勉強中に音楽を聴くのは問題ありませんか?メリットとデメリットを知っておきたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「音楽を聴きながら勉強することのメリット・デメリット」を紹介します。
現在勉強しているけど、長時間集中できずに挫折している人に読んでもらいたい記事となっています。
最後までお読みいただくと、音楽を聴きながら勉強するのが肯定派の僕の意見も知ることができます。
音楽を聴いてもOKな勉強内容を確認しつつ、自分の勉強スケジュールに組み込んでみてください。
ではさっそく見ていきましょう。
勉強中に音楽を聴くメリット
まずは、勉強中に音楽を聴くメリットを紹介します。
- 勉強するモチベーションを上げれる
- 周りの雑音を遮断できる
- 落ち着いた状態で勉強ができる
それぞれ説明していきますね。
メリット①:勉強するモチベーションを上げれる
音楽を聴くことで、モチベーションを上げることができる人も多いのではないでしょうか。
楽しい曲を聴いたら頑張ろうとなり、悲しい曲を聴いたら寂しい気持ちになります。
勉強のやる気がなくても、音楽を聴くことで頑張ろうという気持ちになることもあります。
やる気が起こりにくい受験勉強だからこそ、1つでも多くのモチベーションを保つ方法を持っておきましょう。
一度メンタルが下がってしまうと、なかなか受験勉強期間中に戻すことは難しいです。
メンタルを戻すには、大学合格すること以外では難しいでしょう。
時間が解決していく問題になりそうですが、モチベを下げない努力が必須です。
もし凹んでしまったら、実際にどのように今後アプローチしていくか考える方が時間の効率良い使い方です。
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メリット②:周りの雑音を遮断できる
音楽を聴くことで、周りの雑音を遮断することができます。
普段からわざわざうるさい場所で勉強している人はいないと思いますが、たまにうるさいなと感じるときもあるでしょう。
そういうときに音楽で遮断すると、勉強に集中することもできます。
カフェのような少し生活音が聞こえるところの方が集中できる人もいるので、自分のお好みです。
実際に僕自身も、少し音がする環境の方が集中しやすいなと感じる場面もあります。
正直、その日の体調と気分で、どちらがいいか変わってくることが多いです。
その日の気分で音楽を使いこなせれば、集中した状態で勉強をすることもできるでしょう。
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受験生が先に勉強する場所を決めておくべき理由
メリット③:落ち着いた状態で勉強ができる
音楽があると、落ち着いた状態になることができることもあります。
楽しくない受験勉強をわざわざ時間を割いて勉強するなら、落ち着いて勉強したいです。
焦ったり、イライラしたりマイナスな状態で受験勉強に取り掛かっても、楽しくないに決まっています。
嫌なことを嫌々やっても、長い期間継続することは難しいのではないでしょう。
せっかく取り組むなら、落ち着いた状態を作り出して勉強することがおすすめです。
また受験生には、1人でできる運動も気分転換や切り替えにおすすめです。
受験生におすすめな運動
- 散歩
- ストレッチ
- 筋トレ
- 縄跳び
- スイミング
- ボルタリング
- キックボクシング
誰かと一緒に運動するとなると、長い時間一緒にいたくなってしまうかもしれません。
勉強中に音楽を聴くデメリット
次に、勉強中に音楽を聴くデメリットを紹介します。
- テスト本番には音楽を使えない
- 勉強しているフリの状態になるかも
- 深く考える習慣が育たない
順番に解説していきます。
デメリット①:テスト本番には音楽を使えない
もちろんテスト本番では、音楽を聴きながらテストを受けることはできません。
普段からやっていることをテストで出すことは可能かもしれませんが、その反対は難しいです。
なんなら普段から当たり前のようにやっていることすら、頭から真っ白になってしまうことすらあります。
それくらいテスト本番では、緊張することもあります。
音楽を聴きながら勉強していると、気持ちが緩んでしまい、緊張感がなくなってしまいます。
それが習慣化していると、ダラダラと勉強することが習慣化していくかもしれません。
- 普段から緊張感を持って勉強→本番でも慌てない
- 普段はリラックスのみ→本番で慌ててしまう可能性あり
ずっと緊張感を持って勉強することは難しいですが、音楽をずっと聴いていると緊張感はなくなるでしょう。
デメリット②:勉強しているフリの状態になるかも
音楽をずっと聴きながら勉強していると、勉強しているフリになってしまうかもしれません。
元々しっかりと勉強していたのに、音楽のせいで勉強の質のレベルが下がることもあります。
音楽を聴いていると、少しだけ意識が音楽の方に持っていかれます。
その結果、勉強しているようで、意外と集中できていない勉強しているフリの状態になってしまいます。
一度悪い癖が習慣化してしまうと、なかなか自分で気づくこと・治すことは難しいです。
音楽だけでなく、スマホなど、変な癖がつかないように、日々意識しておく必要があります。
なかなか周りの人から言ってもらえることはないので、注意が必要です。
デメリット③:深く考える習慣が育たない
普段から音楽を聴いて勉強していると、なかなか深く考えることが難しくなります。
そもそも、深く考える必要のない科目だけの受験だと問題はありません。
大抵の科目は、深く考えることが必要とされていると思います。
英語でも文章を読むときには、考えて読むことが求められていますし、国語でも同様のことが言えます。
インプットのときには、音楽を聴きながら詰め込んでもOKですが、アウトプットのときには考えて出す必要があります。
感覚で覚えていかないといけないものも存在しますが、頭を使うことは間違いありません。
頭を使うためには、音楽の存在は少し邪魔になってしまいます。
勉強中に音楽を聴くのがOKな理由
最後に、勉強中に音楽を聴くのがOKな理由を紹介します。
- 理由:勉強を継続させるため
- 使い方:おすすめの音楽の使い方
- 補足:音楽で後悔すると思ったら辞める
順番に解説していきます。
理由:勉強を継続させるため
音楽を聴くのがOKな理由は、勉強を継続させるためです。
時間 | 内容 |
6時半 | 起床 |
7時〜8時半 | 勉強 |
8時半〜9時 | 塾に移動or休憩 |
9時〜13時 | 勉強 |
13時〜14時 | ご飯+休憩 |
14時〜17時 | 勉強 |
17時〜17時半 | 帰宅 |
17時半〜19時 | 勉強 |
19時〜20時 | 運動 |
20時〜21時 | 運動or風呂 |
21時以降〜 | ダラダラして就寝 |
この予定だと、1日10時間勉強時間を確保しています。
10時間以上勉強するとなると、集中力も低下してくる過去の経験から、10時間で設定しています。
それ以上の時間も椅子に座って勉強することはできますが、集中力が終わっているので、辞めるようにしました。
1日10時間確保していると言いましたが、全部の時間集中して勉強できることも珍しいです。
途中で集中力が切れてきたときに、簡単な暗記チェックを行うときに音楽を利用していました。
すでに覚えている単語とかだと、音楽があっても特に気が散ることなく勉強できます。
その結果無駄に休憩時間を取ることなく、勉強に集中することができました。
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使い方:おすすめの音楽の使い方
受験勉強の際の音楽のおすすめの使い方は、以下の通りです。
おすすめの音楽の使い方
- 勉強開始前のチャイム代わりにする
- リスニング対策にする
- 単語を覚えるときに利用する
勉強が一段落終わると一度、休憩を取る人がほとんどだと思います。
その後、すぐに勉強に切り替えることができないときってありませんか。
そのときに曲を1曲聴いてから、勉強を再開する方法はおすすめです。
科目ごとに曲を変えておくと、次はこの科目かと頭が切り替わるので、スムーズに取り掛かることもできます。
高校生のときに、英語の曲として、勉強を始める前にワンオクを聴いていた記憶があります。
補足:音楽で後悔すると思ったら辞める
音楽に限らず、何事でも同じことが言えますが、受験勉強失敗したときに後悔するものはやめるべきです。
別にやめなくてもいいのかもしれませんが、後々あのときああすればよかったと思うのはなしです。
そう思うなら、最初からやっておけばいいのにとなりますよ。
辞めた方がいいと思いながら、中途半端に続けても、おそらく中途半端な結果しか得ることはできないです。
みなさんも過去の部活や習い事の経験から知っている人も多いでしょう。
特に音楽が影響を与えていないと感じる人は、そのまま利用することはOKです。
まとめ:音楽よりも勉強を継続することが優先
「勉強中に音楽を聴くメリット・デメリット」を紹介しました。
長時間勉強していると、勉強することに飽きてくることがあると思います。
受験勉強自体が学生にとって面白いものではないので、仕方がないかもしれないですが。
その退屈な受験勉強を継続するためには、音楽の力を借りることは大いにありです。
音楽を我慢した故に、全く勉強をしなくなったとなると本末転倒です。