法学部に興味があります。でも、法学部のことを詳しく知らないので、教えてほしいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「法学部で学べる内容・注意点」を紹介します。
僕は、志望学部を3回変えてきています。
人より学部選択で悩んでいたため、信ぴょう性があります。
記事の途中では、法学部がおすすめの学生の特徴もまとめています。
最後まで読み、法学部のことを少しでも理解していただければ、幸いです。
法学部で学べる内容
まず最初に、法学部で学べる内容を紹介していきます。
- 法律関係
- 政治関係
1つ1つ解説していきます。
法学部で学べる内容①:法律関係
法学部では、法律について学びます。
日本国憲法だけでなく、労働基準法など様々な法律を勉強します。
- 民法
- 会社法
- 日米安全保障条約
それに加えて、その法律ができた背景・思想・具体例なども見ます。
そのため、学ぶ内容はかなり複雑なことも多々あります。
法律に興味ない人が学ぶには、少し苦労してしまいます。
法学部では日常で起きる問題を理解し、法律に当てはめます。
ただ、決まりだけではなく、事例を学ぶことも大事になります。
法学部で学べる内容②:政治関係
法学部では、政治についても学びます。
政治関係の内容と言っても、様々存在しています。
- 政治史
- 国際政治学
- 比較政治学
- 行政学
政治の仕組み・歴史を学ぶ学問で、法律と関わりながら、勉強します。
あくまで政治と法律は結びついていることがほとんどです。
また、日本の法律だけでなく、海外との比較もあります。
ただ、高校で学んだ行政・地方自治などもこの分野に含まれています。
そのため、一度学んだことのある知識も存在しています。
法学部の3つのあるある
次に、法学部に入るとあるあるを紹介していきます。
- 六法全書を何回か買う
- 他の文系学部より賢いと思われる
- 卒業論文がない大学が多い
順番に解説していきます。
法学部のあるある①:六法全書を何回か買う
法学部では、六法全書が必要になってきます。
六法全書は、1万円以上したり、6000ページ超えたりするものもあります。
ちなみに、重さも4kgあるものが存在するそうです。
ですが、法律は度々改定されるため、何冊か買い換えないといけません。
そのため、小さめのポケット六法を持っている学生が多いです。
法学部のあるある②:他の文系学部より賢いと思われる
法学部は、法律を扱う学部になります。
そのため、他の学部からは難しいことをしているように見えます。
そもそも法律に対して、簡単なイメージを持っている人は少ないです。
- 経済学部:お金関係の勉強
- 文学部:歴史や文献関係の勉強
- 外国学部:外国語と歴史の勉強
- 教育学部:教育に関する勉強
他の学部での勉強内容は、日常的に親しみがある部類に入ります。
反対に、法律・政治に高校生のうちから親しみがある方は少ないでしょう。
法学部のあるある③:卒業論文がない大学が多い
法学部では、卒業論文がない大学が多いです。
卒業論文が必須な大学が多いですが、法学部ではないことが多いです。
もちろん、卒業論文を書きたい方がいるなら、書けます。
大4の進路決定後に、卒業論文をするかを選べるのはメリットです。
中高校生のときのように、進路が決まったら遊びまくれます。
どういう人が法学部におすすめなのか?
法学部がおすすめの方の特徴と大学を紹介します。
- 法律に興味がある人
- コツコツ努力ができる人
- 一般企業や公務員に就職予定の人
順番に解説していきます。
法学部がおすすめの人①:法律に興味がある人
法学部だと、大学4年間、法律に関する勉強することになります。
多少の興味がないと、何のために勉強してるとなることがあります。
他学部も同様ですが、法学部は難しい法律内容も多々あります。
そのため、将来をイメージしておくことも大事になります。
法学部を目指す理由
- 裁判官・弁護士に興味あり
- 国家公務員から官僚になる
- 仕事をする上で法律が必要
- とりあえず法律を学びたい
もちろん、法学部にいる全員が進路を決まっている訳ではありません。
大学生の中にも、まだやりたいことが決まっていない人もいます。
法学部だからといって、法律関係に進む必要ないです。
ただ、法律関係に興味を持っていることは、大切になってきます。
法学部があるおすすめの大学
- 一橋大学法学部
- 神戸大学法学部
- 中央大学法学部
- 関西大学法学部
司法試験・就職を目指すかで、大学選びの優先順位が変わってきます。
自分の目的に合った大学を選ぶことが肝心です。
法学部がおすすめの人②:コツコツ努力ができる人
法学部では卒業論文がない分、レポートやテストが多めです。
日々の勉強をコツコツとできる人には、おすすめの学部になります。
法律用語を覚えたり、事例を判断したりとやることは多いです。
ただ難しい分、法律に関する資格もたくさんあります。
- 司法書士
- 行政書士
- 社会保険労務士
- 宅地建物取引主任者
- 税理士
- 弁護士
- 裁判官
大学で学びながらも、難関資格を取得することができる学部です。
努力は必須ですが、取得すれば武器になる資格も多いです。
コツコツ勉強できるならば、資格取得を目的に勉強できるでしょう。
何事も続けることで、少しずつ知識が定着していきます。
法学部がおすすめの人③:一般企業や公務員に就職予定の人
法学部は、弁護士を目指している人しかいない訳ではありません。
もちろん、弁護士・裁判官になりたいと考えている学生もいます。
その人は、法科大学院に進学することを視野に入れています。
法科大学院を卒業すれば、司法試験の受験資格を得られます。
予備試験に受かるために、予備校に通う人も見られます。
それを目指していない人は、一般企業・公務員として就職します。
どちらにせよ、法律の勉強は就職後も役に立つ分野です。
そのために、法学部に入るということも悪くはありません。
個人的には、法律は役に立つという目的でも大丈夫です。
法学部を志望する上での注意点
最後に、法学部を志望する上での注意点を紹介します。
- 授業は他学部より厳しめ
- テスト中心の授業が多め
- 他学部より偏差値が高め
順番に解説していきます。
法学部を志望する上での注意点①:授業は他学部より厳しめ
どの学部でも授業は大変ですが、法学部は厳しめと言われています。
その理由として、必修科目が多いというのが挙げられます。
必修科目が多いと、自分が受けたい授業を選ぶことが少ないです。
そのため、興味のない授業も受けることになることが多いです。
あまり好きではない分野のときは、授業が大変になります。
ただ、遊べないかと言われれば、そんなことはないです。
弁護士などの難関資格を目指さないならば、生活に余裕があります。
バイト・部活・サークルなど、時間のやりくりを上手にしましょう。
法学部を志望する上での注意点②:テスト中心の授業が多め
法学部では、出席よりもテストがメインになっています。
毎回出席しても、テストの点数で、単位を落とすこともあります。
他学部の中には、出席だけで単位がもらえる講義も存在します。
そういう面で、法学部は厳しめと言われています。
しかし、法学部が大変な事実は、避けることができません。
先輩から単位を取得しやすい授業を聞くなどの戦略は必須です。
法学部を志望する上での注意点③:他学部より偏差値が高め
法学部は、他の文系学部よりも偏差値が高く設定されています。
ただし、大学の人気学部があれば、変化することもあります。
理由は色々とありますが、人気がある学部なため、偏差値が高いです。
- 募集人数
- 将来の安定性
- 社会人以降の汎用性の高さ
医学部に行くと医者になれるというイメージを持つ人が多数でしょう。
それと同様に、法学部にいけば、安定すると考える方も多くいます。
まとめ:法学部がおすすめの人とは
「法学部がおすすめの人」を解説しました。
法学部がおすすめの人
- 法律に興味がある人
- 弁護士になりたい人
- コツコツと努力ができる人
- テストメインが嬉しい人
- 公務員就職を考えている人
法学に興味があり、他学部に興味ないならば、法学部はおすすめです。
法学部は、大学生のうちは少し大変になるかもしれません
その分、社会人になってから必ず返ってきます。
何かを得るには、何かを失う必要もあります。