文学部に興味があります。ただ、文学部のことをよく知らないので、教えてほしいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「文学部で学べることや注意点」を紹介します。
僕は、志望学部を3回変えてきています。
人よりも学部で悩んでいたため、信ぴょう性はあるかと思います。
記事の途中では、文学部がおすすめの学生の特徴もまとめています。
最後まで読み、文学部のことを理解していただければ、幸いです。
文学部で学べる内容とは
最初に、文学部で学べる内容を紹介していきます。
- 心理や哲学関連の内容
- 文学や芸術関連の内容
- 歴史や地理関連の内容
1つ1つ解説していきます。
文学部で学べる内容①:心理や哲学関連の内容
文学部では、心理や哲学・倫理関連の内容を学ぶことができます。
心理・哲学・倫理の勉強例
- 心理学:科学的に心理分析
- 哲学:物事の見方を追求
- 倫理学:あるべき姿を追求
他人の考え方を客観的に学ぶことで、自分を理解することも可能です。
今でも資料として残ってる人の考え方は、惹きつけられます。
受験勉強の醍醐味は、そこにあると思っています。
また、文学部と心理学部に分かれている大学もあります。
ただ、学んでいる内容は似通っているため、問題はありません。

文学部で学べる内容②:文学や芸術関連の内容
文学部では、文学や芸術の研究を行うことができる大学もあります。
この勉強内容が、文学部というイメージという人も多いでしょう。
1番古い古事記から現代文学まで、幅広い内容が研究対象です。
専攻内容によりますが、海外の文学作品にも手を出すこともあります。
そこから、思想・文化・時代背景まで派生して勉強していきます。
世間一般では、芸術は楽しむものとされています。
そこに足を突っ込んで、学んでいくことは興味深いことです。

文学部で学べる内容③:歴史や地理関連の内容
文学部では文学作品ではなく、歴史・地理の内容も勉強できます。
例えばですが、大阪という都市は、商人のまちと言われています。
昔はその土地で何が栄えていて、今は何が人気があるのでしょうか。
そもそも、なぜ大阪が商人のまちになったのでしょうか。
大阪だけに当てはまらず、他の都市でも同じことが言えます。
また、地理関連の授業では、現場で見ることも多くなります。
もし、経済学部が向いている人だと、歴史的背景よりも、経済が活性化した方法に興味が強いはずです。

文学部の3つのあるある
次に、文学部に入るとあるあるを紹介します。
- 女子の比率が文系学部の中でも多い
- 授業でコミュニケーションが多い
- 読書するのが好きな人が多い
1つ1つ解説していきます。
文学部のあるある①:女子の比率が文系学部の中でも多い
文学部は、外国学部と同様に、女子の比率が高い学部です。
男子が少ないから文学には行かないでおこうという訳ではありません。
むしろ、好きなことを突き詰めて勉強していくのが1番になります。
そんな理由で、4年間を無駄に過ごすのはもったいないです。
女子も同様に、学びたい分野があるなら、そこに進むのがベストです。
まだ大学で学びたいことが決まっていない人も多く存在しています。

文学部のあるある②:授業でコミュニケーションが多い
他学部に比べて、授業中にコミュニケーションが多いのも特徴的です。
僕は経済系所属ですが、文学部の授業を取ったことがあります。
一度受講したら、コミュニケーションがとても多く驚きました。
実学中心の授業では、教授が一方的に話し、生徒は聞くのがほとんどです。
たまに2〜4人のワークがあるくらいで、ほとんどは聞いているだけです。
ワークすることは正直珍しく、ほとんどないものでした。
文学部の授業では、俳句を作成し、周りと意見交換するものもありました。
自分の考えを伝えるのは、恥ずかしいながらも、面白い側面もありました。

文学部のあるある③:読書するのが好きな人が多い
文学部に入学する人は、読書が好きな人が多いです。
その中でも、小説などの文学作品が好きな人が多い印象です。
全員とは限りませんが、有名作家は一読している人もいます。
そうではなくとも、好きな作家がいる人が多いことは事実です。
また、学部の人に本を勧められると、別の作家にハマることもあります。

どういう人が文学部におすすめなのか?
文学部がおすすめの学生の特徴と志望理由を紹介します。
- 深く物事を考えるのが好きな人
- 好きなものがはっきりしてる人
- 文章の読み書き上達させたい人
順番に解説していきます。
文学部がおすすめの学生①:深く物事を考えるのが好きな人
文学部がおすすめの人は、深く物事を捉えることが好きな人です。
コミュニケーションも大切ですが、思考が苦にならないことが大事です。
文学部を目指す理由
- 文学作品を深く学びたい
- 本を読むだけでなく、知識を得たい
- 人とのコミュニケーションを学びたい
- 作家・編集者として生きていきたい
文学部に行く人には、いろいろな志望理由があります。
正直、進学する理由なんて、正解というものは存在していません。
ただ、1つをずっと考えるのが苦にならない人は向いています。
同じ作品を何回も見返してしまう人がいれば、最高の学部です。
何度も読むからこそ、違う視点で物事を見ることができます。

文学部がおすすめの学生②:好きなものがはっきりしてる人
文学部でいう好きなものは、文学作品である必要はありません。
ある都市でもいいですし、哲学者でも問題ありません。
漫画・アイドルなど日常にあるものでも大丈夫です。
それらの歴史的背景を学びたいならば、文学部がおすすめです。
大学HPから過去の先輩がどんな卒業論文を書いてるか見れます。

文学部がおすすめの学生③:文章の読み書き上達させたい人
文学部では、他の学部よりも多くの文章に触れることができます。
そのため、読み書きを丁寧に学ぶことが可能です。
そして、難しいことを簡単に伝える能力がつくかもしれません。
また、コミュニケーションを身につけたいならば、文学部がおすすめです。
実際に、授業を受講したときに強く思いました。
また、言語に関する資格も多数存在しています。
学校の授業のついでに取得しておくと、就活の武器として利用できます。
- 図書館司書
- 日本語検定
- 国語と社会の教員免許
文学部は就職が不利ということを気にしている人もいるはずです。
そうであるならば、将来の仕事の資格を先に取得するのもOKです。
僕は文学部ではないですが、ライティング資格を取得しました。
やりたい仕事が決まっているならば、資格も取得すると、アピール材料になります。
意外なことに文学部からでも、教育資格を取得することもできます。
幅を持たせたいならば、教員資格を考えてもOKです。

文学部を志望する上での注意点
最後に、文学部を志望する上での注意点を紹介します。
- 教授の研究テーマで大学選択
- 将来の職をイメージしておく
- 受験科目は「英国」がメイン
順番に解説していきます。
文学部志望の注意点①:教授の研究テーマで大学選択
文学部はこの大学に行けば、将来安泰というのはありません。
自分が学びたいことが学べる大学に入ることが大事になります。
もちろん、他学部も同様で、何もしないと何も残りません。
そのため、学びたい内容を研究してる教授がいる大学を選ぶのが一手です。
もし目標がなければ、受験勉強に熱が入らない人も多いでしょう。

文学部志望の注意点②:将来の職をイメージしておく
文学部が就職に不利とは思ってないですが、心配な人もいるはずです。
そうならば、先にどんな仕事に就きたいかを考えるのが良いです。
重要なのは、文学部だから、出版業界と決めないことです。
文学部の強みは、文学研究ではなく、コミュニケーションと考えています。
そう考えると、どの業界でもコミュニケーションは必須アイテムです。
仕事内容は、入社してから勉強すれば特に問題はありません。
コミュニケーションを武器に就活で戦える学部と感じています。
だからこそ、どこの職種にもチャレンジすることができます。

文学部志望の注意点③:受験科目は「英国」がメイン
文学部は文系学部で、試験科目は3科目のことが多いです。
ですが、文学部の中には、英国だけで受験できる大学もあります。
受験で大切になるのは、「英国」であり、深い学習が求められています。
ただ、大学は偏差値に関わらず、学びたいことを明確にする方が重要です。
偏差値が低くでも、学べる環境に進学する人もいる学部になります。
この大学で学びたいから、行きたいほど素晴らしい理由はないです。

まとめ:文学部がおすすめな人とは
「文学部がおすすめの人」を解説しました。
就活に不利と言われがちですが、一生懸命勉強したことは役に立ちます。
ただ、遠回りになってしまうこともあるので、仕方ありません。
それを踏まえても、やりたいことを見つけることは大切です。
人生という道からしたら、近道同然のようなものになります。
