大学受験の勉強と学校の授業の違いを教えてください。実際に違和感を感じたエピソードも一緒に知りたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「大学受験の勉強と学校の授業の違い」を紹介します。
学校生活よりも受験勉強の方を選んだ僕が、両方の違いについて解説していきます。
最後までお読みいただくと、実際に学校の対して違和感を覚えたポイントも知ることができます。
ぜひ最後まで読んでみて、今自分に求められていることを確認してみてください。
ではさっそく見ていきましょう。
大学受験の勉強と学校の授業の違い
まずは、大学受験の勉強と学校の授業の違いを解説します。
- 大学受験の勉強について
- 学校の授業について
- 注意点:推薦入試は学校の授業を受けよう
それぞれ説明していきますね。
その①:大学受験の勉強について
基本的に大学勉強の勉強の目的は、自分が志望している大学に合格することです。
大学入試の問題は、志望大学によってかなり傾向が違います。
例として、英語だけ取り上げてみても、かなり違うことが分かります。
- 英単語問題が選択肢で出題される・されない
- 英文法が選択肢で出題される・されない
- 英語の長文が2題出題される・されない
- 英作文が2題出題される・されない
- 和文英訳が出題される・されない
英語だけでなく、他の受験科目でも同様で、大学入試問題には、それぞれの大学の問題の特徴があります。
また大学には色々な学部が存在していて、学びたい学部を決めなければいけません。
最低4年間ほど、大学でメインで学ぶ学問を選択しなければなりません。
やりたいことがない人でも、大学に入学するのであれば、決めておく必要があります。
僕もやりたいことに悩んでしまい、3回学部を変えているので、気持ちは分かります。
ですが、受験勉強の目的は、行きたい大学・学部に行くために合格最低点を取ることだと思います。
まずは将来について考えてみてから、受験勉強を頑張ってください。
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その②:学校の授業について
反対に学校の授業の目的は、最低限の教養・常識をつけることだと思います。
教養や常識をつけることは、非常に大切なことですが、ゴールがないことが学生にとっての問題点です。
つまり、教養というものは学生時代だけでなく、一生をかけて身につけていくものです。
学生の頃に教養があっても、社会人で教養がなければ意味がないことは想像つくことでしょう。
それを若くて色々なことを挑戦したい学生時代に、勉強といってもピンとこない人も多いはずです。
部活・遊び・恋愛など、高校生のうちにやっておきたいこともたくさんあります。
注意点:推薦入試は学校の授業を受けよう
指定校推薦を考えている人は、学校の授業をしっかりと受けることが大切です。
理由は、学校の成績がそのまま志望校に入学できるかに関わってくるからです。
一般入試・推薦入試と違って、指定校推薦だと、普段の学校の成績が必要になってきます。
普段から授業・小テストをしっかりとこなせる人には、合っている入試形式です。
指定校推薦のメリット
- 実力以上の大学に入学することが可能
- 受験費用がかなり浮く
- 合格発表が早く、焦ることがない
ただ志望大学・学部によって、指定校推薦が存在しているとは限らないので、注意は必要です。
文句言うよりも上手く使う方が賢いかなと思うので、継続できる人は利用してもいいのではないでしょうか。
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大学受験の勉強と学校の授業の違和感【感想】
次は、大学受験の勉強と学校の授業の違和感について紹介します。
- ゴールがあるのに、遠回りしている感じがする
- 2つを両立することは難しい?
- 単語テストは個人的にいいと思う
順番に解説していきますね。
感想①:ゴールがあるのに、遠回りしている感じがする
受験勉強には、〇〇大学合格という明確なゴールがあることに対して、学校の授業には明確なゴールは見えにくいです。
高校に進学した理由にもよりますが、とりあえず大学進学するためという人がほとんどでしょう。
そうなると、わざわざ大回りをして苦手な勉強を嫌々こなしている感じがしてしまいます。
勉強が好きでもないのに、色々とやらされても、やる気が起きなくて当然ですよね。
特に文転をしていたので、その違和感が顕著に感じられました。
受験に必要ない科目を聞いていても、大学合格には全く関係はありません。
そのため上記のように、自分で志望校に向けて勉強しないといけないと思うようになりました。
高校生の僕の1番目指すべき目標は、教養をつけることではなく、大学に進学できる実力をつけることでした。
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感想②:2つを両立することは難しい?
学校の授業と大学受験の勉強を2つとも両立をしようと考えましたが、なかなか難しいのが現状でした。
部活と勉強を両立できる人ならできるかもしれませんが、僕はそこまで器用ではありません。
それも、好きではない勉強の両立なんてしたいとは思わないことが普通でしょう。
僕は大学には行きたかったので、大学受験の勉強を優先していました。
高校2年生の時点では、学校では交友関係を大切に利用することを選びました。
割り切ることが勉強の息抜きやメリハリになって、良かったのかなと今では思います。
感想③:単語テストは個人的にいいと思う
学校の単語テストが毎週出題される高校も多いですが、単語テストに関してはいいことだと思います。
よほどの自制力がなければ、普段から単語帳を開くことはない人がほとんどでしょう。
普段から習慣するきっかけになりかつ、大学受験に関係することから、単語の勉強はおすすめです。
ただ部活が忙しかったり学校の宿題が多かったりと。なかなか触れないことがあります。
その辺に関しては、個人の時間の使い方が大切になってきます。
授業から受験勉強に移行するタイミング
最後に、授業から受験勉強に移行するタイミングをみていきましょう。
- 高校3年生の最初から
- 部活引退してから
1つずつ解説していきますね。
タイミング①:高校3年生の最初から
高校3年生からは、少しずつクラスも受験モードになってきます。
そのため、受験モードに切り替えるにはちょうどいいタイミングになっています。
ちなみに高校2年生からだと、修学旅行など楽しいイベントもあるので、おすすめはしません。
受験のメリハリをつけるためにも、高校2年生はしっかりと勉強して遊ぶ方がいいなと思っています。
- 行きたい学部を決める
- オープンキャンパスで大学を知る
- 英語+国語or数学の基礎の勉強
大学受験する目的をしっかりと決めておくことができれば、学校生活を楽しんでもいいでしょう。
もちろん高校2年生の時点から、受験勉強を頑張ってもいいですが、無理することは禁物です。
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タイミング②:部活引退してから
受験勉強メインに入るのは、部活を引退してからでも問題ないと思います。
そもそも部活が忙しいと、塾や家に帰ってから勉強する気にもなりません。
疲れた状態で、学校の宿題を頑張ってこなすことで精一杯でしょう。
そんな状態の中、受験勉強も頑張るとなると、素直に尊敬しますが、一日に使える時間は限られています。
時間 | 内容 |
7時 | 起床→ご飯 |
7時半〜8時半 | 通学(単語テスト勉強) |
8時半〜15時半 | 学校 |
16時〜19時半 | 部活 |
19時半〜20時 | 通学+ご飯 |
20時〜22時 | 塾で勉強 |
22時〜22時半 | 通学(英単語など) |
22時半〜24時 | ご飯・風呂・ダラダラ |
24時 | 就寝 |
表から分かるように、部活生だと勉強時間をなかなか確保することができません。
20時から22時で塾に行っていましたが、部活で疲れているので、半分ほど寝てしまう日もありました。
基本的にこの時間に学校の宿題をしないと、大抵終わらないので、頑張っていました。
忙しい部活生は、そもそも受験勉強をできないことを認識することが肝心です。
その中で、単語などの基本の部分だけでも固めておくと、受験期に少しでも負担が軽くなります。
まとめ:自分に合ったものを選択していこう
「大学入試の勉強と学校の授業の違い」を解説しました。
勘違いしてほしくないのは、学校の授業が必要ないものではないということです。
ただ目的がある高校生からしたら、目的に向かうには余分なものになってしまいます。
ここで大切なのは、学校の授業を聞いていたからといって、合格できるとは限らないことです。
自分の入試の結果は自分で取らないといけないので、自分で後悔なく選択することが求められています。