浪人することが決まり、自習室のあるところで勉強しようと思っています。使い方や気をつけることがあれば、教えてください。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「浪人生が自習室を使うときに気をつけるポイント」を紹介します。
ただ、現役のときは勉強をしているふりになっていたので、浪人期にはルールを設けて使っていました。
その結果、浪人生のときはしっかりと勉強に打ち込むことができたと実感しています。
最後までお読みいただくと、浪人中の自習室の使い方・ルールも知ることができます。
ではさっそく見ていきましょう。
浪人生は自習がメインの勉強になる理由
まずは、浪人生が自習がメインの勉強になる理由を解説します。
- 一人で勉強をすることが多い
- 自分のペースで勉強を進めれる
- 受験勉強は、反復練習が必要
- 授業で志望校別対策まではなかなかやってくれない
それぞれ説明していきますね。
理由①:一人で勉強をすることが多い
浪人生は1人で勉強することが多いです。
現役時代は学校に行けば、友人が近くにいて一緒に勉強することができます。
それが当たり前の環境でしたが、浪人生にとっては違います。
浪人生は必ずしも塾に行く必要がなく、家で受験勉強をする人もいます。
理由②:自分のペースで勉強を進めれる
浪人生は、学校も塾もなければ、自分でペースを決めて勉強することになります。
現役時代にすでに学んで理解していることに長い時間を費やすことは、あまり意味がありません。
それならば、まだ理解ができていない部分を勉強する方がおすすめです。
英単語などの勉強でも同じことが言えますので、そうなっていないか確認しておきましょう。
理由③:受験勉強は、反復練習が必要
大学入試は普段やってきたことを出す場所です。
普段やっていることをどんな状況でも出すためには、反復練習が必要です。
本番で緊張して頭が真っ白になっても、体が覚えている状態になるまでやり込みましょう。
日常生活のことでも同様に、受験勉強でも体が慣れるまでは数を意識しましょう。
理由④:授業で志望校別対策まではなかなかやってくれない
浪人生が予備校に行くと授業をやっているところもあります。
だがしかし、自分が行きたい大学の志望校別対策を通年やっている訳ではないことがほとんどです。
講習や追加料金を払って、志望校別対策をすることが多いです。
予備校というシステム上、色々な大学志望の生徒がいて、それぞれに特化した勉強をすることは難しいです。
全員の基礎学力を上げる面に関しては良い場所ですが、志望校合格に直結しない場合も多いです。
実際に浪人期の自習室の使い方
次は実際に浪人期の自習室の使い方を紹介します。
- 当たり前のことを当たり前に行動する
- 友達と背中合わせで勉強する
- 2時間以上座りぱなしにしない
- 気分によって場所を変えて勉強する
順番に解説していきますね。
使い方①:当たり前のことを当たり前に行動する
浪人生が自習室を使うならば、当たり前のことを当たり前にしましょう。
- 朝1番から自習室に行く
- いつもの席を決めておく
- 演習メインの勉強をする
当たり前のことを当たり前にするのが、合格の近道です。
自習室で演習メインにしていたのは、移動時間に暗記の勉強をすることができるからです。
浪人時代にはスマホを解約していたので、空き時間や隙間時間を暗記の勉強に充てることが増やせました。
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使い方②:友達と背中合わせで勉強する
もし浪人時代のときに、一緒に勉強する友人や知り合いがいたら向かい合って勉強することをおすすめします。
横に友人がいたら、そっちに気がとられ、勉強に集中できないことがよくありました。
受験勉強よりも友達と話している方が楽しいので、仕方がないですよね。
使い方③:2時間以上座りぱなしにしない
浪人生は、朝から晩まで嫌でも勉強をすることができてしまいます。
そうなると、基本的にはずっと座りぱなしになることが多いのではないでしょうか。
トイレ休憩でも、飲み物を買いに行くでもいいので、2時間以上座りぱなしに気をつけましょう。
今は良くても、夕方や夜に影響してくるので、気分転換に立ち上がりましょう。
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使い方④:気分によって場所を変えて勉強する
僕は、浪人期の1年間予備校に通っていました。
塾選びのときに、場所を変えることができる塾選びも意外と大切です。
そもそも授業を受ける必要性がないならば、塾ではなく自習室を借りることもおすすめです。
僕も自習室目当てで予備校に入りましたが、ほとんど授業に出ずに自習室にこもっていました。
有料の自習室がおすすめの理由
- 周りの学生・社会人もみんな勉強をしにきている
- 飲み物などを自由に飲める
- 関係者しか入ってこれないので、周りを気にしなくてOK
自習室で自習する際に気をつけるポイント
最後に、自習室で自習する際に気をつけるポイントをみていきましょう。
- 長時間勉強するなら飲み物に注意
- スマホを持ち込まない工夫をしたい
- 昼寝は短時間で済ませる
ポイント①:長時間勉強するなら飲み物に注意
1日中勉強するのであれば、飲み物は必須です。
毎日飲み物を購入するとなると、結構なお金がかかってしまいます。
自習室にロッカーがあれば、参考書は置いておき、家から飲み物を持っていくようにしましょう。
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ポイント②:スマホを持ち込まない工夫をしたい
浪人生は、自習室にスマホを持ち込まないような工夫をしたいです。
自習室は勉強するところであって、スマホを触る場所ではありません。
僕はスマホを解約して1年間過ごしていましたが、1日だけでもスマホを自習室に持ち込まないことならできるかと思います。
1日くらいスマホなくても、浪人生にとって困ることはほぼないです。
ポイント③:昼寝は短時間で済ませる
自習室は、勉強や作業をするところです。
昼寝してしまうのは、仕方がないかもしれませんが、短時間で抑さえておきましょう。
自分が勉強しているときに、いびきをかいて寝ている人が周りにいたら集中力が切れないでしょうか。
自習室では極力寝ないように、夜の睡眠をしっかりと確保しておきましょう。
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まとめ:自習室で勉強するのがおすすめな人
「自習室の使い方の注意点」を解説しました。
浪人生で、時間があるからこそ、主体的な勉強が求められます。
そのために環境にお金を費やすことは大切だと思います。