塾に行くか悩んでいます。塾に通うメリット・デメリットを教えてください。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「大学受験のために塾に通うメリット」を紹介します。
僕は1年間浪人し、現在は文系の国公立大学に通っています。
結論から言うと、自分に合うスタイルで勉強すれば、OKです。
ただ塾に通うと、勉強環境が整っていることは確かであります。
そのことを踏まえて、さっそく見ていきましょう。
前提:大学受験の塾とは何なのか?
そもそも、大学受験の塾にはどんな種類があるか紹介します。
- 集団授業の塾
- 個別指導の塾
- オンライン指導の塾
それぞれ説明していきます。
大学受験の塾の種類①:集団授業の塾
皆さんがイメージする塾と言えば、複数人で授業を受ける塾でしょう。
受験勉強は1人で行いがちですが、周りと一緒に頑張れます。
ただ、途中から入塾すると、授業が進んでおり、追いつくのが大変です。
集団形式の授業を行う塾は、大手予備校が人気の風潮があります。
- 河合塾
- 駿台予備校
- 東進ハイスクール
- 代々木ゼミナール
- 四谷学院
皆さんの住んでいる近くにも、どれかの塾があることでしょう。
僕も浪人生のときは、こちらの系統の塾に通っていました。
大学受験の塾の種類②:個別指導の塾
大学受験のための個別指導の塾も、少しずつ身の周りに増えてきています。
塾に通っていても、部活が忙しく塾に行けない日もあります。
個別指導では、自身の予定に合わせて授業を組めるため、問題ありません。
ただし費用が高いのが、デメリットとして挙げられます。
個別指導の授業を行っている塾は、最近では色々な塾があります。
- 個別教室のトライ
- 武田塾
- 明光義塾
- ナビ個別指導学院
- Z会
また、個別指導の中は、映像授業で学習を進めていく形態もあります。
映像授業の塾として、東進衛生予備校や河合塾マナビスが挙げられます。
大学受験の塾の種類③:オンライン指導の塾
現代はデジタル機器も発達し、オンラインで授業を受けることが可能です。
教室すら存在せず、どこでも授業を受けることができます。
最近ではオンライン授業も一般化し、場所を問わずに勉強できます。
勉強場所を必要としない分、費用を抑えて勉強することが可能です。
オンライン指導を行ってる塾は、色々あります。
有名なものとして、スタディサプリが挙げられます。
また、知名度がなくても、面白そうな授業をする塾もあります。
大学受験のために塾に通うメリット
次に、大学受験のために塾に通うメリットを紹介します。
- 受験頑張る人が集まる
- 勉強環境が整っている
- 受験の授業を受けれる
- 受験の情報を入手可能
順番に解説していきます。
塾に通うメリット①:受験頑張る人が集まる
塾・予備校は、受験勉強を頑張ろうと思って入る人がほとんどです。
塾・予備校は、受験勉強する環境としては最適で、余計なものがないです。
その上、第一志望の過去問・参考書も用意されていることもあります。
大抵の塾には、自習室も用意されています。
授業を受けるだけではなく、自習できる環境もあります。
家では勉強せずにダラける人こそ、塾はおすすめの環境になります。
塾に通うメリット②:勉強環境が整っている
塾には自習室が用意されており、勉強に集中することが可能です。
塾には、多くの机が用意され、場所を変えて勉強できるものもあります。
自分専用の指定席が用意されていることもあり、様々な形式があります。
自分専用の机があれば、場所に困らず、勉強できます。
高校生の僕は、気分転換に場所を変えて勉強したい人でした。
そのため、場所が変えれるのが優先で塾を選択しました。
塾に通うメリット③:受験の授業を受けれる
学校と違って、塾では受験のための勉強がメインで行われています。
学校の勉強は、最低限の教養をつけるため、全科目する必要があります。
大学に進学するために必要な科目は、3〜5科目です。
志望する大学によって、受験に必要な科目は違います。
事前に必要な科目を確認しておき、必要な勉強を行いましょう。
また、第一志望だけでなく、併願校対策も必要になります。
もちろん入学したいのは、第一志望の大学になります。
だからこそ、併願校にはあまり対策の時間をかけたくないでしょう。
- 英長文:2題出題
- 英文法:大問1つで10問選択肢
- 英作文:80字の自由英作文
各科目求められている能力を確認し、普段の勉強から意識しましょう。
そうすることで、比較的楽に勉強を行うことが可能です。
塾に通うメリット④:受験の情報を入手可能
塾に通っていると、受験に必要な情報を入手しやすくなります。
そして、周りと共有することも容易になっていきます。
受験に必要な情報
- 志望校の入試形式・日程
- 願書の取り寄せ・締切日
- どの模試がおすすめか
実際に振り返って考えてみましたが、あまり受験に大切な情報はないです。
むしろ情報ばかりに踊らされて、勉強しなくなる方が心配です。
僕も収集ばかりで、勉強に手がつかない時期があったため、注意です。
自分に必要は最低限の情報が集まれば、受験勉強に集中しましょう。
大学受験のために塾に通うデメリット
反対に、大学受験のために塾に通うのデメリットを紹介します。
- 部活で時間確保しずらい
- 志望校対策にならないことも
- 全科目見る訳ではない
- 費用が多くかかる
順番に解説していきます。
塾に通うデメリット①:部活で時間確保しずらい
もし部活をしながら塾に通うとなると、大変になる可能性があります。
時間 | 内容 |
16時〜19時半 | 部活 |
19時半〜20時 | 通学+ご飯 |
20時〜22時 | 塾で勉強 |
22時〜22時半 | 通学(英単語) |
22時半〜24時 | ご飯・風呂 |
24時 | 就寝 |
上記のように、塾に行けるのが、20時手前になることがあります。
もし部活が18時に終われば、19時手前に間に合うとは思います。
ただ、自分が入部した部活の厳しさによって変わってきます。
勉強時間が少ないことは仕方ないため、決めた時間集中しましょう。
個人的に、決めた時間に勉強せず、ダラダラスマホを触る方がNGです。
塾に通うデメリット②:志望校対策にならないことも
塾に通ったからといって、志望校に合う授業ができるとは限りません。
これは学校と同じで、現実的ではないといった方が良いです。
集団授業では、色々な志望校の学生がいます。
そのため、〇大だけに合わせた授業をすることは、かなり難しいことです。
もちろん個別指導の塾では、自分の志望大学に合った勉強は可能です。
- 出題分野・内容を把握する
- 自分の実力と照らす
- 今後何を優先するか決定
自分が受験する大学の過去問を分析し、今後することを理解しましょう。
過去問から今後の課題を出し、やることの優先順位をつけましょう。
塾に通うデメリット③:全科目見る訳ではない
国公立志望の方に向けてですが、全科目を見てくれる訳ではなないです。
全科目見てもらえる訳ではないとなると、自分で勉強する科目もあります。
共通テストはマーク式ですが、5教科となると範囲が広くて大変です。
ただ、出題形式は、ほとんど変わらない特徴があります。
共通テスト対策として、大問別で演習し、慣れることがおすすめです。
共テを大問別で勉強する理由
- 慌てて全範囲しても中途半端に
- 問題の出題形式が変化しない
- 繰り返し解くとコツを掴みやすい
出題範囲が多いですが、あくまで共通テストはマーク式のテストです。
書けるレベルで覚えなくてよいので、知識を詰め込んでいきましょう。
塾に通うデメリット④:費用が多くかかる
日本人全体を見て、大学受験のために塾に通う人は、そこまで多くです。
そのため、費用の平均はそこまで高く出ませんが、結構なお金が必要です。
- 参考書代+過去問代
- 模擬試験代
- 勉強場所+塾代+講習代
- 願書代+受験代
- 交通費+宿泊代
- 入学金+授業料
1ヶ月で5万円かかるとして、塾代だけでも年で60万円かかっています。
その他に、模試・入試代を含めると、年100万円が必要になります。
勉強するにもお金がかかっていることを認識しましょう。
それだけでなくて、最大限結果で返せるように頑張ってください。
進学すると決めたからには、受験日当日まで一生懸命やっていきましょう。
まとめ:塾に通うメリット・デメリット
「塾に通うメリットとデメリット」を解説しました。
この記事の内容をまとめます。
塾に通うメリット
- 周りに受験勉強を頑張ろうという人が集まってる
- 自習室があり、勉強する環境は整っている
- 受験勉強メインの授業を受けることができる
- 受験に必要な情報の入手できる
塾に通うデメリット
- 部活があると、忙しくて時間が確保しずらい
- 自分の志望校にあった授業までできるとは限らない
- 全科目の勉強を面倒見てくれるわけではない
- 費用が多くかかってしまう
塾に入るメリットとデメリットは、多く存在しています。
ですが、一番重要なのは、自分が納得できるまで勉強することです。
もちろん、塾に行かなくても、大学に受かる人もいます。
ただ実際に満足するまで勉強すると、どの塾に通おうが後悔はしないです。
自分に合うスタイルを見つけ、受験当日まで勉強が継続できれば幸いです。