文系・理系で悩んで、文理どちらにでも進める学部を考えています。
こんな悩みに答えます。
この記事では、「文理融合学部・学科のメリット」を紹介します。
僕は志望学部を3回変え、文理ともに所属していました。
進路に迷っている人に、わかりやすく解説していきます。
記事の途中では、文理融合学部がおすすめの学生もまとめています。
文理融合学部・学科とは
文理融合学部とは、文理の枠組みに捉われず、どちらの領域にも入っている学部です。
文系・理系に捉われることなく、勉強することができます。
視野が広がるだけでなく、将来の職の幅も広がることがあります。
情報系でありながら、経営学を学ぶデータサイエンスが挙げられます。
文理融合学部は増えてきており、今後も重要視されていく学部になります。
文理融合学部がある大学
- 滋賀大学データサイエンス学部
- 横浜国立大学都市科学部
- 九州大学共創学部
- 中央大学国際情報学部
上記の学部は、2017年以降に作られており、歴史はあまりありません。
ですが、最近の日本の状態に沿って、勉強することが可能です。
昔の知識だけではなく、今のことを学べるのは強みになります。
僕は経済関連を学んでましたが、データ分析をすることもあります。
そのときに、理系の知識があればと思いながら過ごしていました。
文理融合学部・学科のメリット
文理融合学部・学科のメリットは以下の通りです。
- 受験科目を選択できる
- 文系から理系に行ける
- 職業の選択肢を増やせる
1つずつ詳しく解説します。
文理融合のメリット①:受験科目を選択できる
文理融合学部では、文系の科目でも理系の科目でも受験できます。
そのため、わざわざ文転・理転する必要はありません。
自分に合った型で受験できるのは、文理融合の大きなメリットです。
僕の場合、理系から文転し、1から勉強した科目もありました。
1から独学で勉強するのは、周りに遅れを取るだけではありません。
勉強する受験生のメンタル的にも、きつい部分がありました。
文理融合のメリット②:文系から理系に行ける
反対に、文系に進んだが、理系の勉強に興味を持った人にもおすすめです。
理転は、文転よりも難易度があると言われています。
ですが、文理融合学部だと理転せずに、受験できます。
文理融合の理系の内容
- データサイエンス
- 情報科学
- 社会環境論
医学・機械系などガッツリと理系という感じではありません。
コンピュータを利用して、様々な内容を学ぶことが多いです。
1つのことを深く学びたいならば、理系の学部がおすすめです。
どちらが良いではなく、大学で学びたいことで変わってきます。
自分の進路に合わせて、選択していくことが大事になります。
文理融合のメリット③:職業の選択肢を増やせる
文理融合学部に進学すると、職業の選択肢を広げれます。
文理融合学部には、進路で悩む人か選択肢を多く持ちたい人が集まります。
すでに決まっていれば、文理融合学部に進学する必要ないです。
やりたいことが決まっている人は、その学びたい科目を学べばOKです。
その中で、自分の興味を追求していくだけで問題ありません。
本当に興味があることは、独学でもできることです。
ただ、自分のやりたいことが決まっている前提の話になります。
今ではマルチに活躍するために、固執しない方が良い場合もあります。
文理融合学部・学科のデメリット
文理融合学部・学科のデメリットは、以下の通りです。
- 進路に悩む人が多く受験
- 大学生活は忙しくなる
- 中途半端になる可能性も
1つずつ詳しく解説していきます。
文理融合のデメリット①:進路に悩む人が多く受験
文理融合学部には、文系か理系で悩む人が受験すると予想できます。
その上、文理融合学部は、今後需要がある学部で、人気も出てきます。
幅広い経験をすることができるのは、正直強みでしかありません。
1つのスキルだけでなく、幅広く学べるマルチ人材になれます。
そのため、多くの受験生が文理学部を志願することになります。
ライバルが多い分、合格できるか分からなくなります。
文理融合には、魅力的な側面がある分、デメリットも存在しています。
進路に悩む時間を勉強時間にあてて、合格を勝ち取ってください。
文理融合のデメリット②:大学生活は忙しくなる
文理融合学部では、文系・理系片方の勉強だけではありません。
もちろん、文理両方とも勉強しなければなりません。
もし興味がない分野があれば、勉強が辛く感じるかもしれません。
その上、勉強する分野が多く、勉強時間が多く必要になります。
他学部では、自分が選んだ分野だけを勉強することができます。
例として、苦手な数学を、大学でも学ばないといけない感じです。
大学で他のことをしたい学生にとっては、デメリットになります。
文理融合のデメリット③:中途半端になる可能性も
専門職に就くならば、他学部に比べて中途半端になる可能性があります。
エンジニアや機械整備などの技術職では、顕著に差があらわれます。
こういう専門性のある仕事は理系に多く存在しています。
そのため、文系だと、とりわけ不利にならないことが多数です。
反対に、複数分野を学んでいるため、有利になることもあります。
データアナリストなど有利になりうる仕事も世の中にあります。
その学部でないとできないことならば、その学部に進むべきです。
文理融合学部・学科についての疑問
文理融合学部・学科の疑問を紹介します。
- 文理融合部だとどちらを志望?
- 文理融合学部におすすめの人
- 文理融合学部についての印象
1つずつ解説していきますね。
文理融合の疑問①:文理融合部だとどちらを志望?
文理融合学部に進みたいならば、文理どちらでもOKが答えです。
ただ、人によって、どちらがおすすめかは違います。
文理融合学部以外に、興味ある学部がある学部を見つけましょう。
経済学部がいいなと思うならば、文系に進むと決めるのが良いです。
そもそも、学部で学びたいことを100%学べることの方が少ないです。
学部が全てな考えを捨てて、学びたいことを明確にしましょう。
文理融合で、何を学びたいか明確にすれば、意外と簡単に決まります。
一度、どんな学部があるのか把握してみてはいかがでしょう。
文理融合の疑問②:文理融合学部におすすめの人
文理融合学部がおすすめな人は、以下の特徴を持っている人です。
文理融合学部がおすすめな人
- 理系に進みたいが、専門的に学びたい内容がない人
- 文系志望だが、専門的に勉強したい人
- 興味のある内容がない人
- 文理バランスよく勉強したい人
- 情報関連の新しい分野を学びたい人
大学の学部は多くありますが、自分に合う学部で学ぶ方が大切です。
あまり興味がない学部で、4〜6年間嫌々勉強するのは大変なことです。
高校生の時点で、1番は見つからなくても問題ありません。
学んでいるうちに、やりたいことが見えてきます。
常に求めることを忘れなければ、大学生になっても大丈夫です。
文理融合の疑問③:文理融合学部についての印象
文理融合学部の人は、やりたいことが絞れないという印象があります。
やりたいことが絞れている高校生の方が少ないため、問題はありません。
事前に絞り切っている高校生の方が、個人的に心配です。
むしろ、就職活動のときに悩んでいる人もたくさんいました。
そのため、文理融合という選択自体に、マイナスなイメージはないです。
幅広く学問に触れようと考えており、広い視野を持ってる人と思います。
文理融合学部だから、微妙ということは全くありません。
むしろ、入学した大学で何を学んだという方が大事と思います。
まとめ:文理融合学部・学科がおすすめな人
「文理融合学部がおすすめの人」を解説しました。
文理融合がおすすめの人
- 色々な分野を幅広く学んでいきたい人
- 大学びたい分野が見つかってない人
- 将来の進路を幅広く持っておきたい人
文理融合学部は文理の勉強を両方ともしなければならず、忙しいです。
その分、幅広く勉強することで、知識を関連つけることができます。
文理融合学部で、たくさんのことに触れるのも大切な経験です。
また、やりたいことが決まっていない人が多い世の中になっています。
大学で勉強することで、やりたいことを見つけて欲しいと願っています。