学校の先生に休むなと言われますが、大学入試直前は、学校を休んでも良いでしょうか?
こんな疑問に答えます。
この記事は、「大学入試直前に学校を休んでOKな理由」を紹介します。
テスト直前であり、学校に行ってられないと思う人もいるでしょう。
学校の教員ではなく、一大学生の立場から解説します。
最後まで読むと、学校に来るように言われたときの対処法も知れます。
ではさっそく、見ていきましょう。
テスト直前期に学校を休んでもいい理由
まずは、テスト直前に学校を休んでもいい理由を紹介します。
- 勉強時間が増える
- 受験勉強に専念できる
- 受験終了した人がいる
それぞれ説明していきます。
テスト直前に学校を休んでも良い理由①:勉強時間が増える
学校に行くと、様々な時間を使うことになってしまいます。
- 登校・下校時間
- 授業時間・休み時間
- 昼ご飯の時間
- HR・掃除の時間
細かく学校で過ごす時間を分けると、こんな感じになります。
学校に行かない選択肢を取れば、これらの時間を自由に使えます。
受験直前だと、寝る時間以外勉強に捧げたい人もいるでしょう。
補足ですが、もちろん勉強時間だけではなく、勉強する環境も大切です。
よくある例として、スマホをダラダラと1時間触るケースです。
気持ちも分からないことはないですが、スマホの扱いには注意です。
テスト直前に学校を休んでも良い理由②:受験勉強に専念できる
学校の勉強と受験勉強では、勉強する目的が異なる部分があります。
学校の勉強は、最低限の知識をつけることが目的になります。
第一志望の大学に受かるための勉強とは、少しずれています。
学校が受験に直結しない点
- リスニングが出ないのに、勉強しないといけない
- 受験科目が3科目なのに、5科目勉強しないといけない
- 現代文で一度読んだものが出ることは滅多にない
- 古典文法を文節ごとに分ける時間が、テスト中にない
もちろん、学校の勉強が悪いものと言いたい訳ではないです。
ただ、学生全員、学校の勉強と受験勉強を両立できるほど優れてません。
その上、部活をしたり、遊びまくりたい人もいるはずです。
そんな中、2つの異なる勉強に時間を割き続けるのは、厳しいと感じます。
大学に行きたいならば、自主的に勉強するべきと思っています。
学校でしか教養が得れない訳でなく、受験勉強でも得れます。
それに加えて、勉強の過程だけでなく、結果という部分も経験できます。
結果に敏感になるために、直前期は学校の勉強を割り切ってもOKです。
テスト直前に学校を休んでも良い理由③:受験終了した人がいる
学校に行くと、クラス全員が受験勉強しているとは限らないです。
指定校推薦では、9〜10月には大学が決まります。
学校に行くと、ピリピリな空気と遊んでいる空気が混ざっています。
まだ、受験勉強が続いている人からすれば、ストレスに感じます。
指導していた受験生からは、よく不満を聞いていました。
合宿免許の話をしてたら、良いなと思うのは仕方がありません。
ただ、指定校推薦で大学を決めた人が悪い訳ではありません。
むしろ、指定校推薦に関して、個人的にはあり派です。
1年生時から、戦略的に学校の勉強に特化してるなら、良いです。
一括りに指定校がダメと言うのは、違う気がしています。
受験直前に学校を休む人が知っておきたいこと
次は、受験直前に学校を休む人が知っておきたいことを解説します。
- 朝早くに起きて勉強する
- 学校に行くべき時がある
- 卒業できるか確認
それぞれ説明していきます。
その①:朝早くに起きて勉強する
学校に行かないならば、好きな時間に起きることが可能になります。
学校に行かないでも、朝はいつも通りに起きることをおすすめします。
試験は朝から始まり、頭を動く状態にしておかないといけません。
なんなら、6時には起きて勉強しておきたいのが本音です。
理想として、学校があるときより早く起きて勉強です。
それができないならば、学校に行ったほうが正直マシです。
学校に行かないからといって、昼頃にダラダラと起きるのはNGです。
その②:学校に行くべき時がある
学校に行かないといっても、行かなければいけない日もあります。
入試前の学校に行く日
- 共通テストの前日と次の日
- 卒業式の予行
- 卒業式
- 国公立の受験校決定の日
最低でもこの日だけは行かないと、どうにもならないときがあります。
そのときに、久しぶりに学校に行くと、なんか気まずい雰囲気です。
そんなこと気にしても仕方がないので、割り切るのが一番と思います。
それより、第一志望合格するためにするべきことを考える方が大事です。
正直、周りも自分の勉強で手一杯が現状になります。
受験勉強は孤独で、今は辛いかもしれません。
それでも、頑張った分、大学生活を楽しむことができます。
その③:卒業できるか確認
学校に行かないと受験に落ちると言われますが、理由があります。
学校を休む人は、学校に反発して、自分の理想を押し通そうとします。
その傾向が強く、志望校決めも主観的になりがちです。
悪いことではないですが、合格という視点では微妙になります。
結果として、行きたい大学に行けないことになるケースです。
解決法として、周りの大人の意見を聞くことが大事になります。
個人的には、進路は自己決定して経験を積むことも大切です。
全部自分で責任を持って、もがいている姿の方が好きなタイプです。
若い時から人の言いなりになり、夢を抑圧するのはつまらないです。
学校の先生に学校に来るように言われたら
最後に、先生に学校に来るように言われたときを解説します。
- 立場上仕方がない
- 全然割り切ってもOK
- 因果関係がつけやすい
1つずつ解説していきます。
前提:立場上仕方がない
学校の先生の仕事は、生徒全員を志望校に受からせることですか?
おそらく違いますよね。
高校にしっかりと出席してもらい、安心して卒業してもらうことです。
良い先生もいますが、他の業務もあり、仕方ない部分もあります。
それに、先生にも上司が存在しています。
もし自分のクラスの出席率が悪ければ、文句を言われることもあります。
学校を休んでいる生徒がいて、何も声をかけない先生の方が不自然です。
注意されていることは、気をかけてもらってる証拠になります。
対処法:全然割り切ってもOK
学校に来いと言われますが、受験勉強のためならば、割り切って良いです。
事実僕も、学校に行かずに朝から勉強する期間がありました。
大切なことは、自分の人生は、自分で責任・覚悟を持つことです。
学校に行かない理由を紹介してますが、推奨している訳でもありません。
こんな意見もあると知ってもらうことが目的です。
もちろん、学校を休むならば、先生に事情を説明することは礼儀です。
何も言わずに勝手に欠席しまくると、迷惑をかけることになります。
発見:因果関係がつけやすい
大学に落ちた原因を、学校に来なかったとすると、納得できます。
できない原因を欠席に当てはめると、考えなくて済むため、楽です。
ただ反対に、学校に来ていたのに、受験に落ちたらどうでしょう。
正直な話、両方とも志望校に受かる力がなかっただけなのです。
ですが、前者の方が欠席を理由づけしやすいです。
分かりやすい理由があるため、無理に結びつける傾向があります。
学校の先生からすれば、普段の勉強の質にそこまで関心ないでしょう。
志望校に受かるために、どんな勉強をするか知ってる方が変な話です。
それも全科目のことを考えている先生は、珍しいです。
受験勉強の大変さが分かってる素晴らしい先生も存在しています。
そんな人ほど、学校に欠席することにあまり言わない傾向があります。
まとめ:行く・休むにせよ責任は自分で持つ
「大学受験直前に学校を休んでも問題ない理由」を解説しました。
学校に特に不満もなければ、普通に通うことをおすすめします。
この記事を読んでる時点で、不満な部分があると思っています。
実際に一定数から、受験のために学校に行きたくない話は聞いています。
自分の人生だからこそ、自分で責任を取れるならどの選択でもOKです。