受験生は朝活をするべきですか?メリットとデメリットを知っておきたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「大学受験生が朝から勉強をするメリット・デメリット」を紹介します。
現在勉強しているけど、調子があまり上がらない人にも読んでほしい記事となっています。
最後までお読みいただくと、実際に朝活に挑戦してみての感想も知ることができます。
ではさっそく見ていきましょう。
受験生の朝活のメリット
まずは、受験生の朝活のメリットを紹介します。
- 予定に左右されずに勉強できる
- 頭がスッキリしている
- 学校行くために時間制限がある
それぞれ説明していきますね。
メリット①:予定に左右されずに勉強できる
朝早い時間だと、誰に会うことや急に予定が入ってくることは滅多にないでしょう。
まして、朝一番に友人から連絡が来ることもないはずです。
そのため、目の前の勉強に集中して行うことができる時間帯です。
夕方や夜だと、SNSの返信に気になってしまい、勉強に集中することができないタイミングもあります。
特に勉強の休憩時間にスマホを触ってしまうと、勉強に再開しづらい経験はあるはずです。
夕方や夜に比べて、朝だと、周りの連絡や予定に左右されることなく、勉強をすることがしやすいです。
テレビもバライティー番組がやっておらず、勉強の誘惑になるものが少ないのも朝の特徴です。
- 朝は時間がないため、ニュース番組は基本
- 夕方もやることがあるため同様にニュース番組が多い
- 夜以降はやることが終わり、バライティーが多くなる
朝から長時間ニュースを見ている学生はそこまでいないことは想像がつくはずです。
メリット②:頭がスッキリしている
朝起きると頭はスッキリしていることが多いです。
そんなことないよという人でも、学校終わった後や寝る前と比較したらどうでしょうか。
大抵の場合、朝の方が頭がスッキリしているでしょう。
頭がスッキリしているということは、勉強の定着率も上がります。
余計なことを考えていて、勉強に集中できずに時間だけ過ぎていく経験はありませんか。
特に第一志望に受かる気がしないという風に、不安になって勉強している人もいます。
不安な状態で勉強しても頭が残らないので、余計なことを考えていない朝に勉強することはおすすめです。
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メリット③:学校行くために時間制限がある
朝は、学校に行く予定があり、制限時間が決まっています。
もう少し具体的に見ていくと以下のような流れになります。
時間 | 内容 |
5時 | 起床 |
5時半〜7時 | 勉強 |
7時〜7時半 | ご飯と支度 |
7時半〜8時半 | 通学(単語テスト勉強など) |
制限時間が存在することは、意外と良いことなのです。
反対に制限時間がなかったら、ダラダラと勉強する可能性が高まります。
夜1時→2時という風に無駄に勉強時間を伸ばして、寝る時間が遅くなる例が挙げられます。
時間が決まっていれば、その時間内にやることを終わらせないといけません。
そのため、課題を終わらせるために、勉強だけに集中することになります。
もちろん勉強時間は大切と言われていますが、むやみに増やせばいいというわけでないです。
ゴールや時間制限があるからこそ、勉強に集中できるときも多くあります。
受験生の朝活のデメリット
次に、受験生の朝活のデメリットを紹介します。
- 家で勉強することになりがち
- そもそも早く起きることができない
- 昼過ぎに眠たくなる可能性あり
順番に解説していきます。
デメリット①:家で勉強することになりがち
朝早くということになると、塾や学校はまだ開いていないことがほとんどです。
そのため、基本的に朝勉強は家で行うことになります。
リビングだと他の家族が近くで寝ていることになるので、自分の部屋で勉強することになりがちです。
もちろん、自分の部屋で勉強することは悪いことではないのですが、誘惑が多く注意が必要です。
- 勉強に関係ない無駄なものは隠す
- 勉強する気が起こる机や椅子にする
- スマホを部屋に持ち込まない
ただ、勉強できる環境をしっかりと用意することができれば、全然問題ないです。
僕は自分の部屋では、勉強せずにリラックスする場としていましたが、朝は意外と集中できました。
普段自室で勉強しない人も、朝だと集中できることは全然あると思います。
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デメリット②:そもそも早く起きることができない
そもそも早く起きられない人も多くいます。
口癖で全然寝ていないと言う人もいるくらい、睡眠不足は学生にとっての問題です。
起きることができない原因とは?
- 夜遅くまで起きているから
- 日中にスマホを触り過ぎているから
- 長い時間昼寝・仮眠をとったから
個人的には、受験勉強で特に大切なのは、睡眠と継続できるメンタル・環境と思っています。
勉強を継続するためには、しっかりと睡眠を取る必要があることは誰でも分かります。
反対に早く起きると決めたのに、起きれなかったら、メンタルや自信がなくなっていきます。
普段から決めたスケジュールをこなせなくなり、勉強以外の他のことが適当になっていきます。
- 自分とのルールを守れる人:勉強も同様に決めたことを最後までやり切る人に
- 自分とのルールを守れない人:勉強も同様に決めたことを諦めてしまう可能性あり
それだけでなく学生時代についた癖が、社会人になっても意識しないと染み付いていきます。
デメリット③:昼過ぎに眠たくなる可能性あり
朝早くに起きるとなると、お昼頃には眠たくなることもあります。
しっかりと睡眠時間を確保していれば、そんなことは起こりません。
ただし、睡眠時間を削っての早起きならば、昼頃に眠くなってしまいます。
結局昼に寝てしまうならば、夜にしっかりと寝ることがおすすめです。
昼寝をしないための対策
- カフェインを摂取する
- ガムを噛む
- 部屋の換気を行う
- 顔を洗う
- ストレッチをする
昼寝をしないようにする対処法も色々ありますが、そもそも眠くない状態を作ることが一番です。
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受験生のときに朝活をしてみての感想
最後に、受験生のときに朝活をしてみての感想を紹介します。
- ゆっくりと時間が経つ感覚が何度もあった
- 自己肯定感が上がっていく
- 新鮮な気持ちで勉強ができる
順番に解説していきます。
感想①:ゆっくりと時間が経つ感覚が何度もあった
朝5時ごろに起きて勉強すると、家を出るまで2時間ほどあります。
その中で、支度などの時間を省くと1時間半ほど勉強時間を確保できます。
1時間半と聞くと、そこまで長い時間ではないと感じる人も多くいるはずです。
ですが、実際に朝から勉強をすると、いつもよりも時間が経つのが遅く感じることがよくありました。
もちろん、時間の過ぎるスピードは朝・夕方・夜どれも同じなはずです。
朝がゆっくりに感じる理由
- 代謝が激しくなっているため
- 制限時間を気にして勉強しているため
- 普段しない時間に勉強をしているため
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感想②:自己肯定感が上がっていく
早起きを継続できると、自然と自己肯定感が上がっていきます。
何か自分で決めたことを守ると、達成感はあるものでしょう。
ですが、そもそも受験生に達成感が得られるタイミングが少ないです。
主に達成感が得られるのは、模試の判定が良かったときと志望校合格したときくらいです。
大抵の受験生は、模試で結果を出せずに苦しんでしまうのが現状ではないでしょうか。
そのため、日々の小さな約束事を守ることが大切になってきます。
そして何日か継続することができたら、ご褒美を用意しても問題ありません。
楽しくはない受験勉強を継続させるためには、日々に小さな達成感がある方が続きます。
感想③:新鮮な気持ちで勉強ができる
普段勉強をしていると、同じようなことの繰り返しでつまらなくなりがちです。
ですが、朝の静かなタイミングに勉強すると、新鮮な気持ちになります。
特にまだ太陽が出てきていない時間帯だと、変な感覚がします。
日々の勉強に変化を出すことで意外と集中できることも全然ありえる話です。
なんなら、勉強が少し楽しく感じるくらい、集中できていた記憶すらあります。
調子がいいときがあれば、その都度メモをして意図的にその状態を作ることも大切です。
朝勉の場合は、何時に起きて、どの科目のどの分野の勉強をしたのか把握しておくとOKです。
その時間帯は、集中できると分かっているだけで、脳が勉強モードになります。
ダラダラと勉強するくらいなら、集中できる時間を狙って勉強する方がよいでしょう。
勉強と休憩のメリハリにもなりますし、一度朝活を試してみることをおすすめします。
まとめ:朝活はメンタルにも良い影響を与える
「受験生が朝活をするメリット・デメリット」を紹介しました。
朝は起きたすぐの状態で、気持ち的にもポジティブな状態のことが多いです。
ただ、前日に夜更かしをしていたら、起きるのも憂鬱になってしまうことの方が多いですが…
退屈で無機質な受験勉強を継続するためには、普段のメンタルはかなり大切な要素になります。
勉強を継続させるためには、健康的な状態で勉強を継続する方が絶対に良いです。