外国語学部に興味があります。ただ、外国語学部をよく知らないため、教えてほしいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「外国語学部を志望する上での注意点」を紹介します。
実のところ、僕は志望学部を3回変えてきています。
人よりも学部で悩んでいたため、信ぴょう性はあると思います。
記事の途中では、外国語学部がおすすめの学生の特徴をまとめています。
最後まで読み、外国語学部を少しでも理解していただければ、幸いです。
外国語学部で学べること
まず最初に、外国語学部で学べる内容を紹介します。
- 他言語の会話
- 言語の歴史・文法・文化
1つ1つ解説していきます。
外国語学部の学べる内容①:他言語の会話
外国語学部では、言語の取得をメインに勉強することが多いです。
言語取得といっても、勉強しないといけないことはたくさんあります。
正直、4年間という期間は必要ではないかもしれません。
それでも、意識をしないと、言語取得には時間がかかります。
外国語学部で学べる言語
- フランス語
- ドイツ語
- ロシア語
- ポルトガル語
- スペイン語
- 中国語
また、外国語学部で学べるのは、英語だけではありません。
高校生の時点で、すでに話したい言語が決まっている方もいるでしょう。
外国語学部の学べる内容②:言語の歴史・文法・文化
外国語学部は言語の取得だけではなく、歴史・文化なども学びます。
- その国の歴史的背景
- その国の経済・文化事情
- その国の思想や社会
外国語学では、言語を取得するだけではありません。
言語以外にも、時代背景を勉強することで、日本と比較ができます。
海外を知ると、自分の国を知ることも多いにあります。
事実、海外の当たり前と、日本の当たり前は全く違います。
日本を客観的に見ることで、今の生活のありがたみにも気づけます。
外国語学部の3つのあるある
次に、外国語学部に入るとあるあるを紹介していきます。
- 少人数の授業が多い
- 男女比では女子が多い
- 英語で行う授業もある
1つ1つ解説していきます。
外国語学部のあるある①:少人数の授業が多い
外国語学部の授業では、少人数制の授業が多いです。
人数が少ない分、周りの人の顔を覚えやすい環境になります。
そのため、同じ授業の学生と仲良くなりやすいです。
文法・リスニング・会話の授業が多く、手厚い環境でもあります。
そのため、高校よりも少ない人数での授業が行われることが多いです。
外国語学部のあるある②:男女比では女子が多い
外国語学部は基本的に、男子よりも女子の方が多い学部です。
皆さんも、外国語学部にはそういうイメージがあるのでしょう。
理系学部を中心に、他学部では男子が多い環境になっています。
外国語学部と文学部は、女子に人気のある学部です。
ただ、男子が少ない環境は、男子にとって、天国か地獄かは難しいです。
それでも、学びたいことがあるならば、進学はおすすめです。
外国語学部のあるある③:英語で行う授業もある
外国語学部では、英語だけで行う授業も存在します。
おそらく、高校でも英語のみの授業がある人もいるかと思います。
ただ、正直何を言っているか分からない人もいるでしょう。
ですが、外国語学部では、言語に興味を持っている人が多数です。
本気で勉強する人が集まっているため、授業は有意義なものになります。
ただ外国人先生の場合、話の内容を聞き取れないこともあります。
そのときは、理解できるように勉強するしかありません。
大学は学ぶ環境と捉えると、当たり前のことでもあります。
外国語学部がおすすめな人
次に、外国語学部がおすすめの人の特徴を紹介します。
- 外国語の会話能力を高めたい人
- 海外留学・外国で働きたい人
- 語学力を就活に活かしたい人
順番に解説していきます。
外国語学部がおすすめの人①:外国語の会話能力を高めたい人
多くの外国語学部に行く学生は、実践的な内容を求めていると思います。
簡単に言えば、外国人とコミュニケーション取れるレベルでしょう。
他にも志望する理由はあるので、一度まとめておきます。
外国語学部を目指す理由
- コミュニケーションのため
- 海外に留学をするため
- 海外で働くため
- 日本をもっと知るため
外国語学部に行く人は、いろいろな志望理由があります。
ですが、海外文学を学びたいならば、文学部を勧めます。
外国語学部は実学中心になってしまうことが、基本的です。
文学・芸術などの歴史的背景は、サブ要素になってしまいます。
歴史的内容は、文学部の方が満足行くまで学べます。
外国語学部がおすすめの人②:海外留学・外国で働きたい人
外国語学部の中には、留学が1年間しないと卒業できない大学もあります。
そのため、本気で留学を考えている人には、とても魅力的な学部です。
ただ、基本的に留学1年が強制という訳でもありません。
それでも、環境が整っている大学はたくさん存在します。
- 東京外国語大学
- 大阪大学外国語学部
- 神戸市外国語大学
- 上智大学外国語学部
- 同志社大学グローバル・コミュニケーション学部
外国語学部を持っている国公立大学はそこまで多くありません。
その分、私立大学では、留学できる環境が整っています。
外国語学部がおすすめの人③:語学力を就活に活かしたい人
外国語学部では、留学したい人だけしかいないという訳ではありません。
まずは、言語を学びたいという目的が強い人も存在しています。
ただ、留学に興味ない人も勉強後に、留学したいと思うかもしれません。
そうでなくても、真剣に勉強した内容を、仕事に役に立てたいでしょう。
言語に関する資格もあり、事前に取得すると、武器として利用できます。
- TOEIC・TOEFL・英検
- 中国語など別言語の資格
- 英語の教員免許
やりたい仕事があるならば、資格取得するとアピール材料になります。
趣味・仕事のために言語を学ぶかで、外国学部を目指すかは変わります。
趣味で言語を学んでいる人も大勢存在しています。
外国語に興味あるから、外国語に行くのは少し早計と思います。
一度他の学部の内容を知っておくことも大事なことです。
外国語学部を志望する上での注意点
最後に、外国語学部を志望する上での注意点を紹介します。
- 英国が受験の必須科目
- 入学後の留学費用を確認
- 独学の方が伸びることも
順番に解説していきます。
外国語学部を志望する注意点①:英国が受験の必須科目
外国語学部では、英語だけができればOKという訳ではありません。
英語だけでなく、国語や社会・数学が必須のことが多いです。
ただ、英語の配点が大きいため、英語が優先度が高いのは事実です。
受験予定の大学の受験科目を確認して決めるのがよいでしょう。
外国語学部を志望する注意点②:入学後の留学費用を確認
入学後に留学するならば、留学にかかる費用を知る必要があります。
大学の中には、留学費用が学費に含まれる例・奨学金が出る例もあります。
そのためには、成績上位を維持することが肝心になってきます。
志望校を落とし、成績優秀者を目指し、免除を狙うも一手です。
留学を本気で考えているならば、費用問題は事前に対策しましょう。
また、留学先を含め、大学に5年通わないといけないこともあります。
外国語学部を志望する注意点③:独学の方が伸びることも
個人的な注意点なので、基本的に流す程度で大丈夫です。
外国語学部に入ったといって、簡単に外国語を話せる訳ではないです。
もちろん、他学部でも同様のことが言えます。
適当に学部で過ごしてる人と、他学部で本気で勉強してる人だと、後者が成長します。
とりあえず留学したら話せる訳でもないため、注意が必要です。
まとめ:外国語学部がおすすめな人とは
「外国語学部がおすすめの人」を解説しました。
外国語学部がおすすめな人
- 少人数で言語勉強したい人
- 海外で就職を考えている人
- 言語を武器にしたい人
- 外国人とコミュニケーションしたい人
英語などの言語を武器にしたいならば、外国語学部はおすすめです。
言語漬けの生活になりますが、将来の選択肢が広がります。