受験のために資格をとった方がいいですか?国公立志望なので、必要ないですよね?
こんな疑問に答えます。
この記事では、「大学受験におすすめの資格」を紹介します。
国公立志望だった僕が、資格を視野に入れておけばよかったなと振り返って思うことを書いています。
最後までお読みいただくと、資格に関してのよくある疑問・注意点も知ることができます。
ではさっそく見ていきましょう。
国公立志望の人も資格を考えておくべき理由
まずは、国公立志望の人も資格を考えておくべき理由を解説します。
- 勉強した証明を受験以外の形で残すため
- 私立の受験をするときに使えるため
- 就活のときに書くことができる
それぞれ説明していきますね。
理由①:勉強した証明を受験以外の形で残すため
受験勉強を頑張った証明は、基本的に大学合格という形でしか証明することはできないです。
個人的には、その過程こそが大切なものだと思っていますが、他人の過程なんてあまり興味がないのが実情です。
ですが、資格を取ることも勉強をしていたという証明にはなるかなと思います。
資格を勉強せずに取れるなんて、なかなか想像することができません。
一生懸命資格のために時間を割いて勉強したことが、記録として残るのはなんだか嬉しいです。
残すために勉強している訳ではありませんが、評価されないのは残念な気持ちになります。
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理由②:私立の受験をするときに使えるため
私立大学の4割ほどが、英語検定などの資格を入試に活用していると言われています。
- 一部の科目の試験免除
- 科目の点数固定化
資格を持っていたら、試験を免除することや高得点を保証してくれるシステムがあります。
国公立志望の人は、併願校の負担を減らしたいと思っている人も多いでしょう。
1科目勉強しなくても、点数が取れていると分かると、気持ち的にも余裕が生まれると思います。
しっかりと併願校を確保することは国公立志望の人に大切なことです。
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理由③:就活のときに書くことができる
こちらは大学に入学してからの話になります。
大学生になったら、色々なことをやりたいと思っている人も多いでしょう。
実際に大学生になると、色々なことを行う時間はあります。
その中で、就職のために資格を取ろうとする人も一定数います。
勉強することは大切なことですが、大学生活を勉強だけで終わらせたくはないでしょう。
そのため、高校生のうちに取っておくと、大学生になってからわざわざ取る必要はありません。
受験のためのおすすめの資格
次は、受験のためのおすすめの資格について紹介します。
- 英検2級
- 漢検2級
- 数学検定準1級
順番に解説していきますね。
おすすめの資格①:英検2級
大学受験のためにおすすめの資格の1つ目は、英語検定2級です。
英語検定は、高校受験のときにも利用できるので、知っている人も多くいるでしょう。
英検2級を持っていれば、高校卒業レベルの学力があると言われています。
学力証明だけでなく、受験の英語が有利になることも多く、メリットは多めです。
英検を持っているメリット
- 高校卒業レベルの4技能をバランスよく身につけている証明
- 大学受験・就職・海外留学などに活かせる
- AO入試・推薦入試で一定の点数を加算・免除
- 履歴書でも評価される
英検は受験だけでなく、将来のことを考えたときに役に立つものです。
おすすめの資格②:漢検2級
大学受験のためにおすすめの資格の2つ目は、漢字検定2級です。
漢字検定は、小学生のときから馴染みがあり、知っている人も多くいるでしょう。
漢字検定2級を持っていれば、高校卒業レベルの学力があると言われています。
学力証明だけでなく、全ての科目の基礎となる漢字なので、メリットは多めです。
漢検を持っているメリット
- 教養が豊かになる
- 基礎学力の向上
- 大学入試で評価されることもある
- 就職のときに活用されることもある
漢字検定は受験だけでなく、他の勉強をするときに役に立つものです。
おすすめの資格③:数学検定準1級
大学受験のためにおすすめの資格の3つ目は、数学検定準1級です。
数学検定は、日常的にあまり馴染みがなく、知らない人も多くいるでしょう。
ちなみにですが、数学検定準1級を持っていれば、高校卒業レベルの学力があると言われています。
数学が得意・好きな人は受験を考えてもいいでしょう。
数検を持っているメリット
- 計算能力が身につく
- 大学入試で評価されることもある
- 就職のときに活用されることもある
数学検定が評価されるというよりは、勉強してきた姿勢が評価される認識でOKです。
資格に関してのよくある疑問・注意点
最後に、資格に関してのよくある疑問・注意点をみていきましょう。
- 受験生は3年生1学期中までに資格を取る
- 最初に取得するのは英語検定がおすすめ
- 正直資格なくてもどうにかなるのが本音
1つずつ解説していきますね。
その①:受験生は3年生1学期中までに資格を取る
基本的に、受験勉強だけの生活を2年間続けることはかなりしんどいです。
そのため、高校2年生の時点から受験勉強を意識している人には資格取得はおすすめです。
大学合格以外の目的があることで、勉強する習慣をより簡単につけることが可能になります。
ただ、メインの勉強は受験ということは忘れないようにしましょう。
モチベーション維持するために資格取得を考えるのは、全然問題ありませんよ。
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その②:最初に取得するのは英語検定がおすすめ
先ほど紹介した3つの中で、1番おすすめな資格は、英語検定になります。
最初に資格を取るならば、英検を取っておきましょう。
受験で1番評価されますし、英語の基礎力も上がるのでおすすめです。
どこの大学・学部を受けるにしても、大抵英語は必須科目なことがほとんどです。
その上、大学に入ってからTOEICなどの英語の勉強しているという周りの話も聞きます。
その③:正直資格なくてもどうにかなるのが本音
僕個人の意見になるのですが、正直資格はなくてもどうにかなります。
というよりは、資格を持っていないならば、持っていないなりにどうにかしないといけません。
そもそも、みんなが持っているものを持っていても、価値があるのか疑問です。
それならば、自分だけの武器を持っている方が魅力的ではないでしょうか。
大学受験生にこのことを言うことは酷だと承知していますが、受験終了後からでも意識してみてください。
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まとめ:余裕があれば資格取得も考えよう
「大学受験のためのおすすめの資格」を解説しました。
受験勉強は長期戦の戦いになることが多いです。
今すぐにという見返りを求めていると、継続することはなかなか難しいでしょう。
目に見える結果がすぐに欲しいのであれば、資格を取得することはありです。
ただし、これまでの積み重ねがなければ負担になることは目に見えていますが。