大学受験の英解釈対策ができる本が知りたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「基礎英文解釈の技術100の使い方」を紹介します。
現在、英解釈対策をしたいけど、どの参考書を使えばいいか悩んでいる人に向けての記事ともなっています。
もちろん、実際に基礎英文解釈の技術100を使っている方にもおすすめの内容です。
僕が実際に使っていた参考書で、参考になる部分も多くあるので、最後まで読んでいただけると幸いです。
ではさっそく見ていきましょう。
基礎英文解釈の技術100とは?
まずは、基礎英文解釈の技術100の特徴を紹介します。
- 基礎英文解釈の技術100の基本的情報
- 基礎英文解釈の技術100はいらない?
順番に解説していきます。
その①:基礎英文解釈の技術100の基本的情報
「基礎英文解釈の技術100」はピアソン桐原が出版している参考書です。
英解釈100の概要
- おすすめの人:英文解釈対策を行いたい人
- ページ数:228ページ
- 費用:1,485円
- 進めるペース:1日3題〜ずつ
- 注意点:どの構文を使っているかを覚える
基礎英文解釈の技術100という名前ですが、レベルは少し高い参考書で、初学者にはおすすめしません。
中身としては、演習問題が100題収録されており、難関レベルの英文を読み解く力をつける参考書です。
志望校で日本語訳の記述が必要な人は、しっかりと対策を行なっておきましょう。
ただ英単語が知らない状態が多いと、英文を解釈する際に時間がかかってしまいます。
また、基礎英文解釈の技術100以外にも、おすすめの英解釈の参考書があります。
上記の参考書どれか一冊を全体通して理解できれば、どの参考書でも問題ありません。
文章を読むために構造を理解することが目的なため、どの参考書でも理解できたら関係ありません。
もちろん学校で指定された解釈本があるならば、それを利用するのもOKです。
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基礎英文問題精講の使い方を解説【英文解釈対策のための参考書】
その②:基礎英文解釈の技術100はいらない?
基礎英文解釈の技術100は英解釈の参考書で、やる意味があるのと思う方もいるでしょう。
個人的にはかなり必要な参考書で、しっかりと1冊極めると英語の実力がつくと思います。
難しい構文を理解できると、英語に自信がつき、長文でも素早く読めるようになります。
ただそこには、英単語や英文法が固まっている前提があります。
英単語が分からない状態だと、何が課題か分からずにダラダラと時間だけ過ぎていくケースが多いです。
ただ、必ずしも基礎英文解釈の技術100で対策する必要はないかなとも思います。
自分の志望校の文章が読めるレベルになっていれば、問題ありません。
基礎英文問題精講は少し難しい印象があり、英解釈100で対策するのがおすすめです。
テスト本番で初見の文章の構造を理解しながら、日本語訳で読めたらどれでもOKです。
基礎英文解釈の技術100の使い方
次に、基礎英文解釈の技術100の使い方を紹介します。
- 基礎英文解釈の技術100の内容
- 基礎英文解釈の技術100の使い方
- 基礎英文解釈の技術100はいつから使う?
順番に解説していきます。
その①:基礎英文解釈の技術100の内容
基礎英文解釈の技術100は、英文解釈をするための参考書です。
この英文解釈参考書では、100個の入試レベルの文章が用意されています。
内容は比較的難しいため、前から理解できるまで何度も繰り返すことがおすすめです。
英解釈はどの文章を読むにあたっても必要なスキルですが、入試問題内で難しい構文が出てくることはレアです。
基本的に難しくない構文の中に、時々解釈しずらい文章が混じっています。
よくある難解なパターンを学びつつ、分からない構造があれば質問してでも解決することが重要です。
関係代名詞や不定詞など、どの文法が使われているか把握しながら、解説見てながら理解しましょう。
その②:基礎英文解釈の技術100の使い方
基礎英文解釈の技術100は、英解釈対策が可能な英単語帳です。
大学入試レベルの難解な英文を読むために、インプット用の教材として利用しましょう。
基礎英文解釈の技術100は何周もこなして覚えていくことが大切です。
むしろ1回で覚えようとして、途中で挫折しないようにしましょう。
3周目までは解説見て理解できるか確認を行い、それ以降から自力で解答を再現できるかと思います。
英解釈で意識すること
- 模範解答を信じすぎない
- 構造を使って文意を把握していく
- 分からない単語はメモして覚えておく
特に模範解答のような100パーセントの解答を目指すと大変です。
英解釈の模範解答は、英語が得意な大人たちが長時間話し合って完成されたものです。
最初のうちは、模範解答を気にせず根拠を取れているか見ていくだけでOKです。
周りの受験生も同様なため、周りと差がつかない解答ができれば、気にする必要はありません。
その③:基礎英文解釈の技術100はいつから使う?
基礎英文解釈の技術100は、以下の時期に始めるのがおすすめです。
おすすめの開始時期
- 英語が得意な人:学校の授業と並行して
- 英語が苦手な人:英文法の勉強終了後
- 受験生:高3夏休み以降から始める
英語が得意な人でも、英単語・英熟語・英文法を学校の授業で固めつつ、挑戦できる内容です。
しっかりと基礎を固めていると、解説を見たら理解できる状態になっていると思います。
英解釈勉強のために、3周くらいして構造把握に慣れていった記憶があります。
英文解釈の対策をする時期は早い方がいいですが、高校3年生秋頃までにと覚えておけば、大丈夫です。
もしやることができていないのに、焦っても初めても得られる効果は少ないです。
そのため、順番に前から終わらせていくことが大切です。
基礎英文解釈の技術100のレベル
最後に、基礎英文解釈の技術100のレベルを紹介します。
- 基礎英文解釈の技術100がおすすめな人
- 基礎英文解釈の技術100の時間の目安
順番に解説していきます。
その①:基礎英文解釈の技術100がおすすめな人
基礎英文解釈の技術100がおすすめな人は、以下の通りです。
- 英解釈の対策が必要な人
- 英文法の基礎確認したい高校3年生
- 英解釈のレベルを上げたい難関大志望受験生
英解釈は感覚的な要素もありますが、使われている構造から文意を取っていくことが重要です。
ただ、1文だけ抜粋されていることも多く、前から推測できない点がこの系統の参考書のデメリットです。
そのため、構造だけに特化した学習を行うことを意識する必要があります。
反対に英語の基礎ができていない人や英文法に苦手意識がある人にはおすすめしません。
基礎英文解釈の技術100は難しいため、苦手な人が行うと、途中で挫折してしまう可能性も十分にあります。
もし基礎英文解釈100を使用するならば、しっかりと基礎を固めてから挑みましょう。
基礎英文解釈100のレベル
- 偏差値50〜
- 共通テスト6割程度
- 標準レベル
基礎英文解釈100は、色々な難解な解釈問題に対応する用の参考書で、初学者が利用する参考書ではありません。
基礎の部分が固まってきて、難しい文章を読むコツが知りたい際に利用しましょう。
その②:基礎英文解釈の技術100の時間の目安
基礎英文解釈の技術100は、全部で100問ある英解釈メインの参考書です。
とにかく最初の段階は浅く広く学習するために、1日3ページ以上進めるのがおすすめです。
おすすめの時間の目安
- 1週目は、とにかく早く全体を通す
- 2〜3周目以降は、分からない問題の解説を見る
- 4周以降から1日8章以上通すスピードで
早い人でも2ヶ月以上はかかるため、夏休み終了頃を目安に始めましょう。
ただし、他の受験科目の勉強もしているため、なかなか英解釈に時間を確保できないのが現状でしょう。
僕の場合は、英単語と英文法が終わるまで長文・解釈対策をしないと決めて勉強していました。
夏休み頃・以降に英文解釈や長文や英作文の対策をメインにするために、それまでは基礎を固める認識でOKです。
まとめ:英文を読み解くため解釈対策
「基礎英文解釈の技術100の使い方」を紹介しました。
この本1冊で、大学受験の基本的な英解釈を確認することが可能です。
ただ解釈だけ抑えても英語の点数に結びつきにくいため、英長文の対策も進めていきましょう。
実際に英解釈は長文の中の難しい文章を読むために利用するもののため、長文対策も行う必要があります。
そのため優先度は、英解釈よりも英長文の対策の方が高いです。