大学受験の共通テストの数学対策ができる本が知りたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの使い方紹介」を紹介します。
現在、共通テスト数学の勉強をしているけど、伸び悩んでいる人に向けての記事ともなっています。
もちろん、実際に共通テスト必勝マニュアルを使っている方にもおすすめの内容です。
僕が実際に使っていた参考書で、参考になる部分も多くあるので、最後まで読んでいただけると幸いです。
ではさっそく見ていきましょう。
共通テスト必勝マニュアルIA・IIBとは?
まずは、共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの特徴を紹介します。
- 共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの基本的情報
- 共通テスト必勝マニュアルIA・IIBはいらない?
順番に解説していきます。
その①:共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの基本的情報
「共通テスト必勝マニュアルIA・IIB」は東京出版が出版している参考書です。
必勝マニュアル数学IAの概要
- おすすめの人:共通テストで6〜7割以上安定している人
- ページ数:248ページ
- 費用:1,430円
- 進めるペース:IIBと同時に1ヶ月で完成
- 注意点:基礎が固まっている人が取り組む
必勝マニュアル数学IIBの概要
- おおすすめの人:共通テストで6〜7割以上安定している人
- ページ数:232ページ
- 費用:1,430円
- 進めるペース:IAと同時に1ヶ月で完成
- 注意点:基礎が固まっている人が取り組む
数学IAでは7章で、IIBの範囲は7章に分けられており、1番後ろには実際の共通テストの過去問もあります。
数学IA・IIBの共通テストでよく聞かれる分野がまとめてあり、共通テスト形式の問題で使いこなせるに勉強しましょう。
そのため、1周でOKという参考書ではなく、何度も繰り返して理解していくことが大事です。
ただ初学者は基本事項をしっかりと掴むことが優先で、中級者以降におすすめの参考書です。
また、必勝マニュアル以外にも、他の数学共通テスト対策の参考書があります。
共通テスト形式の問題に苦手意識があるならば、上記の参考書1冊を取り組むことを検討して良さそうです。
その②:共通テスト必勝マニュアルIA・IIBはいらない?
共通テスト必勝マニュアルIA・IIBは共通テスト対策のため、やる必要はないと思う方もいるでしょう。
特に数学が得意な人だと、すでに共通テストで8割以上安定して取ることができるかもしれません。
もちろん共通テスト対策よりも根本の学習をしっかりと行うことが大切です。
しかし、多くの人は共通テストの数学で時間が足りなく困っているため、共テ対策をすることは必須です。
ただ、必ずしも共通テスト必勝マニュアルIA・IIBで対策する必要はないかなと思います。
現状の実力で、共通テストの数学ができない理由と改善策が明確になっているならば、そちらを優先しましょう。
自分が考えて行動して改善までができていれば、どんな参考書・問題集を使っても問題ありません。
共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの使い方
次に、共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの使い方を紹介します。
- 共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの内容
- 共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの使い方
- 共通テスト必勝マニュアルはいつから使う?
順番に解説していきます。
その①:共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの内容
共通テスト必勝マニュアルIA・IIBでは、7章に単元を分かれている共通テスト対策の参考書です。
他の参考書だと、共通テストというよりも、数学の根本の部分に焦点を当てたものが多いです。
共通対策することも大切ですが、まずは根本の理解することが優先です。
実際に、共通テスト必勝マニュアルIA・IIBでは、一通りの理解を終えている前提で書いていることが多いです。
内容としては、時間をかけずにマーク式を解答する方法を詳しく解説しています。
ただ、いきなりこの本を使っても、なかなか点数が伸びずに時間だけが経ってしまうことが起こりかねません。
マーク式の参考書だからと言って、早い段階に手を出してしまうと、数学の根本の部分が抑えられなくなるかもしれません。
その②:共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの使い方
数学の根本を学ぶだけでは、共通テストの数学の点数が取れるとは限りません。
共通テストの数学で点数を確保するためには、実際に演習して慣れていくことが重要です。
そのため、マーク形式の数学の問題の解き方を理解しておく必要があります。
ただそこまで難しい部類の参考書ではないため、内容が理解ができれば1周でも大丈夫です。
2周目以降は、基本確認と例題を確認するだけでも本の内容を掴むことができるでしょう。
また、共通テスト数学は問題数の割に時間が短いという特徴があります。
2次試験のように思考して答えを出すというよりも、すぐに公式が出てきて問題にアプローチすることが大切です。
特に公式の勘違いで、問題を間違えてしまうこともあるので、基本的な公式の再確認の場としても利用しましょう。
数学の公式の覚え方
- 覚えれていない公式のみ紙に書き出しておく
- 公式の証明を行い、根本理解を努める
- 語呂合わせで覚える
- 同じ公式を使っている問題を解きまくる
公式がスムーズに出せることは時間が短いテストでは大切なことなので、対策しておくことをおすすめします。
その③:共通テスト必勝マニュアルはいつから使う?
共通テスト必勝マニュアルIA・IIBを使うのは、以下の時期に始めるのがおすすめです。
おすすめの開始時期
- 数学が得意な人:11月以降の共テ対策メイン時期
- 数学が苦手な人:11月以降の共テ対策メイン時期
- 受験生:11月以降の共テ対策メイン時期
数学が得意・苦手に限らず、11月以降の共テ対策がメインになる時期に行いましょう。
国公立志望の受験生だと、10月中までは2次試験の記述対策を中心に行いたいでしょう。
ただ、高校1・2年生から共通テストの対策を意識しているなら、早いことに越したことありません。
もし数学に時間を多く割けるならば、数学の7〜8月の段階で一度触ることをおすすめします。
共通テスト必勝マニュアルIA・IIBのレベル
最後に、共通テスト必勝マニュアルIA・IIBのレベルを紹介します。
- 共通テスト必勝マニュアルIA・IIBがおすすめな人
- 共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの時間の目安
順番に解説していきます。
その①:共通テスト必勝マニュアルIA・IIBがおすすめな人
共通テスト必勝マニュアルIA・IIBがおすすめな人は、以下の通りです。
- 共通テストのために数学を勉強する人
- 共通テスト数学で時間が足りていない人
- 共通テスト数学で6→8割以上取りたい人
共通テストはしっかりと対策することで、得点を高水準で安定させる事が可能です。
ただ数学が苦手な人は、そもそも根本理解ができていないことがよくあります。
基礎を理解した状態でこの本を行うことをおすすめします。
反対に共通テスト形式の問題には自信があり、ミスをすることがほとんどない人にはおすすめしません。
問題の誘導に乗って先を読みながら解答できるならば、他の勉強を優先することをおすすめします。
しかし、共通テスト必勝マニュアルIA・IIBは1ヶ月ほどで終わらせることが可能です。
必勝マニュアルのレベル
- 偏差値55〜
- 共通テスト6〜8割以下
- 標準レベル
共通テスト必勝マニュアルIA・IIBは、共通テストのための参考書ですが、初学者にはおすすめしません。
基礎の状態を身につけてから挑戦しないと理解できない部分があるので、共通テスト6割以上得点できるタイミングで開始しましょう。
その②:共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの時間の目安
共通テスト必勝マニュアルIA・IIBは14章に分かれている参考書です。
ただ、場合の数・確率の範囲は2項目しかないというふうに章によって項目の数はバラバラです。
おすすめの時間の目安
- 1章を1日ペースで2週間
- 2周目以降は、苦手な範囲のみ
- 3周からは演習しながら確認のみ
早い人なら2週間でもう大丈夫という人もいますが、基本的に1ヶ月で終わらせるつもりでいましょう。
ただし、全範囲を一度学んでいる前提なので、まだ触れていない人は同時並行で行いましょう。
すでに学んだ範囲の復習にもなりますし、一石二鳥です。
それに演習をして時間を空けてから、また取り組むと新しい発見があるかもしれません。
まとめ:共通テスト6→8割を目指す参考書
「共通テスト必勝マニュアルIA・IIBの使い方」を紹介しました。
数学の共通テストは時間と難易度ともに、簡単な部類ではありません。
共通テストの数学対策をしたいと思っている人も多くいるはずでしょう。。
合格る計算数学IA・IIBは基礎ができている6〜7割程度の人が8割以上にするために使うのをおすすめします。
全単元をしっかりと触ってからの方が、スムーズに共通テスト対策を行うことが可能です。