受験期間中に、スマホ依存になりかけたときの対処法を知りたいです。原因も一緒に教えてください。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「スマホ依存になりかけたときの対策法」を紹介します。
僕も勉強中のスマホに関して、何度も悩まされた経験があり、メンタルを結構やられました。
また、最後までお読みいただくと、スマホ依存にならないようにするためのコツを知ることができます。
スマホ解約までといかずとも、コツを知っていれば、気持ち面でも楽になると思います。
ではさっそく見ていきましょう。
スマホ依存になる原因とは
まずは、スマホ依存になる原因を紹介します。
- 受験勉強よりも快楽が容易に得られる
- 楽しくない時間を潰すことができる
それぞれ説明していきますね。
原因①:受験勉強よりも快楽が容易に得られる
受験勉強で、快楽を得ることができるタイミングといえば、以下の2つしかないと思います。
おそらく、模試での判定が良かったときと、第一志望に合格したときくらいでしょう。
模試を受けるのは、おそらく夏休みと秋以降がメインになり、結果が出ても受験はまだ終わっていません。
そのため、受験勉強で快楽を得ることができるのは、試験が終わってからでしょう。
スマホは、スマホゲームのようにその場で簡単に快楽を得ることができます。
受験勉強以外でも、普通に高校生活を送っていると、スマホよりも快楽を簡単に得られるものはなかなかないです。
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スマホゲームを辞められない受験生は、どうすればいい?【実体験】
原因②:楽しくない時間を潰すことができる
受験勉強は、やはり楽しいものではないと感じる人が多いです。
それに比べて、スマホを触っているときは、あっという間に時間が過ぎていきます。
高校生という若い時期に、しんどいことよりも楽しいことをしたいという気持ちは分かります。
ただし、簡単に手に入る快楽の分、何も得ることはできていないということをお伝えしておきます。
おそらく残っているのは、スマホを触り過ぎたという虚しさだけです。
時間の無駄でしかないなと僕は後悔し、少しずつ距離を置いていくようになりました。
スマホ依存になりかけたときの対処法
次に、スマホ依存になりかけたときの対処法を紹介します。
- スマホを充電する時間を減らす
- 家にスマホを置いておく
- スマホを一旦解約する
順番に解説していきます。
対処法①:スマホを充電する時間を減らす
スマホは1日1回しか充電しない人にもおすすめの方法があります。
寝ている間に充電するとなると、完全に100%になります。
ですが、家に帰ってから寝るまでの間だと完全に充電できないこともあります。
特に外で勉強している人だと、家に帰ってからご飯と風呂入ったら寝るだけです。
1〜2時間ほどしか充電できないので、もしかしたら電池満タンにならないことも起こります。
反対に家で勉強している人は、充電する時間を決めてみてはいかがでしょうか。
スマホを充電する時間帯の例
- 朝起きてから学校の準備をする時間
- 家に帰ってから1時間
- 夜ご飯と風呂に入っている時間
- 寝る時間の1時間前
スマホの充電時間を減らすことで、スマホを触る時間を減らすことができます。
もちろん、依存症になりかけている人は、モバイルバッテリーを持ち歩くのは良くないです。
対処法②:家にスマホを置いておく
家にスマホを置いておくと、家に帰るまではスマホを触ることができません。
学校に行く際にも持って行かず、夜にLINEなどの返信を行っていました。
家に帰ってから、30分というルールを決めて、スマホを利用していた記憶があります。
特に生活で不自由になることもなく、過ごせたと今では振り返ってみて思います。
この時点で、スマホを携帯しておらず、ほぼ解約しているのと同義ですね。
対処法③:スマホを一旦解約する
家にスマホを置いても問題なかったので、スマホを解約する流れになりました。
親に使ってないから解約するでと言われたので、うんと言って解約することになりました。
その時点で、ほとんど外でスマホを触ることはなかったので、別に良かったのですが、そこまでが長かった気がします。
さっさと決断していれば、面倒臭いことをずっと考えなくて良かったと今では思います。
それがあるから、今があるのですが、スマホに関して時間を無駄にしていたことが悔やまれます。
当時の気持ちとしては、勉強ですらしたくないのに、受験に関係ないことで悩むのはもっとイライラするという感じです。
結果として、2つを両立することは諦めて、受験勉強を納得することができました。
スマホ依存にならないためのコツ
最後に、スマホ依存にならないためのコツを紹介します。
- スマホの通知をOFF・電源を切る
- 時間制限できるアプリを利用する
- パスワードを面倒なものにする
- スマホ以外に熱中できるものを持つ
順番に解説していきます。
コツ①:スマホの通知をOFF・電源を切る
スマホ依存にならないコツとして、勉強中はスマホの通知をOFFか電源を切ることをおすすめします。
せっかく大切な時間を割いて勉強しているからには、集中できる環境でしっかりと勉強したいです。
スマホは近くに置かず、電源を消しておくことがベストです。
LINEやインスタの返信が気になって、勉強に集中することができない人も多くいるでしょう。
それならば、一旦この時間スマホを見ないと決断し、電源を落としましょう。
反対に、勉強中にスマホを見る習慣ができてしまうと、なかなか治すことができなくなります。
結果として、受験が終わった後に後悔することなく、今のうちに改善していきましょう。
コツ②:時間制限できるアプリを利用する
現在では、スマホの時間制限することができるアプリも存在します。
ただし、スマホを制限するアプリにハマってしまい、余計にスマホ依存にならないように注意が必要です。
とにかくスマホを触る時間が減ったならば、ひとまず成功だと思います。
ちなみに受験生のスマホの利用時間は、以下の画像で示しています。
基本的に、受験生は1日30分から1時間以内に使用時間を抑えたいです。
受験勉強にスマホが必要な人以外は、これくらいでOKだと思います。
基本的にSNSの使い方さえ守ることができれば、達成することは可能な目標です。
期間限定と言え、時間を守ることができれば大きく合格に近づくはずでしょう。
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受験生のスマホの使い方はどうすればいいのか?【最低限の基準】
コツ③:パスワードを面倒なものにする
スマホのパスワードを面倒なものにするというのも、スマホを触らなくなるきっかけになります。
実際に僕もしていましたが、自然とスマホを触るのを踏みとどまることもありました。
英語で、「iedehakinaimodo(家では機内モード)」という風に入力しないと解除できない時期もありました。
スマホを解除するのに、10文字以上を入力するのはかなり面倒臭いことです。
また、スマホを開かないように注意勧告をしている壁紙もありますよね。
コツ④:スマホ以外に熱中できるものを持つ
スマホは受験生に限らず、人類に魅力的なものです。
スマホに依存してしまい、自分の人生を台無しにしてしまう人も多くいるのではないでしょうか。
僕が言っていることが難しいことだと、過去の経験から理解していますが、不可能ではありません。
むしろ、何か夢中になれるものを心から探していたからこそ、見つかったと思っています。
受験勉強をすると決めた人を応援すると同じくらい、将来これと決めたことを見つけてほしいと願っています。
スマホで時間を潰すくらいなら、心からやりたいことをしっかりと自分で探して、見つけてほしいです。
将来やりたいことのために、大学進学を決断する流れを作ってから、勉強してほしいですね。
ちなみに、僕は1週間〜1ヶ月ほどずっと考えてやりたいことが見つかった記憶があります。
まとめ:スマホ依存で後悔する受験生は多い
「スマホ依存になりかけたときの対処法」を紹介しました。
長い期間勉強をしていると、勉強から逃げたくなるタイミングがやってくることもあります。
受験勉強自体が学生にとって面白いものではないので、仕方がないことなのですが。
ですが、今まで本気でやってきたことがスマホ依存で全部消えてしまうことは勿体無いことです。
スマホのせいで受験に失敗したと今後の人生を背負っていくのは、嫌ですよね。