浪人生になってからの人付き合いはどうしたらいいですか?勉強に集中するのが得策ですか?
こんな疑問に答えます。
この記事では、「浪人期の人付き合いはほどほどでOKな理由」を紹介します。
結果として、目標が決まっているのに無理して人付き合いする必要はありません。
最後までお読みいただくと、浪人生の頃スマホを持たなかった僕の人間関係についても紹介しています。
ではさっそく見ていきましょう。
浪人期の人付き合いは、ほどほどでOKな理由
まずは、浪人期の人付き合いは、ほどほどでOKな理由を解説します。
- 息抜きで長い時間話し込んでしまう
- 遊びに行くことができなく、話すことしかできない
- 勉強の基準が周りの友人になる
- 周りにつられて、だれてしまう危険性がある
- 浪人生が勉強せずに群れてるって周りから見てダサない?
- 大学生になったら、友人はできる
それぞれ説明していきますね。
理由①:息抜きで長い時間話し込んでしまう
浪人生は、1日の大半を受験勉強に費やすことがほとんです。
ですが、受験勉強を長時間継続することは難しいです。
そのため息抜きをすると思いますが、そのときに友人と話すという人も多いと思います。
受験勉強ばかりしていると、友人と話すだけでも楽しいですよね。
その結果知らぬ間に、1時間も話し込んでいたということが起こってしまいます。
受験生が息抜きで1時間していると言うと、長いと思う人がほとんどでしょう。
受験勉強の休憩の目安としては、2時間に10〜15分ほどです。
勉強し始めたての方は、1時間勉強して10分休憩を繰り返してみてください。
理由②:遊びに行くことができなく、話すことしかできない
浪人期間に遊びにいくことは、なかなかできない方がほとんどでしょう。
親に遊びにいくからお金を貸しても言えないでしょうし、バイトもしていない方が多いです。
せっかく仲良くなっても、受験が終了するまでどこかに遊びに行けずに、浪人生活を過ごすことになります。
浪人が終わったら、一緒に出かけれると思う人もいるでしょうが、高校の友人と遊ぶことができます。
理由③:勉強の基準が周りの友人になる
人間の基準は、自分の周りの人5人と同じくらいの基準になると言われています。
実際に自分よりも勉強している人を見ると嫉妬してしまい、反対に少ない人を見ると見下してしまうことがあるでしょう。
- 1日5時間頑張るグループ
- 1日10時間頑張れるグループ
毎日10時間頑張るグループならいいやんと思う方もいるでしょうが、自分1人なら基準も自分次第です。
自分が何時間勉強するって決めたなら、それに向かうだけで十分ではないでしょうか。
理由④:周りにつられて、だれてしまう危険性がある
受験勉強にしんどい時期に周りとつるみすぎると、一緒に崩壊していくことが多いです。
浪人期につるんで崩壊する例
- 1人がやる気無くして、引きずられる
- 周りが合格して、やる気無くす
- サボり癖がついて、勉強しなくなる
- 周りの子が成績落ちて気まずくなる
浪人しているのに、周りを言い訳にして失敗してしまったって、絶対に言いたくないですよね。
自分1人だけだと、周りに影響されることなく、浪人生活を過ごすことができます。
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浪人生の第一志望合格率が10%ほどという事実から見えてくるもの
理由⑤:浪人生が勉強せずに群れてるって周りから見てダサない?
浪人生がすることは基本受験勉強なのに、勉強をせずにずっと群れているのはどうなのでしょう。
それなら孤独に勉強している人の方が、格好良いと思ってしまうのは僕だけでしょうか。
浪人期間はめっちゃしんどいけど、やることに向き合って黙々と頑張る期間にしてほしいなと思います。
もう一生受験勉強を真剣にやったら良かったと後悔がないくらい、受験勉強に打ち込みましょう。
やり残したことがない分、今だけを見て生きることが出来るので、後悔ないような選択をしましょう。
理由⑥:大学生になったら、友人はできる
浪人期に友人を作らなくても、大学生になったら友人を作ることはできます。
むしろ浪人生活のときに、過去のことを引きずっていると、大学の友人とつるみたくないと思うかもしれません。
もし失敗したときに、自分は〇〇大に行きたかったと、ずっと思い続けることだってあります。
それならば、納得するくらい勉強して入学できたところで、楽しむ過ごし方を選ぶ方が4年間の充実感は違います。
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人との関わりがなくて寂しいときはどうする?
次は、浪人生が人と関わりがなくて寂しいときの対処法を紹介します。
- 前提:浪人することは自分が選んだ道
- しっかりと勉強している人に話しかける
- 高校の頃の友人とご飯でも行く
- 1人でできる趣味で気分転換をする
順番に解説していきますね。
前提:浪人することは自分が選んだ道
浪人するということは、孤独になるということでもあります。
基本的に受験勉強は、1人で行うものです。一度授業を受け切った浪人生ならなおさらです。
ただ、孤独になる分、得られるかもしれないものもあります。
孤独に耐えて納得する結果を掴み取ったら、4年だけにとどまらずにその後の人生を変える可能性は大いにあります。
自分が現役生のときに納得するまで勉強できなかったことを忘れないでいつつ、目標に向かって頑張ってください。
改善策①:しっかりと勉強している人に話しかける
それでも受験勉強に1人で打ち込んでいると寂しいときがありますよね。
そういうときはしっかりと勉強していると思える人に話しかけるのが、最善手です。
そのためには、相手も納得しているくらい自分も勉強していることが肝心です。
例として、朝一番に来ているという行動をしている人に声をかけるとかです。
自分と同様に、大抵開校時間前に待っている人がいるならば、顔見知りになるのは簡単です。
それを習慣にしている人と知っていると、声をかけられても嫌な気持ちになるのは低いでしょう。
改善策②:高校の頃の友人とご飯でも行く
浪人生の中には、浪人生と一切関わりたくないと思う人もいるでしょう。
そういう人は、高校の友人をご飯に誘ってみることがおすすめです。
僕の場合、高校の友人がたまたま同じ塾だったので、その子と一緒にいることが多かったです。
高校の友人だと浪人の話題になることも少なく、楽しい話を聞くこともできるでしょう。
たまには息抜きで、服を一緒に買いに行ってもいいのではないでしょうか。
改善策③:1人でできる趣味で気分転換をする
浪人生とか関係なしに、人付き合いがそもそも苦手な方もいるでしょう。
そういう人には、1人でできる趣味を存分に楽しみましょう。
その中でも、運動することで受験勉強のストレスを軽減することもできるので、おすすめです。
浪人生におすすめの運動は、以下の通りです。
1人でできるおすすめな運動
- 散歩
- ストレッチ
- 筋トレ
- 縄跳び
- スイミング
- ボルタリング
- キックボクシング
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浪人生が運動するべき理由と勉強生活に運動を組み込む方法
僕の浪人生時代の人間関係のエピソード
最後に、僕の浪人生時代の人間関係のエピソードを紹介します。
- スマホを解約し、高校の友人と連絡取ることなくなった
- 親とも半年ほど揉めて、口を聞かなくなった
- 浪人後に、中高の友人・親とまた仲良くなった
順番に紹介していきます。
その①:スマホを解約し、高校の友人と連絡取ることなくなった
僕は浪人することを機に、スマホの解約をしました。
そのため、高校までの友人と連絡を取ることはほとんどなくなりました。
一応、仲良い友人には浪人することを伝えていたはずです。
昔の友達と連絡できないのは、辛いことかもしれませんが、浪人する上では仕方がないことです。
浪人期にスマホを解約した感想
- 隙間時間を使うのが上手くなった
- 睡眠時間に困るのが少なくなった
- SNSが使えないので、周りの目を気にしなくなった
- 目が疲れなく、勉強に集中できる時間が増えた
- スマホがなくても生きていけることに気づいた
その②:親とも半年ほど揉めて、口を聞かなくなった
友人だけでなく、親とも半年ほど喧嘩しており、ほとんど口を聞かない時期もありました。
そのため遅くまで塾に残って勉強することが多かったです。
なんで揉めたかまでは覚えていませんが、受験のストレスでイラついていたことは確かですね。
その③:浪人後に、中高の友人・親とまた仲良くなった
浪人終了すると、中高の友人とも会うようになり、親とも揉めることなく過ごしています。
受験というストレスのない状態の方が、心に余裕を持って人と接することができると実感しています。
イライラした状態で人と関わっても、良い影響を与えることはありません。
それならば、すべて終わった後に、時間を気にせずに遊んだほうが絶対に良いでしょう。
無理して孤独になる必要はありませんが、余分なノイズを省くことは結果を出すためには必要なことです。
まとめ:最低限の交流があれば問題ない
「浪人期の人間関係はほどほどでOKな理由」を解説しました。
浪人生活を失敗した理由を、友人関係にすることはしたくない人はほとんどです。
それならば自分から距離を置くことが、根本的な改善策です。
それでも孤独だなと感じるタイミングがやってくることはあるので、どのように感情をコントロールするか考えておきましょう。
これを乗り切ると、一皮剥けた人間に成長できる機会でもあります。