浪人することが決まり、1年間予備校に通おうと考えています。予備校のおすすめの選び方があれば、教えてください。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「浪人生が予備校を選ぶときに気をつけるポイント」を紹介します。

ただ、授業を受けていたというよりは、自習室を借りに行っていたという方が正しいですね。
最後までお読みいただくと、浪人中の予備校以外で勉強する選択肢も知ることができます。
ではさっそく見ていきましょう。
浪人生に予備校におすすめする理由
まずは、浪人生に予備校をおすすめする理由を解説します。
- 周りも浪人生が多く、変に凹まない
- 自習室・授業があり、勉強するための環境がある
- 大学出願の調査書を忘れない
- たまに面白い先生の授業がある
それぞれ説明していきますね。
理由①:周りも浪人生が多く、変に凹まない
浪人生は、高校生や大学生を見ると変に凹んでしまうことがあります。
気持ちは分からなくもないです、僕もコンビニのレジの人の顔をまともに見れなくなった時期がありました。
予備校に通ってみると、意外と多くの浪人生が集まっており、周りと比較して落ち込むことはないかと思います。
勉強に対して真面目な人が多く、いい意味で刺激をもらえる環境でした。

理由②:自習室・授業があり、勉強するための環境がある
予備校は、大学受験の勉強をするために作られている場所です。
そのため、自習室があり、授業を受けることのできる環境が用意されています。

-
-
受験生が先に勉強する場所を決めておくべき理由
理由③:大学出願の調査書を忘れない
浪人生で塾に行っていないと、調査書のことを忘れてしまうことがあります。
僕の通っていた予備校では、週に1回HRがあり、そのときに用意しておくように言われていました。
予備校などにいないと、周りの人から言ってもらえる可能性が低くなります。
願書に関する注意点
- 10月ごろから取り寄せることができる
- ネット出願の大学もある
- 証明写真と調査書が必要
- 願書の締切日を確認しておく
- お金を振り込むのを忘れない
受験も準備も自分次第ですが、ずっと勉強ばかりをしていると忘れてしまうことがあるかもしれません。
どちらにせよ、早い段階から用意しておくことがおすすめです。

-
-
大学受験の入試前にやっておくことのロードマップ
理由④:たまに面白い先生の授業がある
予備校の授業を受けていると、たまに面白い先生の授業があります。
その先生は本を出版し、一緒に受けていた子が市販で買った本の出版者でした。
本の内容も他の参考書より面白く、授業も同様に面白かったです。

浪人生の予備校の選び方
次は、浪人生の予備校の決め方のコツを紹介します。
- 開校・閉校する時間を確認する
- 予備校の立地を確認する
- 授業形態・規模を確認する
- 予備校の雰囲気を確認する
- 自習室の多さ・質を確認する
順番に解説していきますね。
コツ①:開校・閉校する時間を確認する
予備校が何時に開くか確認することは大切です。
特に朝早くから勉強をしようと考えている人がいれば、開校時間を大切にするべきです。
僕も予備校選びでは、自習室と開校時間の2つの基準で決めました。

-
-
国公立文系志望の浪人期の1日の過ごし方を振り返ってまとめてみた
コツ②:予備校の立地を確認する
浪人して1年間予備校に通うとなると、立地も大切になってきます。
予備校選びの立地について
- 駅から徒歩5分以内
- 地下を通って予備校まで行ける
- 家から予備校まで通いやすい
- 周辺にご飯を買う店がある
大抵予備校は駅近にあるので、立地に関してそこまで不便になることは少ないです。
理想を言うならば、雨の日に濡れないように地下を通ってそのまま予備校に行けるとありがたいですね。

コツ③:授業形態・規模を確認する
世の中には色々な種類の予備校があります。
大手予備校に行けば、合格が保証されているわけでもありません。
大人数の授業が苦手な人が大手の授業を1年間聴き続けるのは、受験勉強並みにしんどいことです。
他の予備校では、少人数の授業を行ったり、1対1形式の授業をしている予備校もあります。

コツ④:予備校の雰囲気を確認する
実際に入塾前にいくつかの予備校を見学に行ったのですが、それぞれ雰囲気が違うと感じました。
おとなしい感じの塾があれば、高級感がある塾もあれば、質素と感じる塾もありました。
僕は無機質な方が勉強に集中できると思い、シンプルな内装の予備校を選びました。

コツ⑤:自習室の多さ・質を確認する
浪人生は、基本的に自習・復習が多くなってしまいます。
現役の頃に、受験に必要な知識の8割以上は勉強している人がほとんどです。
そのため、しっかりと自習ができる環境を選ぶことが大切です。
自習室の中で、隣との距離が近すぎると集中することが難しくなります。
僕は動かない椅子の方がなんか勉強に集中できます。

-
-
浪人生の頃の服装と食事のこだわりについて徹底解説してみた!
浪人生が予備校を決めたらやっておきたいこと
次は、浪人生が予備校を決めたらやっておきたいことを紹介します。
- カリキュラムの再確認
- 自習スペースの確保
- ロッカーに荷物を預ける
- 今までの参考書の整理
順番に解説していきますね。
その①:カリキュラムの再確認
予備校に入塾したら、1年間どんなカリキュラムか再確認しておきましょう。
それを見て、今のうちから何をしておけばいいか逆算することが可能です。
まだ、1年間の流れが把握できない人でも、暗記科目の勉強ならできるかと思います。
上記のように、英国では単語・文法を暗記をした前提での演習が求められます。

その②:自習スペースの確保
自習室がある予備校では、自習する場所を固定することをおすすめします。
毎日同じところで自習していると、場所選びに対して何も考える必要がなくなります。
その上、いつもの場所で常に落ち着いて勉強することができます。
僕の予備校は、毎朝早い者勝ちだったので、早く予備校に行き、いつもの席を取っていました。

-
-
浪人期の自習室の使い方とは?浪人していた僕の体験談紹介!
その③:ロッカーに荷物を預ける
僕の通っていた予備校にはロッカーがありました。
通学のときの荷物を最低限にするために、極力荷物は置いて帰っていました。
満員電車の中、パンパンのリュックで単語の勉強するのはしんどいですよね。

-
-
浪人生が運動するべき理由と勉強生活に運動を組み込む方法
その④:今までの参考書の整理
浪人生活を開始するにあたって今までの参考書の整理は必須です。
英単語などずっと使えるものもあれば、すでに演習をしまくって必要のない本もあると思います。
今は使わなくても、学習を進めていくと使えるものがあれば、それは残しておきましょう。
反対に受験科目に関係ないものは処分しても困ることはないです。

補足:予備校以外での浪人生の選択肢紹介
最後に、自習室で自習する際に気をつけるポイントをみていきましょう。
- 宅浪をする
- 有料自習室だけ借りる
- オンラインサービスで勉強する
順番に解説していきます。
選択肢①:宅浪をする
浪人生で宅浪する人も一定数います。
受験勉強は、参考書とペンさえあればどこでも勉強することができます。
わざわざ場所にお金を費やす必要もないと思う人には、宅浪はおすすめです。

選択肢②:有料自習室だけ借りる
授業は必要ないけど、家では勉強することが厳しい人も中にはいることでしょう。
そういう人は、家の近くにある有料自習室を借りる手もあります。
1年間ずっと同じ場所で勉強していると、エンジンがかからないときもやってくる可能性が高いです。
それに外だと人の視線があって、緊張感を持って勉強することができます。

選択肢③:オンラインサービスで勉強する
今では、わざわざ予備校に行かなくてもオンラインで学ぶことができます。
塾に1年間通うことに比べたら、オンライン授業は比較的安い費用で受けることが可能です。
また集団授業と違い、自分のペースで学ぶことができるのが強みですね。

まとめ:自分が予備校に合わせにいくことが大事
「浪人生の予備校の選び方のコツ」を解説しました。
入塾を決める前には、口コミを見る人も多いでしょう。
ただ予備校の口コミは正直当てにならなく、自分から予備校に合わせに行かなければならない場面もあります。
それか反対にその面に関しては、諦めて割り切るかの2択です。
