農学部に行こうか悩んでいます。どんな学部かよく知らないので、教えてほしいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「農学部で学べることや注意点」を紹介します。
僕は志望学部を3回変えてきています。
人よりも学部で悩んでいたので、信ぴょう性はあります。
記事の途中では、農学部でおすすめの学生の特徴もまとめています。
最後まで読み、農学部を理解していただければ、幸いです。
農学部で学べる内容とは
農学部で学べることを紹介していきます。
- 研究室で農学の研究
- フィールドワークで勉強
順番に解説していきます。
農学部で学べること①:研究室で農学の研究
農学部では農業だけでなく、農業関係の勉強を座学で行います。
農学部の中には、生命・植物・食物の内容も存在します。
どの分野を専門にするかは、その人次第です。
大学1年生のうちは、様々な分野を学ぶことができます。
1年生で色々な授業を受講し、選択することがおすすめです。
分野が広い分、実際に学んでみることが大事になります。
農学部で学べること②:フィールドワークで勉強
農学部は、フィールドワークの授業が多い学部です。
自然の中で、動物飼育や作物を育てるという実践的な学習もあります。
周りと交流する機会も多い学部になります。
農学は、座学だけでは理解できず、フィールドワークが重視されています。
理系学部の中でも、農学部が実習が1番多いイメージがあります。
農学部の3つのあるある
次は、農学部のあるあるを紹介していきます。
- 宿泊込みの実習がある
- 虫が苦手な学生が少ない
- 男女比が半々の学部
1つ1つ解説していきます。
農学部のあるある①:宿泊込みの実習がある
農学部の授業では、実際に農場で宿泊込みの実習も存在します。
他の学部では、大学での寝泊まりすらあまりないです。
学部としては、珍しい内容になっています。
その場で経験することが作物を知るきっかけになり、勉強になります。
自分たちで作物を作って、調理して食べるまでを行うこともあります。
農学部のあるある②:虫が苦手な学生が少ない
農学部は、昆虫など生き物が身近になる学部です。
農学・昆虫には関連性があり、良質の野菜には虫がついてると言われます。
そのため、虫を見ることには慣れている学生が多いです。
なかには、虫が苦手な農学部志望の学生もいるかもしれません。
ただ、昆虫の解剖は行わないため、触らないならば、大丈夫でしょう。
農学部のあるある③:男女比が半々の学部
理系の男女比と聞けば、男が多いイメージがある人も多いはずです。
極端な話ですが、理系学部で女子が3人だけという話もあります。
ですが、農学部はそんなことなく、男女比は半々となっています。
そのため、男女関係なく、安心して学べる環境になっています。
農学部がおすすめな人の特徴
次に、農学部がおすすめの方の特徴を紹介します。
- 生物に興味があるけど、就職も気にしている人
- 理系に進みたいけど、数理科目が好きではない人
- 自然と関わって授業・勉強がしたい人
順番に解説していきます。
農学部がおすすめの人①:生物に興味があるけど、就職も気にしている人
農作物を勉強したい人は、農学部はおすすめです。
また、生物学に興味がある人にもおすすめの学部です。
生物学科もありますが、就活に関して、農学部に軍配が上がります。
日々の生活に関わってる農学部の方が、就活に関して有利だと言えます。
ただ、本当に生物メインで研究したい人もいるはずです。
そうならば、就活を考えずに、研究に打ち込める生物学科に進むべきです。
就活のために、やりたい勉強を諦めるのは違うかなと思ってます。
農学部がおすすめの人②:理系に進みたいけど、数理科目が好きではない人
理系に進みたいが、数学・物理が好きではない人もいます。
受験科目として、物理の方が受けれる大学が多く、勉強してる人もいます。
ですが、大学で物理をしたくない人におすすめの学部です。
他に生物を使う学部は、医療系の学部も存在します。
理系のまま、物理が好きではない人におすすめの学部になっています。
農学部がおすすめの人③:自然と関わって授業・勉強がしたい人
農学部は、研究室で勉強するより、自然に触れ合って勉強したい人には絶好です。
現地に行ってフィールドワークし、作物を育てることもあります。
学部の中で、1番フィールドワークの数が多いです。
理系といえば、研究室に何時間も籠りぱなしなことが多いです。
農学部は、他の理系学部と比べて、マシになります。
農学部を志望する上での注意点
最後に、農学部を志望する上での注意点を紹介します。
- 農家になるつもりがない人でも大丈夫
- 受験科目は生物があることが多い
- 実習で自分の時間が確保しにくい
順番に解説していきます。
農学部志望の注意点①:農家になるつもりがない人でも大丈夫
農学部は、農家になりたいと思ってる人が集まる学部ではありません。
農家というよりも、食関係に興味がある人の方が多い印象になります。
もちろん、将来農家になりたい人にも農学部はおすすめです。
ですが、そもそも農学部がある大学はそこまで多くありません。
農学部がおすすめな大学
- 北海道大学農学部
- 東北大学農学部
- 東京農工大学
- 東京農業大学農学部
- 明治大学農学部農学部
農学部以外にも、畜産・水産などの学部も存在しています。
その中から、自分の興味と共に行きたい大学を決めてください。
農学部志望の注意点②:受験科目は生物があることが多い
農学部に行く人は、理系のクラスに所属していると思います。
進路選択で文理を選ぶときに、理科科目で生物を選んだでしょう。
ただし、物理でも受験することは可能です。
物理の方が選択の幅が広がるため、物理を選択した人もいるはずです。
ただ、農学部として入学すると、化学・生物を求められることが多いです。
農学部を目指す理由
- 農作物について勉強したい
- 食問題に関心があり、解決をしたい
- 食品の品質管理に興味あり
- フィールドワーク通して、農業を学びたい
ちなみに農学部に行くには、数学は2Bまでで大丈夫なことが多いです。
その分、理科科目に力を入れて勉強することが大事になります。
農学部志望の注意点③:実習で自分の時間が確保しにくい
先ほどから述べているように、農学部は実習で現地に行きます。
そのため、農学部は他の学部よりも時間が取られる傾向にあります。
遊びたいと思っているのに、時間が取れないかもしれません。
ただ、フィールドワークを楽しめると、遊び感覚で学ぶこともできます。
また、食品に関する資格も多く、取得すると、就職で活かせます。
- 栄養士・管理栄養士
- 食品衛生管理者
- 食生活アドバイザー
- 食品衛生監視員
もちろん時間を作り出して、遊びの時間を確保することは可能です。
まとめ:農学部がおすすめな人
「農学部がおすすめの人」を解説しました。
農学部がおすすめの人
- 野心がそこまでない人
- 自然の中で生活したい人
- 物理でなく生物が好きな人
- 食べ物関係勉強がしたい人
農学部は、農作物という日常生活に直接的に関わってきます。
実際に、将来農家になるつもりがなくても進んでもOKな学部です。
自分が学びたいと思ったことを大切に進路を選んでください。
就職のために進学しても、辞めてしまう人も一定数います。
周りの視線ではなく、心から学びたい学部を選択しましょう。