学校である進路相談が苦手です。少しでも上手くいかせる方法が知りたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「なぜ進路相談が苦手に感じてしまうのかの理由」を紹介します。
僕も進路相談は苦手だったので、その経験を元に、その理由と改善策を書いていきます。
最後までお読みいただくと、進路相談に行くまでにやっておきたいことも知ることができます。
ではさっそく見ていきましょう。
なぜ進路相談が苦手になってしまうのか
まずは、なぜ進路相談が苦手になってしまうのかの理由を解説します。
- 自分の進路が決まっていない
- 第一志望に受からないと思っているから
- そもそも話すことが苦手
それぞれ説明していきますね。
理由①:自分の進路が決まっていない
自分の進路が決まっていない人だと、進路相談をしてもどうすれば良いか悩んでしまうことでしょう。
高校生の時点で、自分の進路を決め切っている人も一部いますが、大抵の学生さんは決まっていません。
そもそも高校生の時点で、60歳以降まで続ける仕事を見つけている方がすごいと思います。
僕なんて、3回も学部を変えているので、より進路を選ぶことの難しさを実感しています。
将来の夢が決まらない理由
- 現実ばかりを見てしまっている
- 知っている職業の選択肢が少ないため
- これといった決め手がない
職業に関しては、選択肢が10個よりも100個あった方が、自分にあったものも見つかると思います。
理由②:第一志望に受からないと思っているから
進路相談が苦手に感じる理由として、第一志望に受かる気がしないということも挙げられます。
正直、一度受験を経験している浪人生でも第一志望の大学に10%しか受からないと言われています。
現役生になると、浪人生よりも不安を感じる要素が多く、そういう状態に陥ることは仕方がありません。
日本は学歴社会と言われており、高校生が学歴を意識してしまうのは仕方がありません。
僕も大学にお金を払うならば、少しでも有名な大学の方がいいと思うので、否定はできません。
私立・国公立大学であれ、奨学金・学費免除がない限りは、年間で50万円以上はかかります。
そのため、少しでも良い大学を目指していこうとなります。
受験生の気持ちは分かるのですが、実体験から自分のレベルに合った大学に行くことをおすすめしています。
-
自分のレベルに合う大学に行くべき理由を解説!
理由③:そもそも話すことが苦手
進路相談以前に、そもそも話すことが苦手な人もいるのではないでしょうか。
僕も話すことがそこまで得意ではないので、気持ちは分かります。
集団が苦手な人もいれば、1対1が苦手な人など色々いるでしょう。
ただ、話すことが苦手であっても進路相談はみんな行わないといけません。
進路相談の話し合いを上手くする方法
次は、進路相談の話し合いを上手くする方法について紹介します。
- しっかりと進路を考えて挑む
- どうすれば受かるか聞いてみる
- 補足:あえて当てにしないのも一手
順番に解説していきますね。
その①:しっかりと進路を考えて挑む
自分の進路だがらこそ、自分なりに納得した状態で進路相談に挑みましょう。
進路だけでなく、他のことに関しても同じことが言えます。
1つの軸がブレると、他のことにも影響を与えて、人間としてブレてしまうことも起こります。
一度ブレたら、戻るまで時間がかかったり、メンタルが下がったりすることもあります。
進路は悩むものだからこそ、自分の大切なものを優先として進路を決めていきましょう。
-
将来の夢がない人が納得できる大学選びの方法!
その②:どうすれば受かるか聞いてみる
進路相談が嫌だと感じる理由として、第一志望を否定されることが大きいでしょう。
否定や無理と思われるから言いたくないと思うのは、仕方がないことです。
ですが、第一志望を言わないと、進路相談の意味がなくなります。
マイナスの話をされるくらいならば、ためになる話を聞き出しましょう。
落ちるかもというのは、自分でも自覚しているからそういう話をされても、時間の無駄です。
それならば、合格するためにどうしたらいいかを聞き出しましょう。
今の現状が〇大に合格が厳しいならば、具体的な改善策を考えることが大切です。
補足:あえて当てにしないのも一手
あえて学校の進路相談を当てにしないこともありです。
学校の先生は、進路を相談するよりも、授業を教えることが仕事な気がします。
それに40人くらいの生徒のことを深く進路まで考えることは、いくら時間があっても難しいです。
他の仕事もあるなか、生徒の進路相談までしていることは、大変だなと今では思います。
だからこそ、あえてほどほどで良いのかなと思ってしまいます。
進路相談に行くまでにやっておきたいこと
最後に、進路相談に行くまでにやっておきたいことをみていきましょう。
- 行きたいと思う学部を決めておく
- 第一志望になる学校を何個か持っておく
- 聞きたいことをまとめておく
1つずつ解説していきますね。
その①:行きたいと思う学部を決めておく
最低限どこの学部に行きたいかは、進路相談前に決めていきましょう。
軸がブレにくいということでも、大学選びよりも学部を先に決めることをおすすめしています。
以下のように、将来なりたいことが決まっていれば、学部もあっさりと決まることでしょう。
- 塾教員→教育学部
- エンジニア→工学部
- 銀行員→経済学部
ですが、みんながみんな将来したいことが決まっている訳ではありません。
僕は高校生のときにブログに憧れましたが、学部や大学名は全く関係ありませんでした。
今は経済・経営関係の勉強を大学でしています。
ブログと経済・経営は、学部選びには直接関係性はありません。
それでも、自分のなかでは納得して進んでいることは確かです。
その②:第一志望になる学校を何個か持っておく
行きたい学部から決めると、大学がいくつか絞ることができます。
そこから、学費や場所などの要素で考えていくと、より大学の数を絞ることができます。
やりたいことや住んでいる地域により、自分の譲れないものは違ってきまいます。
大学選びに譲れないものを大事にしながら、自分の進路を考えながら決めていけばOKです。
勉強する前に併願校を決めた方がいい理由
- どの科目への配分や出題範囲など意識して勉強できる
- 受験直前に決めると客観的に見れない
- 直前期に余計なことを考える必要がない
基本的に、受験開始するタイミングに併願校まで決めておくことをおすすめしています。
-
併願の大学をどう選ぶ?受験開始前に決めるコツ
その③:聞きたいことをまとめておく
進路相談をする前に、先生に聞きたいことをまとめておきましょう。
- 自分の学校の成績だと、どこ大に行くのが多いか
- 併願校をどこにしたらいいか
- 第一志望に合格するためにすること
ここまでのことを聞くなら、まるで塾みたい感じです。
進路相談で話すこともそんなにないのであれば、別に聞いてもOKでしょう。
むしろ自分のことを思うと、確実に聞いておいた方がためになるでしょう。
教えてもらった情報を参考程度に、もう一度大学選びを考えてみてもいいかと思います。
まとめ:自分の人生を考える良い機会にしよう
「進路相談の話し合いを上手くいかせる方法」を解説しました。
自分の進路のことを考えることは、正直言って難しいことです。
自分の将来のことなんて予想できないし、イメージもできない人が大半です。
ですが今考えることから逃げてしまうと、大学生になってから考えないといけなくなります。
ただし、このタイミングでは、本当に自分に合っているか試す時間がないかもしれません。
残念ながら、就職活動する直前まで何も考えていない大学生も多くいるのが現状です。