
- 2/5にA大学の△△学部
多くの大学を受けれる分、現役でどこかに受かる可能性は高いです。
ただ、その考えが正解なのかは、人によって違います。
大学や学部にこだわりもある人もいるはずですと。
僕の場合、4年間通う大学なので、正直妥協はしたくありませんでした。
だからこそ、浪人を決めて、受験勉強に向き合うことにしました。
私立文系がおすすめな理由③:偏差値の高い大学に進学
受験科目を絞ると、偏差値は高くなっていきます。
そのため、偏差値という視点で見ると、高くなることがよくあります。
国公立の東大より、早稲田・慶應義塾は偏差値は高いです。
ただ、5科目で偏差値65と3科目で70を比べるのはどうかと思いますが。
それでも、受験生からしたら魅力的に映ることは、仕方がありません。
とりあえず、偏差値思考になっている人も意外といます。
しかし、偏差値と入学難易度は全く別物というのはよくある話です。
また私立大学には、指定校推薦があり、表面で判断するのは注意です。
私立文系がおすすめな理由④:募集人数が比較的多い
私立大学では、募集人数が比較的多く、多くの人が受かりやすいです。
大学にもよりますが、1学部で1000人を募集してる学校もあります。
併願で、入学しない人も一定数おり、多めに合格にしています。
もちろん、人数が多ければ受かりやすいという話ではありません。
ですが、多くの学生を受からせてくれる方が可能性はありそうに見えます。
そのため現役合格するには、私立文系がおすすめです。
現役合格と言っても、第一志望に受かりやすい訳ではありません。
併願校を駆使して、どこかに進学すれば、浪人を避けれるだけです。
なぜ文転をするときに私立文系をためらうのか
文転するときに、理系の人が私立をためらうな理由を解説します。
- 元国公立理系志望が多い
- 私立理系の学費が高い
順番に解説していきますね。
私立をためらう理由①:元国公立理系志望が多い
文理選択で理系を選んだ人の多くは、国公立理系志望でしょう。
僕の高校のクラスでも、8割以上が国公立理系志望という感じでした。
そのため、文転後も当たり前のように、国公立志望になりがちです。
せっかく理系として研究するならば、教授が手厚い方が嬉しいです。
そのイメージのまま、文転しているため、私立文系に抵抗を持ってます。
私立をためらう理由②:私立理系の学費が高い
私立理系の学費は、他と比較して高い部類に入ります。
1年だけで比べても、数十万の差があることがほとんどです。
私立理系大学の中には、1年間で150〜200万円する大学もあります。
それが4年間となると、より大きな差が生まれてしまうことになります。
理系だと、私立の学費は高いため、私立にマイナスの印象を持ちます。
学費を払うのが誰であれ、多くの費用がかかってしまいます。
できる限り安く抑えたいため、私立文系をためらうのではないでしょうか。
文転して私立文系に進んでもOKな人の特徴
次に、文転後に私立文系に進んでもOKな人の特徴を解説します。
- 元私立理系志望の学生
- 数学2Bが苦手な学生
- やりたいことが決まってる学生
- 有名大学に行きたい学生
1つずつ解説していきます。
特徴①:元私立理系志望の学生
私立理系志望から、文転する学生は、私立文系の選択を取るでしょう。
私立理系から文系の科目変化
- 英語
- 数学Ⅲ→2B・社会どちらか
- 理科1科目→国語
私立理系から文系に移動するとなると、英語はそのままです。
少ない人ならば、現代文・古文漢文の勉強を始めるだけでOKです。
ただ、国語は周りと点差がつきにくい科目です。
英語・数学で勝負できるとなると、文転でも有利な状況を作れます。
点差の付きやすい2科目で勝負をすることも検討してみましょう。
特徴②:数学2Bが苦手な学生
現役合格の視点から見ると、数学2Bが苦手な人は、私立が良いです。
国公立文系受験となると、受験科目が多く、文系の人に遅れをとってます。
遅れがある分、理系科目で差をつけれる方が現役合格の可能性は高まります。
そのため、元理系の強みを活かすことが、現役合格には必要です。
そして、勉強してない科目を伸ばしていく戦略になります。
ただ、英国社が得意で、数学が苦手な方は例外です。
おそらく、英国社が得意な時点で、文系に進んでいると思います。
なので、文転後は、数学メインに取り組む方針で問題ありません。
特徴③:やりたいことが決まってる学生
大学で勉強したいことが決まって、文転を決断したはずです。
その中で、力を入れている学部で勉強したい学生に私立はおすすめです。
- 早稲田大学:政治経済学部
- 中央大学:法学部
- 上智大学:外国学部
それぞれの大学には、看板学部というものがあります。
大学のレベルに関わらず、ここで学びたいと思う学生もいます。
大学は、1つの学問を極めていく場所と言われています。
もし、進路が決まっているならば、大学はどこでも良いという人もいます。
偏差値よりもあくまで、自分の思考が中心と考えれている学生になります。
特徴④:有名大学に行きたい学生
やりたいことが決まっておらず、有名大学に行きたい人もおすすめです。
現役で合格するとなると、私立大学の方が入りやすいです。
大学の選び方も人それぞれで、自分の思考に合うものを選びましょう。
大学の選び方に正解・不正解は存在してません。
まとめ:私立文系は現役合格におすすめ?
「文転で現役合格するなら私立文系がおすすめな理由」を解説しました。
現役合格にこだわりがあるかないかで、この問題は変わってきます。
ですが、やりたいことが決まってるならば、どちらでも良いが本音です。
自分の中で納得した答えを出して、それに向かって進めば問題ないです。
その選択に自信を持って、前に進んでいくことの方が大事と思います。