文転を決断しました。文転後におすすめの国公立が知りたいが、どこがあるだろう。
こんな疑問に答えます。
全国には、国公立大学は170個程度あると言われています。
そして、学部も考慮するとなると、かなり多種多様な選択ができます。
この記事では、「おすすめの国公立を決めるコツ」を紹介します。
途中には、文転生が国公立を目指す上での注意点もまとめてます。
最後までお読みいただき、おすすめの国公立を見つけましょう。
文転後に国公立を目指す人の特徴
まずは、文転後に国公立を目指す人の特徴を紹介します。
文転後に国公立を目指す人の特徴①:元国公立理系志望で数学が得意
そもそも、国公立理系志望だった人は、国公立文系を選択しがちです。
理系に進んでる時点で、数学が苦手ではない方がかなり多いです。
また、理系の頃の教科を、文転後でも活かしたいでしょう。
かくいう僕も、それだけの動機で国公立を目指しました。
ブログはどの大学に進んでも書けるため、こだわりはなかったです。
僕はブログを書くために、大学進学すると、決めていました。
数学に苦手意識がないならば、文転後も国公立大学を目指そうとなります。
個人的には、文転後に私立文系をためらう傾向にある気がします。
文転後に国公立を目指す人の特徴②:学費が安い方が良い
国公立の学費は、私立大学と比較して、安い部類に入ります。
それが4〜6年積み重なると、意外と大きな額になります。
国公立と私立の1年の学費
- 国公立大の学費:53万
- 私立文系の学費:約90万
- 私立理系の学費:約120万
国公立の大学は、53万円とどこでも一定です。
ただし、地元の公立大学だと、入学金が安くなることもあります。
地元出身者優遇制度と呼ばれ、入学金が10万円ほど安くなります。
大学に入学するには、まとまったお金が必要になります。
しかしその前に、私立大学の受験費などで意外とお金がかかっています。
自分や親のために、学費を抑えたい学生は多いはずです。
それは当たり前のことで、事前に調べておくことが大切になります。
知識を持っておくことで、余計なお金を払わないようにしましょう。
文転後に国公立を目指す人の特徴③:学部あたりの人数が少ない
国公立大学は、学部あたりの人数が少ない傾向にあります。
大学にもよりますが、1学科30人で1クラス分しかないこともあります。
国公立内でも、募集人数は、理系よりも文系の方は多い傾向です。
募集人数が少ない分、受かりたい大学に受かることは難しくなります。
ですが、入学することができると、手厚いサポートが受けれます。
人数が少ない方が好きな僕は、ここに惹かれました。
あくまで、4年間通う大学には、納得して入学をしたいものです。
そして大学は勉強する場で、ほどほどの人数が良い人には魅力的です。
また、併願の私立大学と第一志望の国公立の募集人数を確認しましょう。
文転後に国公立を目指すデメリット
文転後に国公立を目指すデメリットは、主に以下の2つです。
- 社会1科目を独学
- 1科目に割ける時間が減る
順番に解説していきます。
デメリット①:社会1科目を独学
文転して国公立文系を受けるならば、独学が必要な科目があります。
- 社会2科目目:日本史・世界史・地理・倫政のどれか
- 国語の記述:現代文・古文・漢文の必要なもの
志望校によりますが、上記の科目を基本的に独学しないといけません。
理系で社会が苦手な人は、社会を独学するのがなかなか大変です。
社会は覚えるだけと言いますが、意外と手がつきませんでした。
ちなみに独学するときの理想のペースは、以下の通りです。
このペースを意識してみると、文転でも遅れをとっていない状態です。
独学する科目は少ないので、意外と大丈夫と感じる人もいます。
デメリット②:1科目に割ける時間が減る
国公立文系で必要な科目は、5教科7~8科目です。
国公立文系で必要な科目
- 英語
- 国語
- 数学1A2B
- 社会2科目
- 理科基礎2科目
もちろん、受験生には時間が限られています。
そのため、全部の科目を完成させることが厳しい文転生も多いです。
その結果、浪人する可能性もあるということを考慮しましょう。
ただ、志望校の配点を意識して勉強すると、合格の可能性があります。
あまり時間を割けていない科目があっても、同様の話です。
A大学志望ならば、英語に時間を割くと、数学が苦手でも合格できます。
英語を得点源にすることで、周りと差をつけることが可能です。
全科目同じ熱量で、勉強すればよい訳ではありません。
志望する国公立の配点を見極めることが大事になります。
そして、文転後も戦略的に勉強を進めていきましょう。
関連・文転後の勉強時間の計画
おすすめの国公立大学を見つけるコツ
文転後に、おすすめの国公立を見つけるコツを紹介していきます。
- 大学の場所を把握
- 学びたい学部の選択
- 得意科目を活かせる配点
順番に解説していきます。
文転後の国公立大学の選び方①:大学の場所を把握
国公立大学を志望するとなると、通いやすさで決める方法があります。
国公立は学費が安いですが、下宿ならばその分の費用がかかります。
学費や生活費を出すのは、おそらく親がメインでしょう。
国公立で下宿すると、自宅から私立に通うよりも、値段は高くなります。
それを踏まえると、私立大学を選択できるのではないでしょうか。
場合によって、こういうケースもあることを抑えておきましょう。
個人的には、学費が安いという理由で、国公立を選んだ訳ではないです。
家から通いやすい国公立ならば、安く費用を抑えられて幸せです。
その分、車の免許代を出してもらうなどお願いするのもできます。
大学選びは家庭の事情もあるため、自分に合うものを選びましょう。
また、駅から遠い大学に、4年間も通うのが嫌な人もいますで。
大学への通いやすさという視点は、意外と大切です。
入学してみると、冬は駅から歩くのが寒く、近い方が良いなと感じます。
文転後の国公立大学の選び方②:学びたい学部の選択
自分のやりたいことが見つかり、それを軸に進路を選ぶ人もいるはずです。
大学によって、学べる内容が少し違うということはよくある話です。
ここでは、経済学部を例として挙げますね。
- A大学:会計が強い経済学部
- B大学:マーケティングが強い
- C大学:経営学が強い経済学部
経営学を学びたいと決めた学生ならば、C大学で学ぶと、深く学べます。
知識が揃っており、学びたいものを学ぶことが大事になります。
この教授のいるからという方法も似ている考え方です。
まだ細かく決まってない文転生は、とりあえず経済学部でもOKです。
やりたいことが決まっていないならば、1番無難が学部だと思います。
文転後の国公立大学の選び方③:得意科目を活かせる配点
文転して周りの受験生に遅れをとっている実感がある方もいるはずです。
それが不安であれば、得意科目を有利に使える大学を狙いましょう。
大学受験は、全国がライバルで、常に不安になります。
ですが、得意科目を有利に使える大学となると、気持ちを安定させれます。
苦手科目が少しできなくても、問題はなく、凹みすぎる必要はないです。
数学メインの国公立の例
- 横浜国立大学経済学部:2次数学のみ可
- 神戸大学経済学部:2次試験数学のみ可
- 山口大学経済学部:2次試験数学のみ可
*2024年4月時点
数学が得意ならば、数学で戦える大学を選ぶこともありです。
もちろん、他の得意科目で調べるのもありです。
また、抑えの国公立大学を選ぶときにも参考になります。
第一志望の国公立大学だけでなく、併願校も調べておく必要があります。
早いうちに候補を持っている方が気持ちも安定していきます。
まとめ:おすすめの国公立はこだわり次第
「文転でおすすめな国公立の選び方について」を解説しました。
具体的なおすすめの大学名を求めていた方は、申し訳ないです。
住んでる地域・大学のこだわりでも変わるため、難しいですよね。
おすすめの国公立の決め方としては、こだわりを抑えることになります。
- 学びたいことがある人:その学部で学べる内容
- こだわりがない人:配点や知名度で決める方法
そのこだわりは、これが正解でこれが間違いというものはないです。
また、併願校を決める際は、こだわりの視点を変えると決めやすいです。