国公立大学を目指してますが、私立大学との違いを知りたいです。おすすめの人も教えて。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「国公立大学・私立大学の違い」を紹介します。
僕は、1年間浪人した後に、国公立大学に通っている学生です。
この記事では、国公立大学・私立大学がおすすめな人の特徴も知れます。
最後まで読み、自分にはどの大学が合うか決めてみましょう。
国公立大学と私立大学の数
全国にある国公立大学と私立大学の数は、以下の通りです。
- 国立大学:約100校
- 公立大学:約100校
- 私立大学:約600校
国公立の大学は4つに1つで、数だけで考えると、少なくないです。
ただ、有名国公立ばかりに視野が行きがちなことが多いです。
ここでは、大学の数はたくさんあることを抑えましょう。
こんな数の大学があれば、やりたいことができる大学はあるはずです。
名前にこだわりすぎず、やりたいことを追求していきましょう。
国公立大学と私立大学の違い〈受験前編〉
次に、受験前に起こる国公立大学と私立大学の違いを説明します。
- 受験に必要な科目が違う
- 受験できる回数が違う
- 指定校推薦の有無
順番に解説していきます。
受験前の国公立・私立の違い①:受験に必要な科目が違う
国公立大学を志望するなら、英数国理社の5科目が必要なことが多いです。
国公立志望で必要な科目
- 英語
- 国語
- 社会1〜2つ
- 数学1A2B ※理系はⅢまで
- 理科基礎2科目or理科2科目
国公立大学でも、大学により、社会1科目に変化することもあります。
事前に、自分が興味がある大学の受験科目の確認は必須です。
私立大学志望で必要な科目
- 英語
- 国語or理科1〜2科目
- 数学・社会科目を1つ選択
国公立大学に比べて、私立大学の受験に必要な科目は少なくなります。
文系だと英国社・英国数の2パターンで、理系だと英数理が多いです。
受験前の国公立・私立の違い②:受験できる回数が違う
国公立大学を受験するなら、前・中・後期の3回しか機会がありません。
私立大学では、学部を選ばなければ、何度も受験することが可能です。
この大学に入りたい人ならば、うまく活用することができます。
- 2/1にA大学の〇〇学部
- 2/2にA大学の□□学部
- 2/3にB大学の〇〇学部
- 2/5にA大学の△△学部
ちなみに国公立志望の学生も、基本的に併願で私立大学を受けるはずです。
受験を始める前に、併願の大学も同時に決めておきましょう。
受験前の国公立・私立の違い③:指定校推薦の有無
国公立大学には、指定校推薦がありません。
私立大学だと指定校推薦があり、3割程度は利用しているようです。
上記のように、指定校推薦と一般入試では、求められる能力が違います。
そのため、自分に必要なものをしっかりと対策しておきましょう。
別に指定校を利用すること自体は、悪いことではありません。
指定校推薦には、良い部分もあります。
普通に受験すると、色々なお金もかかるため、感謝をしましょう。
国公立大学と私立大学の違い〈受験後編〉
次に、受験後に起こる国公立大学と私立大学の違いを説明します。
- 1年あたりの学費が違う
- 人数の多さが違う
- 研究室の設備が違う
順番に解説していきます。
受験後の国公立・私立の違い①:1年あたりの学費が違う
国公立の学費は一定で、どの大学に進学しても53万円となってます。
4年間積み重なるとなると、学費も大きな負担になります。
学費のために、国公立を志望する学生もいるのではないでしょう。
ただ、私立大学には特待生の制度があることもあります。
そのため、学費を何%か免除してもらえる可能性もあります。
受験後の国公立・私立の違い②:人数の多さが違う
国公立大学に比べて、私立大学は1学部あたりの募集人数が多いです。
併願もあるため、多めに合格にしている大学も存在しています。
1学部に1000人ほど募集している学部もありました。
そういう背景もあり、私立大学の方が学生の人数は多くなっています。
僕は人数が多い場所が苦手で、私立は極力選びたくありませんでした。
受験後の国公立・私立の違い③:研究室の設備が違う
国公立大学は、1つの大学あたりの人数が少ない傾向になります。
そのため、しっかりと研究室を使うことが可能です。
理系だと、そのまま大学院に上がることも考えている人も多いです。
そこも踏まえて、大学選びを参考にしてみてください。
ただ、新しく綺麗という観点では、私立に軍配が上がります。
大学によって、どの分野が強いかは違うことがほとんどです。
その大学で学びたい分野を明確にして、調べてみましょう。
国公立大学がおすすめな人の特徴
最後に、国公立大学を目指すのがおすすめな人の特徴を伝えます。
- 苦手科目を捨てない人
- 学費が安い方がよい人
- 人が少ない環境がよい人
順番に解説していきます。
国公立大学がおすすめな人①:苦手科目を捨てない人
国公立大学を志願するならば、苦手科目も勉強しないといけません。
もちろん、苦手科目ばかりに時間を割くことも難しく、満遍なくです。
私立を志願するならば、苦手科目を割けることができます。
苦手科目があること自体は、仕方がないことです。
ですが、苦手に向き合って勉強できる人に、国公立はおすすめです。
国公立に通う大学生は通る道で、通いたいならば頑張りましょう。
広く浅い勉強を心がけ、半分はできる状態を目指していきましょう。
国公立大学がおすすめな人②:学費が安い方が良い人
学費は、安い方がよいと思う人が多数です。
学費が浮いた分、色々なものにお金をかけることができます。
大学生といえば、車の免許を取る人が多いです。
免許代に20〜30万円かかるため、費用に回してもよいです。
その他にも、海外旅行に行くこともできます。
色々とお金を使いたいならば、しっかりと今勉強しましょう。
今頑張ることで、人生が大きく変化するかもしれません。
国公立大学がおすすめな人③:人が少ない環境がよい人
人数が少ない環境で、気楽に学びたい人も多いのではないでしょう。
僕も人混みは苦手で、人が少ない方が良いなとずっと思っていました。
勉強は基本1人でするもので、周りの人が多ければ、気が散ります。
それが原因で、イライラにつながったら、最悪です。
同じことを思う人には、国公立大学が過ごしやすいと思います。
まとめ:自分に合った大学を選ぼう
「国公立大学と私立大学の違い」を解説しました。
国公立大学といっても、全国に200校ほどあります。
そのため、自分に合う大学を見つけることが得策です。
個人的ですが、やりたいことが決まってるなら、どちらでも良いです。
納得した答えを出し、それに向かって進めば問題ありません。