大学受験生は、定期テストの勉強をいつからすればいいですか?受験に必要ない科目についても知りたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「受験生は定期テストはほどほどでOKな理由」を紹介します。
高校3年生で文転をした僕が、受験に必要ない科目の定期テストについても解説しています。
最後までお読みいただくと、定期テスト前にすることのリストも知ることができます。
ぜひ最後まで読んでみて、定期テストを無事に乗り切ってください。
ではさっそく見ていきましょう。
受験生は定期テストをほどほどでOKな理由
まずは、受験生は定期テストをほどほどでいい理由を解説します。
- 前提:指定校狙っている人は関係ない
- 定期テストは受験に関係ないから
- 受験勉強に集中するため
- 補足:小テストはしっかりと勉強しよう
それぞれ説明していきますね。
前提:指定校狙っている人は関係ない
指定校推薦を狙っている方は、基本的に定期テストをしっかりと対策して挑みましょう。
定期テストの結果は、3年生の1学期期末テストまで入ります。
そのため、コツコツと1年生の頃から積み上げてきているものがある人にはおすすめです。
ただ自分が行きたいと思っている大学・学部があるとは限らないので、注意は必要です。
一発勝負が苦手な人に、指定校は向いているのかなと個人的に思います。
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理由①:定期テストは受験に関係ないから
学校の定期テストは、一度授業で勉強した内容から出題されることが多いです。
ときどき、初見の問題が出てくることもありますが、みんなできないことがほとんどなので、大丈夫です。
実際の受験問題は、一度も見たことがないものが出題されることが多く、その対策は必須です。
一度見たものが出題されるため、内容さえ簡単に抑えていたらほどほどで良いでしょう。
理由②:受験勉強に集中するため
一般入試で合格するためには、当日の試験で合格最低点を上回らないといけません。
反対に、当日に合格最低点さえ超えれば、どの大学でも合格することができます。
定期テストの点数がどうであれ、出席数がギリギリであれ、遅刻をいっぱいしていても、合格は合格です。
つまり、大学に合格するための勉強をすることが大切ということです。
定期テストの点数が高かっても、納得した受験結果を残せなかったら後悔するでしょう。
納得する大学に合格するのは、指定校か一般入試で受けるのかは問いません。
大学生になって後悔しないように、選んだ道を上手いこといかせるよう努力しましょう。
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補足:小テストはしっかりと勉強しよう
学校の小テストは、しっかりとこなすことをおすすめしています。
こういう内容の小テストは、高校1・2年生の頃から、基礎固めになります。
そのため、小テストから逃げずにしっかりと対策しておきましょう。
- 毎日触る習慣を作る
- インプットは隙間時間メインでこなす
- インプットだけでなくアウトプットも行う
- 点数が悪いときは、どこがダメか分析する
1人で英単語を覚える気にはならない人でも、小テストがあればやらないといけません。
やる気が起きないけど、やらないといけない状況を利用して、確実に覚えていきましょう。
受験に必要ない科目の定期テスト
次は、受験に必要ない科目の定期テストについて紹介します。
- 対策開始:基本的に対策は前日で良い
- 提出物:宿題があるなら、先に片付けておく
- 目標点数:赤点ギリギリで問題ない
順番に解説していきますね。
対策開始:基本的に対策は前日で良い
受験に必要のない科目は、前日に時間をとって確認しておけば、どうにかなります。
むしろ、1日で覚えて1日で忘れるくらいで問題ないです。
文系科目の暗記がメインなテストは、前日に覚えるだけ覚えて当日挑みましょう。
反対に理系科目が必要ない人の場合は、1週間ほど用意しておく必要があるかもしれません。
化学の構造式を覚えるのに、苦労した記憶があります。
提出物:宿題があるなら、先に片付けておく
もし定期テストのための宿題が存在するならば、早い段階から片付けておきましょう。
基本的には、1週間前になったら宿題に取り掛かって終わらせましょう。
答えが分からなければ、すぐに答えを見て、完成されることを最優先しましょう。
この課題に時間をかけ過ぎる必要はなく、とりあえず形だけでも提出できる状態にしましょう。
本当にやばかったときは、提出物がないのに、先生のところに行き、お願いして提出物を出していました。
そのおかげもあり、なんとかギリギリ単位をもらえました。
目標点数:赤点ギリギリで問題ない
受験に関係ない科目は、赤点を回避できるギリギリの点数で特に問題ありません。
なんなら定期テストの出題のされ方で、点数が上下する可能性もあります。
とにかく数日で覚えられる範囲をしっかりと覚えて、定期テストに挑みましょう。
高校3年生になると、1・2学期の中間・期末と4回しかテストはありません。
受験に関係ある科目の定期テスト
次は、受験に関係ある科目の定期テストについて説明します。
- 対策開始:1週間前・あえて前日でも可
- 提出物:宿題はタイミング見て隙間でやっておく
- 目標点数:平均点以下でも問題ない
順番に解説していきますね。
対策開始:1週間前・あえて前日でも可
高校3年生で、受験の全範囲を終えているならば、前日でも定期テストはどうにかなるでしょう。
まだ全範囲を終えておらず、新しい範囲がテストで出るならば、最低1週間ほどは確保しておきましょう。
せっかく新しい範囲が定期テストで出題されるならば、その範囲を優先して覚える方が得策です。
同時に基礎も固めることができるので、定期テスト勉強に切り替えましょう。
反対に一度勉強している範囲であるならば、前日に確認する程度でも大丈夫でしょう。
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提出物:宿題はタイミング見て隙間でやっておく
受験に必要な科目の定期テストの宿題は、定期的に隙間時間でやっておきましょう。
- 授業中に少しでも触っておく
- 受験勉強に疲れたときに気分転換
- 学校の休み時間や自習の時間
定期テスト1週間前には、受験に必要のない科目の宿題もしないといけません。
そのため、2週間以上前から宿題をコツコツと進めておくと、こちらの負担は比較的軽くなると思います。
というか受験に必要な科目なので、日々からコツコツと触っておきましょう。
ただ宿題をするのをメインの勉強にはしたくないので、隙間時間にやっていきましょう。
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目標点数:平均点以下でも問題ない
受験に必要な科目の目標点数は、平均点以下でも特に問題はありません。
とりあえず、自分が納得できる点数を取れればいいと思います。
正直受験勉強をメインにしていると、何点でも良いかなという風になっていきます。
そこまでテスト勉強に時間をかけた訳でもないのだったら、そこまで気にする必要もありません。
むしろ定期テスト期間中に、受験勉強の方をどこまでできたかを気にするべきではないでしょうか。
定期テスト前にすることリスト
最後に、受験生が定期テスト前にすることリストをみていきましょう。
- 提出するべき課題を紙に書き出す
- いつまでに終わらせるか計画決める
- 多ければページ数ごとで決めてもOK
- 実際に手をつけて終わらせる
1つずつ解説していきますね。
流れ①:提出するべき課題を紙に書き出す
定期テストがある際に、いくつかの提出物があることがほとんです。
よくある定期テストの提出物の例
- 英語の本文ノート
- 古典の本文ノート
- 数学の演習ノート
- 理科の演習ノート
- 社会系の授業ノート・プリント
学校や先生によって違いますが、事前に教えてくれていることがほとんどでしょう。
提出しないといけないものを漏れなく把握するために、一度紙にでも書き出しましょう。
授業中に使っているものを提出することを求められることもあるので、普段から最低限やっておくことも大事です。
テスト後にワークの演習用ノートとして提出することもあるので、仕方なしノートに課題をしておきましょう。
流れ②:いつまでに終わらせるか計画決める
やることが明確になれば、次は期限を決めていきましょう。
定期テストの期限は、宿題の提出日となります。
基本的には、その科目のテストが終わったその日に提出することが多いです。
テストがある日程を見ながら、宿題を終わらせる優先順位を決めていきましょう。
流れ③:多ければページ数ごとで決めてもOK
定期テストの科目の中には、宿題やテストの範囲が多いものもあります。
まずは、宿題を終わらせて、そこからどの範囲を触っていくか細分化してみましょう。
細かく分けてみることで、今優先してやるべきことが見えてくるかもしれません。
これは定期テストだけでなく、受験勉強にも使うことができます。
今何をしたらいいか焦ってしまうときこそ、やることを細かく考えるべきです。
流れ④:実際に手をつけて終わらせる
実際に計画・やることが決まれば、課題を実際にやるだけです。
計画は実行するためにあるもので、実行しなければ意味を持たなくなってしまいます。
所詮、何事も行動しないと何も起こりません。
せっかく何を優先でやるべきか考えた時間が無駄になってしまいます。
やることを明確にするための計画程度をささっと立てることを意識しましょう。
まとめ:最低限に抑えて卒業できればOK
「受験生は定期テストを最低限でいい理由」を解説しました。
指定校推薦を狙う人以外、定期テストが受験に関係してくることはありません。
一発勝負の試験だからこそ、納得いくまで勉強をして、結果を出す必要があります。
周りに定期テストを手を抜いて何か言われたとしても、納得できる大学に行けたら後悔することはないです。
反対に定期テストばかりに意識がいっており、受験対策ができていなかった方が後悔する可能性大です。