自分のレベルと比べて高い・低い大学で悩んでいます。どうすればいいか教えてください。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「自分のレベルに合う大学に行く理由」を紹介します。
僕は高校生のとき、自分のレベルよりも高い高校に合格しました。
そして、大学はちょうど良いレベルで入学することができました。
実際に僕が感じたこともまとめているため、参考になることもあります。
最後まで読み、少しでも納得できる大学選びができれば、幸いです。
自分のレベルを確認する方法【高校生向け】
最初に、自分のレベルと今の環境を確認する方法を紹介します。
- 入学時の順位を確認
- 模試・校内順位を確認
1つ1つ解説していきます。
自分のレベルと今の環境を確認①:入学時の順位を確認
受験本番のテストや一番最初に受けたテストの校内順位を見ましょう。
そこから、自分の高校での立ち位置を確認しましょう。
- 自分よりもレベルが低い:上位25%の順位
- 自分と同程度のレベル:上位25〜75%の順位
- 自分よりもレベルが高い:下位25%の順位
大雑把になりますが、これくらいを基準として考えていきます。
400人の学校ならば、上位100人が自分よりもレベルが低いとします。
僕の場合、高校は無理したと思っています。
事実、得意科目の数学ですら、下位25パーセントの順位でした。
ただ入学時点の成績で、そこまで気にする必要はありません。
自分のレベルと今の環境を確認②:模試・校内順位を確認
入学当初から1~2年経つと、順位が変わることなんてよくある話です。
高校生になってから努力した分が、しっかりと成績に表れます。
僕も高校2年生以降、順位はかなり伸びていきました。
医学部志望だったこともあり、数学で校内1位を取ることもありました。
模試の成績は上がりましたが、定期テストは微妙なことが多かったです。
また部活などの所属環境により、自分のレベルがどこか変わります。
部活内で比べるのではなく、学校全体の順位を参考にしましょう。
サッカー部でしたが、首席やTOP10常連のメンバーが数人いました。
今思えば、シンプルにヤバいと思う環境でした。
部活では、どの大学に行くのが普通という話も先輩に聞けます。
そのため、先輩などに聞き出してみてもいいでしょう。
自分のレベルよりも高い環境にいたときに感じたこと
次に、自分よりも高い高校に入学したときに感じたことを紹介します。
- 色々と挑戦する人が多い
- 負けないように頑張ろう
- 自分の基準だけ上がった
順番に解説していきます。
レベルの高い高校にいたときに感じたこと①:色々と挑戦する人が多い
僕の高校は、全国的にめっちゃ賢い高校ではありません。
ですが、県内で見てみると、賢い高校の部類になります。
就活中に社長から、「〇〇高校なん、賢いな〜」と言われました。
そのため、高校入学前はガリ勉が多い学校かと思っていました。
実際に入学してみると、そうではない人が多かった印象です。
勉強・部活を一生懸命し、過ごしやすい環境でした。
クラスメイト10人集めてフットサルから温泉や飯などもありました。
部活で固まりすぎず、様々な種類の人との交流ができました。
レベルの高い高校にいたときに感じたこと②:負けないように頑張ろう
僕の所属していた部活は、学力のレベルが高く、食らいついていました。
部活が終われば、何人かで塾に行くのが当たり前な環境でした。
22時まで塾に残って勉強するのが、普通のことでした。
周りがそんな感じで、自分も負けたくないと思うことが多かったです。
今思えば、ありがたい環境で、良かったと改めて思います。
レベルの高い高校にいたときに感じたこと③:自分の基準だけ上がった
部活のメンバーは賢いこともあり、基準の高い大学を目指してました。
やることをやる姿を見て、僕も基準を上げることにします。
自分のレベルより高い大学を、真剣に目標設計しました。
恐ろしい話、〇〇大学以外ダメが頭の中にあった気がします。
基準が上がるのは良いことですが、行動が伴っていないのはNGです。
ブログ作成に興味があり、受験勉強から逃げていました。
心の奥底で、ブログができたらどの大学でもOKとなってました。
勉強は適当になり、納得できない結果で現役は終えてしまうのでした。
自分のレベルに合う大学に行くべき理由
次に、自分のレベルに合う大学に行くべき理由を紹介します。
- 学内で交流する機会が多くない
- 就活時に無駄に高望みしない
- 授業が楽で他のことも楽しめる
1つずつ解説していきます。
自分のレベルに合う大学に行く理由①:学内で交流する機会が多くない
大学ではクラス制度がなく、一緒にいるメンバーが存在しません。
毎日その子と会えることは少なく、曜日別の友人ができます。
授業を一緒に取ろうと、一緒にいる機会を作ることは可能です。
ただ、周りと一緒に高める環境を作ることは難しいのが本音です。
せっかくレベルの高い環境に入っても、交流できない可能性があります。
もちろん、自分から行動すると、色々な仲間と出会えます。
自然にレベルの高い人と交流することは難しい傾向にあります。
そのため、わざわざ高い大学を目指す必要はないと個人的に思います。
自分のレベルに合う大学に行く理由②:就活時に無駄に高望みしない
高校生のときに基準が上がるのは、志望大学になります。
大学生になると、基準が変化し、就職する企業に変わります。
周りに流されず、やりたいことで、会社を決めたらOKです。
人間は周りと比べて、自分の幸福度を測ってしまう傾向があります。
そのため、周りよりも良い会社に行けなかったと凹むこともあります。
一般的に、良い会社に就職することが幸せと言われてます。
そして、その言葉通り、そのように生きている人もいます。
その考えが間違っているとは、思ってはいません。
ただ、その考え方を押し付けられるのは、少し苦手に感じます。
企業が凄いだけで、自分は大したことないと言ってる気がします。
自分のレベルに合う大学に行く理由③:授業が楽で他のことも楽しめる
自分と同程度のレベルの大学だと、授業についていくのも楽になります。
そして、学校の勉強以外のことも楽しむことができます。
もちろん、大学生になると、勉強そっちのけで遊ぶことはできます。
ただ、本業の勉強をしないと、学費の無駄になりかねません。
自分よりも上位の大学に入ると、勉強時間が多く必要になります。
学ぶことが好きな人にとっては、特に問題はありません。
ですが、4年間勉強ばかりだと、息が詰まると思う人も多いでしょう。
自分と同じレベルの大学の見つけ方
最後に、自分と同じレベルの大学を見つける方法を紹介します。
- 高校内の順位から考える
- 模試の判定から見つける
- 合格最低点から探す
1つ1つ解説していきます。
自分と同レベルの大学を見つける方法①:高校内の順位から考える
自分の高校の立ち位置から、どの大学に進学できるか考えてみましょう。
この考え方だと、客観的にこの大学のレベルが合っていると分かります。
学校が、卒業生の進路を発表しているならば、利用しましょう。
毎年進学実績は同じ感じなので、なんとなく順位で分かってしまいます。
それを利用して、目標を立てるのが、ちょうど良い気がします。
自分と同レベルの大学を見つける方法②:模試の判定から見つける
学外の模試の判定から、自分と同レベルの大学を探すのもおすすめです。
模試は学内だけでなく、全国のライバルとの現状が分かります。
ただ、模試は、判定が厳しめにつけられていることが多いです。
そのため、C判定くらいあれば、妥当レベルではないでしょう。
しかし、模試と志望大の問題の傾向が全く違う場合は、注意が必要です。
自分と同レベルの大学を見つける方法③:合格最低点から探す
過去問を解き、合格最低点から10点以上ある大学を探すのも一手です。
合格点ギリギリで合格すると、ギリギリレベルに合う扱いになります。
ギリギリで合格できても、合格は合格です。
それよりも、余裕を持って合格する方が、大学生活は気楽に送れます。
この辺のさじ加減は、個人の感覚次第なので、お任せします。
まとめ:それぞれのレベルの大学におすすめな人
「自分のレベルに合った大学に行くべき理由」を解説しました。
どのレベルの大学にする
- 自分より上の大学:チャレンジ精神を持ち、進む覚悟がある人
- 自分と同じの大学:勉強も遊びも就活も自分のペースでしたい人
- 自分より下の大学:勉強は適度で、他のことに打ち込みたい人
大学名が大切ということを、否定はできません。
ですが、大学なんていうのは、所詮1つの通過点でしかありません。
むしろ、大学で何をしたかが大切な時代になってきています。
僕自身、大学名にこだわっている人があまり好きではありません。
肩書きしか見れず、本質はそこにはない気がしています。