大学受験に必要なお金を知りたいです。親に出してもらうけど、知っておきたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「時期別に大学受験にお金がかかること」を紹介します。
お金を出してもらうだけで、総額費用を知らない学生が多いでしょう。
そこで、大学受験では何にお金がかかるかをまとめておきました。
最後まで読むと、大学受験のためにお金を使う上での注意点も知れます。
ではさっそく見ていきましょう。
大学受験の最初にお金がかかるもの
まずは、大学受験の最初にお金がかかるものを解説します。
- 参考書代+過去問代
- 模擬試験代
- 勉強場所+塾代
それぞれ説明していきます。
最初にお金がかかるもの①:参考書代+過去問代
大学受験の勉強には、参考書・問題集を使う人がほとんどです。
おおよその値段ですが、1冊1000円ほどかかります。
科目・志望校によって、必要な参考書の数は違います。
それに加えて、赤本や予想問題集を購入する人も多いです。
これらの本は、志望校や学部別に購入しないといけません。
多くの大学を受ける予定の人だと、費用が高くなります。
もし併願校も受けるとなると、その分の対策も必要です。
そうなると、参考書の費用が増えていくことになります。
最初にお金がかかるもの②:模擬試験代
高校3年生になると、多くの模試を受験する機会があります。
- 河合塾マーク・記述模試
- 駿台マーク・記述模試
- 東進共通テスト本番レベル模試
- 志望校別模試(〇大の問題形式)
これらの模試を受験するのにも、お金はかかっています。
そんな模試は、年に4〜5回以上受ける機会があると思います。
最初にお金がかかるもの③:勉強場所+塾代
人によりますが、勉強する場所にこだわりがある人もいます。
日々、集中できる場所を確保しておくことは大事なことです。
塾に行くとなると、色々なお金が必要になります。
塾代だけでなく、交通費・食事代などもかかってきます。
その分、集中して勉強できる環境であることは間違いないです。
日本人全体を見て大学受験のために塾に通う人は、そこまで多くないです。
そのため、平均は高く出ませんが、結構なお金が必要です。
大学受験の直前にお金がかかるもの
次は、大学受験の直前にお金がかかるものを紹介します。
- 願書代+受験代
- 交通費+宿泊代
- 入学金+授業料
順番に解説していきます。
直前にお金がかかるもの①:願書代+受験代
大学を受験するとなると、願書代と受験代が必要になってきます。
オンライン出願できる大学も多く、受験代だけで良いこともあります。
私立大学の方が費用は高いですが、複数学部受験で割引適用もあります。
お得かと言われれば、微妙な気持ちになってしまいます。
興味のない学部に受かっても、結局行かないことも考えられます。
〇〇大学を目指しているだけなら、利用するのは問題ありません。
直前にお金がかかるもの②:交通費+宿泊代
大学受験を受けに行くには、交通費が必要です。
遠くに受験会場がある場合は、前日に1泊して受験になります。
実際に4年間通うことを考慮し、受験校を決めるのが大切です。
文系・理系によって、大学のおすすめの場所が変化しています。
場所も条件の1つとして挙げつつ、大学を選択していきましょう。
直前にお金がかかるもの③:入学金+授業料
大学に合格したら、期限以内に入学金を支払わないと入学できません。
大学に入学して進学するには、結構な額がかかります。
学生の中には、お金に関して不安な人もいるかと思います。
もしそういう人は、奨学金のことを調べてみましょう。
少しでも安心した状態にし、勉強に取り掛かれるようにしましょう。
- JASSOの返済不要の奨学金
- JASSOの返済必要の奨学金
- 大学独自の奨学金など
勉強するのにも、お金が必要と実感できたら、嬉しいです。
早めに取り組んでおくと、準備期間も長く取れるため、おすすめです。
大学受験で注意しておくべきお金のこと
最後に、大学受験のお金での注意点をみていきましょう。
- 入学金締め切り日を確認
- 受験する大学を絞る
- 費用削減のコツを知る
1つずつ解説していきます。
大学受験のお金での注意点①:入学金締め切り日を確認
大学の入学費は、合格をキープするために必要なものです。
そのため、A大学を合格したが、B大学に行きたいと仮定しましょう。
A大の入学金の締め切り日前に、B大の合格発表があれば費用を抑えれます。
B大に落ちたらA大学の学費を払えば、費用面では困りません。
お金を無駄にするケースとして、行かない大学の入学金も払うことです。
ただ、全部の大学で上手いことスケジュールを組むことは難しいです。
大学受験のお金での注意点②:受験する大学を絞る
これまで説明してきたように、大学受験には多くの費用がかかってきます。
確かにとりあえず、良い大学に行きたいから突っ込む人もいます。
ですが、そんな人も一旦、行きたい学部を考える必要はあります。
受験勉強を開始する前に、1週間ほど考えてみましょう。
納得できるものが見つからなかったら、仕方がないかもしれません。
ただ、一度真剣に考えないと、就職活動時に考える機会がやってきます。
大学受験のお金での注意点③:費用削減のコツを知る
大学受験には、かなり莫大なお金がかかります。
ですが、抑えることができるため、コツも知っておきましょう。
- 中古の本を購入する
- 過去問を学校でコピーする
- 友人と参考書・過去問を共有する
中古のものや共有することで、費用を抑えることができます。
全部無理して抑える必要ありませんが、可能な部分は頑張りましょう。
中古で購入する際、本の情報が古くないか注意が必要です。
ただし、第一志望の過去問は、自分の分を持つことをおすすめします。
周りと共有せずに、新しいものを買っておきましょう。
まとめ:学べる環境はありがたいこと
「大学受験において必要な費用」を解説しました。
受験勉強をするには、お金がたくさんかかります。
親が出している人がほとんどで、ありがたみを感じる機会は少ないです。
それが当たり前なこと自体、素晴らしいと知っておきましょう。
勉強できるありがたみを感じると、より普段の勉強も大切にします。
周りに感謝をしつつ、結果で恩返しできることを願っています。