大学受験の英単語の勉強ができる単語帳が知りたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「システム英単語の使い方」を紹介します。
現在、英単語の勉強を開始したいけど、どの参考書を使えばいいか悩んでいる人に向けての記事ともなっています。
もちろん、実際にシステム英単語を使っている方にもおすすめの内容です。
僕が実際に使っていた参考書で、参考になる部分も多くあるので、最後まで読んでいただけると幸いです。
ではさっそく見ていきましょう。
システム英単語とは?
まずは、システム英単語の特徴を紹介します。
- システム英単語の基本的情報
- システム英単語はいらない?
順番に解説していきます。
その①:システム英単語の基本的情報
「システム英単語」は駿台文庫が出版している参考書です。
シス単の概要
- おすすめの人:大学受験の英単語を固めたい人
- ページ数:386ページ
- 費用:1,100円
- 進めるペース:1週間で100個〜1章を1日へ
- 注意点:実際に文章で見て覚えている状態を目指す
大学受験の勉強で使う参考書の中でも、かなりメジャーな参考書です。
システム英単語は、1〜5章と品詞別に分けられている英単語帳です。
受験で英語を使うならば、1番最初に勉強しておきたいのが英単語になります。
基礎である英単語が知らない状態が多いと、文法や解釈や長文の際に余分に時間がかかってしまいます。
また、システム英単語以外にも、おすすめの英単語帳があります。
上記の参考書どれか一冊を全体通して覚えることができれば、どの参考書でも問題ありません。
正直文章を読むために英単語を覚えるため、どの単語帳でも覚えれていたら関係ありません。
もちろん学校で指定された単語帳を買わないといけない人もいると思いますが、それを利用するのでOKです。
その②:システム英単語はいらない?
システム英単語は英単語のための参考書で、やる意味があるのと思う方もいるでしょう。
個人的にはかなり必要な参考書で、しっかりと1冊極めると英語の実力がつくと思っています。
英単語は英語を学習する上での土台なため、絶対に勉強するようにしましょう。
英語を勉強するならば、基本的に英語を読み書きすることが最低限求められています。
もちろん、英語で言えば、英単語と英文法が基本事項に当てはまります。
それに英単語が分からない状態だと、何が課題か分からずにダラダラと時間だけ過ぎていくかもしれません。
ただ、必ずしもシステム英単語で対策する必要はないかなとも思います。
自分の志望校の問題が読めるレベルになっていれば、結果として問題ありません。
ただ、ターゲット1900の方が基礎単語を習得することができると思います。
それよりもよくある失敗として、英単語を本文で見たら分からない状態になることです。
システム英単語の使い方
次に、システム英単語の使い方を紹介します。
- システム英単語の内容
- システム英単語の使い方
- システム英単語はいつから使う?
順番に解説していきます。
その①:システム英単語の内容
システム英単語では、英単語と関連する語法・イディオムが載っている参考書です。
この英単語帳では、5章と品詞別に分けられています。
- 1〜3章:全ての受験生が必要
- 4章:難関校を目指す受験生必須
- 5章:よく出る多義語
英単語は志望校によって必要な数は違いますが、高校レベルの基礎英単語は全員覚えておきましょう。
どこの大学を受けるにしても、1〜2章の英単語は抑えておきたいです。
単語の上に、短文も載っており、短文を使ってどのように使っているか確認することが可能です。
その②:システム英単語の使い方
システム英単語は、基本的に1冊で英単語対策が可能な英単語帳です。
大学入試レベルの英単語を覚えるために、インプット用の教材として利用しましょう。
システム英単語は受験直前まで利用する系の参考書のため、何周もこなして覚え続けることが肝心です。
むしろ1回で覚えようとして、途中で挫折しないように気をつけましょう。
英単語暗記で意識すること
- 3秒以内に訳が分かるようにする
- 手よりも目で覚える
- 最初は朝昼晩3回使って覚える
- 前から少しずつ覚えていく
1回目はゆっくりでいいので、最終的に1日1章くらい余裕で進めるようにしていきましょう。
特に国公立志望の受験生だと、英語に割ける時間が少なくなっていくので、スピーディーな復習が大切です。
ただなかなか覚えれない人は、カードを使って覚えるのもおすすめです。
システム英単語ではカードを使っていませんが、覚えれていない長文で出てきた単語で使っていました。
その③:システム英単語はいつから使う?
システム英単語は、以下の時期に始めるのがおすすめです。
おすすめの開始時期
- 英語が得意な人:高校1年生からでもOK
- 英語が苦手な人:学校の小テストと同じペースで
- 受験生:高校3年生1学期から始める
英語が得意な人だと、高校1年生の夏休みごろから少しずつ始めておくとかなり有利です。
しっかりと早い段階から基礎を固めておくと、長期記憶になり、なかなか忘れない状態を作れます。
正しいという文字を書いて、何回間違えたかメモして繰り返して覚えていました。
英単語を開始する時期は早い方がいいですが、高校3年生秋頃までに覚えておけば、大丈夫です。
システム英単語のレベル
最後に、システム英単語のレベルを紹介します。
- システム英単語がおすすめな人
- システム英単語の時間の目安
順番に解説していきます。
その①:システム英単語がおすすめな人
システム英単語がおすすめな人は、以下の通りです。
- 大学受験の入試科目として英語が必要な人
- 英文法の基礎を固めたい高校1・2年生
- 英語が苦手で克服したい人
英単語は暗記とか言われることはありますが、知識があるだけでスムーズにいくことも多いです。
特に英語が苦手な人は、英単語や英文法を疎かにしている傾向がかなり高いです。
英語の成績を伸ばすためには、基礎の部分を丁寧に固めていくことが重要です。
反対に、すでに英単語を固まっている人にはおすすめしません。
システム英単語を飛ばして、次のレベルの単語帳でインプットか英文法の学習に進みましょう。
シス単のレベル
- 偏差値45〜
- 共通テスト3割程度
- 基礎・標準レベル
システム英単語は、基礎となる英単語を覚えるための参考書なので、初学者が利用することがおすすめです。
ただ少しレベルの高い内容もあるため、まずは、1・2章の暗記から行いましょう。
その②:システム英単語の時間の目安
システム英単語は、全部で5章に分かれている参考書です。
とにかく最初の段階は浅く広く学習するために、1週間で100個ずつから進めてみましょう。
おすすめの時間の目安
- 1周目は、1週間で100個〜を覚えていく
- 夏休み以降は、4日1章ずつ進める
- 冬頃には1日1章ずつ目を通す
人によって英単語に使える時間や暗記量が違うため、一概に言えませんが、週に100個を目安にしましょう。
それくらいの英単語を覚えるために、しっかりと時間を確保することの方が大切です。
スマホを触る時間を削って、毎週少しずつ進めていくことができると思います。
夏休みなどの長期休みに、覚えれていない単語を何回も見返して覚えていきましょう。
まとめ:英熟語に進んで知識を増やしていこう!
「システム英単語の使い方」を紹介しました。
この単語帳1冊あれば、大学受験レベルの英単語を抑えることは可能です。
ただシステム英単語の4章は難しい部類なので、受験直前までに覚えれたらOKです。
最初のうちは、何度見ても覚えることができないかもしれませんが、覚えれるまで繰り返すのが優先です。
一度覚えてしまうと、次の勉強に進むこともできるので、早い段階に覚えておきましょう。