文理選択に悩んでいます。自分に合った方を選ぶコツが知りたいです。
こんな疑問に答えます。
文理選択は、高1に行う最初の人生決断のタイミングになります。
文理どっちが合うと悩んでいる方もいると思います。
僕もどちらが合っているのか分からず、悩んでいました。
この記事では、「自信を持ってできる文理選択ロードマップ」を紹介します。
最後までお読みいただき、実践してください。
文理選択の基本的な情報
文理選択の基本的な情報を紹介します。
- 文理選択の最終期限
- 文理選択の全体の流れ
順番に解説していきます。
文理選択の基本的な情報①:文理選択の最終期限
文理選択では、期限が決められています。
文理選択の最後の期限の目安は、高校1年生の秋ごろになります。
文理選択がない学校もありますが、文理どちらか1年生で決断しましょう。
進学するならば、自分のことはしっかりとしましょう。
周りに流されるのではなく、自分で決めることが大事です。
そうすることで、今後の後悔も最小限にすることができます。
文理選択の基本的な情報②:文理選択の全体の流れ
文理選択の全体の流れは、以下の通りです。
文理選択は、入学してから3ヶ月頃から始まっていきます。
そして、高校1年生のうちに、全てを決めることになります。
文理選択で決めること
- 文系や理系か決める
- 社会の選択科目決め
- 理科の選択科目決め
決める内容は、文系や理系だけではありません。
志望学部まで決めないと、社会・理科の選択が難しくなります。
理系が向いているから理系は、あまりおすすめしません。
理由はシンプルで、その後が明確になってないからです。
何も決まってない段階で、どんな進路があるか確認するのが大事です。
文系と理系の違い
文系と理系の違いを解説します。
- 男女比の違い
- 大学での忙しさの違い
- 就職活動の違い
- 私立大学の学費の違い
1つずつ解説していきます。
文系と理系の違い①:男女比の違い
男子・女子の文系・理系の比率は、かなり異なります。
全体としては、男子も女子も文系の方が多くなっています。
- 文理選択→文系:理系=7:3
- 文系→男子:女子=6:4
- 理系→男子:女子=7:3
女子は文系で、男子は理系なイメージがありますが、意外と男子も文系が多いです。
男女比は、参考程度に捉えておくのが良いでしょう。
文系と理系の違い②:大学での忙しさの違い
大学での忙しさに関しては、理系に軍配が上がります。
それも、学年が上がるにつれて、差が広がっていきます。
所属する学部にも影響されますが、大抵理系の方が忙しくなります。
長期休みまで月から土まで、学校に行くこともあります。
文系ではそういう話はほとんど聞きませんでした。
大学で、勉強以外にやりたいことがある人もいるはずです。
それが強いならば、文系を選択することも一手だと思います。
文系と理系の違い③:就職活動の違い
就職活動は、理系の方が比較的スムーズに進みます。
大学で学んだ内容がそのまま仕事に活かせるのが理由です。
プログラミングなどが分かりやすい例になります。
ですが、文系は厳しいかと言わればそうではありません。
大学1年生の頃から行動している人は、スムーズに進みます。
早いうちにインターンに参加することも大切です。
だが、やりたいことが決まっていない高校生もいると思います。
基本は、やりたいことが明確になっていないはずです。
文系と理系の違い④:私立大学の学費の違い
もし私立大学に通うならば、学費に違いがあります。
およそ年間30万程度の差が生じています。
私立理系の方が学費が高く、研究費代の影響があります。
また理系だと、大学院に行く人も一定するいるはずです。
4年ではなく、6年ということも考慮しなければなりません。
6年間にもなれば、学費でも大きな差が生まれてしまいます。
進学すること自体に否定はありませんが、環境もあります。
文理選択の選び方・ポイント
ここからは文系と理系の選び方を紹介していきます。
- やりたいことから考える
- 得意科目から考える
- 苦手科目から考える
- よくある理由から考える
順番に解説していきます。
文系と理系の選び方①:やりたいことから考える
文系・理系を決めるには、将来やりたいことから考えるのが良いです。
とはいえ、大事な注意点があります。
将来やりたいこと=職業ではないということです。
すでにやりたいことが決まってる人は、文理選択もスムーズです。
ですが、大抵の高校生はそうではありません。
将来取得したい資格・勉強以外から、やりたいことを考えましょう。
- 海外で働きたい
- 幅広い知識をつけたい
- プログラミング勉強したい
- 恋愛をしまくりたい
大学以降で実行するために、どこに行けば納得できるか見えるはずです。
生物を突き詰めたい人は、理系の生物学科がおすすめと分かります。
僕はブログを書きたいと塾講師になりたいの2つでした。
一度理系を選択しましたが、文系に移動することに決めました。
その2つを大事にして、文系の大学に進学しました。
文系と理系の選び方②:得意科目から考える
やりたいことが見つからない人は、得意科目から考えるのもありです。
僕も文理選択のときには、この考えで理系で進みました。
ただ得意科目は、時間をかけた科目になることが多いです。
時間をかけたから得意なだけで、好きではないかもしれません。
本心ではどう思っているか考え直すことも抑えておきましょう。
得意な科目から文理を選ぶ例
- 数学が好き→理系
- 英語が好き→文系
- 国語が好き→文系
僕はこの方法で、文系に移動したので、最善の方法ではないと思います。
ですが、進路が見つからないならば、仕方がありません。
文理選択には期限が決められているのも、事実です。
期限以内に決まらないならば、最善の方法をとるのが賢明です。
そこからしたいことが決まれば、明確にしていきましょう。
文系と理系の選び方③:苦手科目から考える
得意科目で決めるのに不安な人もいるかもしれません。
そういう人は、苦手科目から考えるのも一手です。
受験は周りよりも高い点数を取れば、合格の可能性が上がります。
主観ではなく、客観的な要素もかなり大きく影響してくるものです。
苦手科目を避けると、周りより高い点数を取ることができます。
そもそも、勉強が嫌いな人が多いはずです。
そんな人が、わざわざ苦手科目まで勉強したい訳ありません。
もちろん、苦手科目を避けるデメリットも存在しています。
苦手科目を減らすことは、選択肢を減らす行為になります。
それだけで、やりたいことが実現できなくなるのは勿体無いです。
文系と理系の選び方④:よくある理由から考える
それでも決まらないならば、先輩方が文理選択した方法で選びましょう。
その他の文理の決め方
- 学びたい学問から決める
- オーキャンで決める
- メリットを比較して決める
憧れの先輩・知り合いがいるならば、その人に決め方を聞いてみましょう。
憧れの人だからこそ、参考になることも多いと思います。
文理選択のデメリットや後悔
次に、文理選択のデメリット・後悔を紹介していきます。
- 文理選択のデメリット
- よくある文理選択の後悔
1つずつ解説していきます。
その①:文理選択のデメリット
高校1年生という早い期間に、自分の文理を決めないといけません。
バイトもしたことがないという点がかなり大きいです。
やりたいことが決まってない人が、決めるのは難しいです。
そのため、文理選択に悩んでしまう人が一定数います。
まだ何にでもなれる可能性があるが故に、悩んでしまいかねません。
正直、高校生のうちに進路を決めてしまうのは勿体無いことです。
何かを始めるならば早い方が良いのは、間違いないです。
ですが、視野を狭めてしまう可能性も大いにあります。
その②:よくある文理選択の後悔
よくある文理選択の後悔は、以下の通りです。
文理選択でよくある後悔
- もっと真剣に考えておけばよかった
- やっぱり文系・理系に変えたい
何を基準で文理選択をするかで後悔する率が変わります。
また、自分の選択肢を広く持っておくことが大切になります。
学部によっては、文系・理系が融合しているものも存在します。
理系の科目で、文系学部を受験することも可能な大学もあります。
自分にとって、後悔のない選択を行うのが1番です。
後々変えれるように、理系で保険をかけるのも一手と思います。
文理選択をする際のよくある質問集
文理選択の際によくある質問をまとめました。
文理選択のよくある質問①:医療系は文理どっち?
答え:理系がおすすめですが、内容によって、文系でも進むことは可能です。
参考記事:医療系学部のあるある
文理選択のよくある質問②:親を説得する方法を教えて
答え:自分の人生なので、自分の意見を伝えるのが大切。
伝えることをまとめて話しましょう。
参考記事:なし
文理選択のよくある質問③:文系と理系どっちでも良い
文理選択のよくある質問④:文理選択を誰に相談する?
答え:学校や親でもいいですが、憧れの人や先輩でもOK。
成績が良いという理由だと、途中で変えたくなることがあります。
そのため、やりたいことを見つけるのが大切です。
参考記事:なし
文理選択のよくある質問⑤:そもそも夢がないです
答え:夢はなくてもいいけど、期限が決まっているので、決定はしましょう。
正直どっちに行こうがそれだけで人生が決まる訳ではありません。
なので、自分が納得する方を選びましょう。
参考記事:学部の決め方のコツ紹介!
まとめ:文理選択のロードマップ
「文理選択のロードマップ」を解説しました。
文理選択に必要なポイントを抑えつつ、決断しましょう。
文理選択は、道のりを決める作業でしかありません。
実際にその選択が正しいというものは存在していません。
自分で、正解か失敗か判断するだけでしかないものと思っています。
勉強することで、理想の学部に入れるのは忘れてはなりません。
やりたいことや目標が見つかったならば、あとは行動するのみです。
やりたいことがなくても、勉強すれば選択肢が増えます。