指定校推薦は、受験なしで入学できるため、羨ましいです。デメリットはありませんか?
こんな疑問に答えます。
この記事では、「指定校推薦のメリット・デメリット」を紹介します。
その1ヶ月しない内に、指定校推薦を挑戦し、失敗しています。
詳細は途中でお話しますが、指定校推薦に関わりがあります。
この記事では、指定校推薦を目指す上でやることもまとめています。
最後まで読み、指定校推薦について理解を深めてもらえれば、幸いです。
一般入試・公募入試・指定校推薦の違い
まず最初に、一般入試・公募入試・指定校推薦の違いを解説していきます。
- 一般入試の説明
- 公募入試の説明
- 指定校推薦の説明
1つ1つ解説していきます。
入試の種類①:一般入試の説明
一般入試とは、名の通り、学力を重視して合格者を決める入試です。
高校受験した人なら分かるように、1月以降に受験する入試と同じです。
学校の成績は全く関係なく、当日の実力のみで判定されることになります。
国公立大学のほとんどが、この一般入試で入学することになるでしょう。
入試の種類②:公募入試の説明
公募入試とは、私立大学が中心で、学力・面接で合格を決める入試です。
国公立でも公募はありますが、条件が厳しく受験できないこともあります。
時期は11月前後で、併願の人でも受験することは可能になります。
そのため、第一志望でない限り、合格しても、受験はまだ続きます。
入試の種類③:指定校推薦の説明
一般・公募受験以外にも、指定校推薦と呼ばれるものも存在します。
指定校推薦について
- 時期は9〜10月がメイン
- 学校の成績や態度が重視
- ライバルは同じ学校の生徒
- 志望校があるとは限らない
ライバルは、同じ学校に通う学生で、10月頃には決定します。
合格すると、絶対にその大学に行かないといけないと言われています。
一般・公募入試との違いは、合格時期と受験の判断材料の2点です。
コツコツ勉強できる人は、指定校推薦が有利になります。
指定校推薦するメリット
次に、指定校推薦するメリットを紹介します。
- 実力以上の大学に入学できる
- 受験費用がかなり浮く
- 合格発表が早く、焦らない
大学に入学する前に得られるメリットが多いです。
指定校推薦のメリット①:実力以上の大学に入学できる
指定校推薦は、自分の実力以上の大学に入学することができてしまいます。
学力が足りてなくても、学校の成績が高ければ、指定校が使えます。
自分より上の環境にいくことは、刺激を与えれてくれ、良いことです。
ただ、見栄だけで飾り、中身がない状態にもなりかねません。
イメージとして、有名会社にいるが、仕事ができない人です。
もちろん、指定校でも仕事ができる人もたくさんいます。
ただ、自分よりも上の環境に行くことだけが目的ではないでしょうか。
指定校推薦のメリット②:受験費用がかなり浮く
大学受験は、気づかないうちに、意外とお金を使っています。
大学受験でお金がかかること
- 教科書や参考書代
- 塾代
- 受験費用と交通費
- 宿泊費
- 合格大学の入学金
国公立大学を1校受験するだけで、共テで2万円と国公立大2万円します。
私立大学を受験するとなると、1校3万円以上かかってしまいます。
その上、入学金が20万程度必要になります。
それに比べて、指定校推薦は、入学費と授業料だけ払えばOKです。
一般入試は、併願校もあるため、よりお金はかかります。
指定校推薦のメリット③:合格発表が早く、焦らない
指定校推薦は、10月頃に決まり、他の受験生より早く受験が終わります。
受験で焦る時期は、12月後半から1月にかけてという印象があります。
テスト直前期になり、自信をなくしてしまうことが多いです。
また、進学先がない理由で、焦るのが2月後半になります。
指定校推薦は、早めに決まるため、焦ることはほとんどないです。
進学先大学からの課題で焦るくらいだと思います。
現役の頃に、僕は焦りすぎてうつになりかけた時期がありました。
中途半端に受験に挑むと、本当に辛くなってしまいかねません。
指定校推薦するデメリット
次に、指定校推薦するデメリットを紹介します。
- 合格したら入学必須
- 私立大学しか受験不可
- 入学してから大変になる
順番に解説していきます。
指定校推薦のデメリット①:合格したら入学必須
指定校推薦は、合格したら、必ず入学しないといけません。
キャンセルすることも可能ですが、来年度に影響が出てきます。
一度合格を頂いたならば、極力辞退するのはNGです。
入学後も勉強しないと、〇高の指定校は辞めようとなるかもしれません。
また、自分の高校に、志望大学の学部の推薦が来てるとは限りません。
指定校推薦がなかったら切り替えて、一般入試を目指して再開しましょう。
ないものは仕方がないため、一般受験に向けて取り組みましょう。
指定校推薦のデメリット②:私立大学しか受験不可
私立しか受験できないのは、国公立受験できる人にデメリットがあります。
学費の面で比較すると、1年間で半分近く学費が違います。
これが4年間になると、かなり大きな金額の差が出てきます。
国公立に行けるならば、国公立に進学したくなります。
僕の場合、元々理系だった故に、国公立にこだわりがありました。
文転後も基本は、国公立志望で受験勉強をしていました。
指定校推薦のデメリット③:入学してから大変になる
指定校推薦は、入学後に授業についていくのが大変なことがあります。
大学が求める学力よりも低いと、授業についていくのが大変です。
一般受験の学生と学力の差があり、努力でカバーすることもあります。
しかし、大学生活に色々と夢を抱いている学生さんも多いでしょう。
せっかくの大学生活を勉強中心で、他のことに手が回らないは嫌です。
僕が指定校推薦を失敗した経緯
次に、僕が指定校推薦に失敗した経緯を紹介します。
- 高3夏休み後に私立文系に変更
- 文転して理系科目の授業を放棄
- 当時を今振り返って思うこと
順番に見ていきます。
経緯:高3夏休み後に私立文系に変更
僕は高校3年生のときに文転して、そこから国公立文系志望でした。
ですが、勉強する気力がなく、私立文系に無理やり変更しました。
その結果、第一志望にあと1問の差で落ちてしまいました。
夏休み終了後に、経済関係から社会学に学部・志望校を変えました。
担任と面談すると、私立志望なら指定校が使えることが分かりました。
それまで指定校推薦のことは、全く考えていませんでした。
ですが、勉強のモチベーションもなかったため、使おうと考えました。
失敗理由:文転して理系科目の授業を放棄
指定校推薦の文章を提出しましたが、他の志願者に枠を取られました。
理由は単純明快で、学校の成績が悪すぎたからです。
これまで指定校を考えておらず、理系のテストは1桁もありました。
授業中に内職や、昼寝など、他にも理由を探せばありそうです。
指定校推薦を考えてる人は、この例を反面教師にしてください。
感想:当時を今振り返って思うこと
恐ろしい話ですが、学部は社会学部でなく、適当にいけそうな学部に出した記憶があります。
どの学部を希望したか、今の記憶では曖昧なくらい印象が残っていません。
それくらい勉強が嫌で、逃げたかったみたいです。
そんな感じで受験生活を送っていたため、浪人をしています。
ただ、こんな経験があるから、本気で勉強しようと思えました。
指定校推薦に関しては、今まで、ほとんど記憶にない状態でした。
このテーマのときにふと思い出したので、思い出しながら書いています。
勉強するのって、楽しいことではないなと振り返って思いました。
指定校推薦を目指す上でやっておくべきこと
最後に、指定校推薦を目指すための具体的な行動を紹介します。
- 高3年1学期までは頑張る
- 無駄に授業を欠席しない
- 小テストを大切に過ごす
1つ1つ解説していきます。
指定校推薦を目指すための行動①:高3年1学期までは頑張る
指定校推薦では、基本的に、学校の成績が重視されます。
その成績を決める判断材料として利用されるのが、定期テストです。
3年生の1学期までの成績が入り、そこまで頑張る必要があります。
高校入学して遊びたい人が多い中、勉強を積み重ねると、有利です。
指定校推薦を目指すための行動②:無駄に授業を欠席しない
科目の先生が成績をつけるため、サボりや内職は印象が悪くなります。
最低限、目をつけられない状態にすることは必須です。
僕は、正直それが苦手で、サボり推奨派でした。
授業は聞いていないが、定期テストの点が良ければOKと思っていました。
それは、教員の立場から見ると、良い印象ではありません。
成績はいいのに。あとは授業を聞いたら良いな、となるそうです。
僕個人は、欠席・内職もOK派ですが、指定校推薦ならばNGです。
自分の目的に合わせて、行動を変えることが大事になります。
指定校推薦を目指すための行動③:小テストを大切に過ごす
確実に指定校推薦で行きたいならば、小テストも大切に受けることです。
定期テストを頑張る人はいても、小テストまで準備する人は少ないです。
小さな努力が効いてくるため、小テストも大切にしましょう。
また、部活・委員会の課外活動を頑張ることもが大切みたいです。
ですが、主に成績で決められるため、学業を優先しましょう。
まとめ:指定校推薦がおすすめの人
「指定校推薦のメリット」を解説しました。
指定校推薦がおすすめな人をまとめて、終わります。
指定校がおすすめな人
- 学校のテストは得意で、模試が苦手な人
- 実力相応の指定校を利用する人
- 大学がすでに決まっている人
指定校推薦は、大学に入学するための1つの手段でしかありません。
別に、指定校自体が悪いことではないと思っています。