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文転 進路選択

文転学生が文転のメリット・デメリットを解説!

文転のメリット・デメリットを文転大学生が解説します!のアイキャッチ画像

そもそも文転とは何なのか?文転のメリットとデメリットって何があるのだろう。

こんな疑問に答えます。

この記事では、「文転のメリット」を詳しく知ることができます。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
文転した実体験をもとに、解説してます。

文転のメリットはかなり大きく、個人的には文転してよかったです。

また、しっかりと理系で勉強していたならば、そこまで負担はありません。

最後までやり切れば、デメリットよりメリットの方が大きいです。

ただ、文転して1から勉強するのは、大変ということは抑えましょう。

ぜひ、最後までご覧ください。

 

文転とは何か?について

まず最初に、文転とは何なのかについて解説していきます。

  1. 理系選択者が文系の学部を受けること
  2. 40人中4人ほど文転した人がいた

順番に解説していきます。

文転について①:理系選択者が文系の学部を受けること

文転とは、進路選択で理系を選択した人が、文系に移動することです。

理系クラスの人が、受験時に文系科目で受けることも同様の意味合いです。

文転とはの画像

高2で理系だったが、高3で文系にクラスを変える人もいます。

ただ、中にはそのまま理系クラスにいる人も存在しています。

簡潔に言うと、理系選択した人が文系の学部を受けることです。

もし、文転時期が遅いと、高3も理系クラスで過ごさなければいけません。

そして、定期テストは理系で、受験科目は文系と恐ろしいものになります。

ちなみに僕の学校は、進級時に理系から文系に移動不可でした。

そのため、受験生ながらも、数学Ⅲと理科2科目の授業を受けていました。

早いうちに判断し、行動することが大切になると身に染みて思います。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
無理な場合は、割り切るしかありません。

 

文転について②:40人中4人ほど文転した人がいた

僕が高校3年生のときに、文転したとクラスで公表してたのは4人でした。

10%が文転してますが、知らない内に科目を変えてる人もいるはずです。

他の理系クラスにも、同様に数名ほど文転勢が存在していました。

文転すること自体、そこまで少数派ではないことを抑えておきましょう。

そして、文転を決断するのも理由がそれぞれあります。

文転する理由

  • 理系科目が辛いから
  • やりたいことが文系だから
  • とりあえず理系に来たから

実際に進路選択ではとりあえず理系にして、文転する人も意外といます。

高1での決断が変わってしまうこと自体は、仕方がないことと思います。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
自分で考えた結果ならば、問題ありません。

 

文転をするメリット6つ

文転するメリットを6つ紹介します。

  1. 数学で差が付きやすい
  2. 受験科目・負担が減る
  3. 数学・理科をしなくていい
  4. 私立大学に通いやすい
  5. 自分の決断を尊重できる
  6. 入学後は理系よりも暇

順番に解説していきます。

メリット①:数学で差が付きやすい

文系だと、数学が苦手な人と得意な人では差が付きます。

1問の得点を大きくかつ、次の問題にも影響を及ぼすからです。

数学が得意なら差が付きやすいの画像

実際に英語と国語ではあまり点数に差がつくことはありません。

2次科目ならば、数学・社会で差が付くことが多いです。

英語が本当に得意ならば、英語でも多少は差をつけれます。

理系ではなく、国公立文系志望であれば、数学に苦手意識を持っている人もいます。

ですが、受験で必要だから数学を勉強している人もいます。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
理系で勉強したならば、得点源にできる可能性は高いです。

 

メリット②:受験科目・負担が減る

文転をするとなると、受験勉強で必要な科目が減ります。

文転後の科目変化
国公立理系→文系 ・数Ⅲ+理科2つが減る
・理科基礎2科目になる
・社会科目が1つ増加
国公立理系→私立文系 ・数Ⅲ+理科2つが減る
・数学or社会がなくなる

2次試験の記述の変化は置いておいて、よくある例は上記の2つです。

科目の数だけ見ても、負担は減っていると感じる人は多いはずです。

ただ、国公立文系志望ならば、科目数が増えることもあります。

理科2科目は理科基礎に変更になりますが、社会は1科目増えます。

もし、倫理政治経済を選択したならば、2科目分増えることになります。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
内容の負担は減りますが、気持ちの負担が増えます。

 

メリット③:数学・理科をしなくていい

数学Ⅲまでしていた人にとって、文転後は数学が2Bまでで大丈夫です。

それだけでも、文転した人にとってかなり嬉しいことでしょう。

共テで数Ⅲは出題されず、2次試験のためだけの勉強をします。

共テ対策のときは勉強せずに、終わった瞬間頑張らないといけません。

もちろん、数Ⅲの内容は数学1A2Bよりも難しく、勉強するのは大変です。

文系の人に簡単に伝えると、数Ⅲではsin・cosを微積します。

数学Ⅲと同様に、理科2科目も同じようなことが言えます。

理科基礎は、理科の10%ほどの内容に触れてないと言われています。

理系で勉強した人ならば、理科基礎は高得点は取りやすいです。

僕も文転後には、理科基礎は2つとも9割以上確保できました。

元々いた理系に比べれば、本当に難易度は下がっていると感じます。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
化学基礎は暗記だけで7割は得点可能です。

化学基礎の暗記のコツ

 

メリット④:私立大学に通いやすい

私立大学の学費は、文系と理系でも、1年で30万円程度の差があります。

これが4年になると、家計に与える負担もかなり違うことは事実です。

大学の1年の学費の画像

もちろん、お金を理由に文転してほしいとは思いません。

ですが、お金だけではなく、受験の面でも文系の方が有利な点が多いです。

文系だと、大学・学部の選択肢もかなり大きく広がっていきます。

有名大学に入りたいならば、経済・法・商と多く受験できます。

とりあえず、この大学に入りたい人には文系の方が目的達成しやすいです。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
理系は学びたいことのため、大学名は二の次です。

 

メリット⑤:自分の決断を尊重できる

理系から文系に行く理由が、自分のやりたいことの追求ならばOKです。

理系に所属していたよりも、勉強がはかどる可能性が高いと思います。

僕は数学が得意で理系選択しましたが、違和感を感じていました。

得意とやりたいことのギャップがあり、1ヶ月以上それを考えてました。

そのときに、ずっとブログにお世話になっており、文転を決断できました。

そして、自分もブログを書くのを挑戦したい思いがありました。

それがきっかけとなり、今でもこのように書き続けています。

ただ、当時は学部まで結びついておらず、ブログを書きたいの一心でした。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
数理から逃げるのが理由なら、文転しない方が無難です。

 

メリット⑥:入学後は理系よりも暇

文系学部の大学生は、理系の大学生に比べて忙しくないです。

学部によって、多少の違いはありますが、一般的に正しいでしょう。

理系の大学生の話を聞くと、基本的に皆忙しそうです。

忙しいといっても、人それぞれの基準があるため、判別はできません。

ただ、僕の場合、かなり暇で、大学4年生は2回しか学校に行ってません。

意図的にそういう環境を作ったのも影響していると思います。

僕の文転の理由は、ブログで悩んでる生徒に関わるのが理由でした。

そして、実際に勉強指導を行い、様々なことを学べました。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
そのために大学に進学したようなものです。

関連秋晴の強みと実際の指導内容

 

文転をするデメリット6つ

文転するデメリットを6つ紹介します。

  1. 学校での無駄な勉強増加
  2. 独学が必要なこともある
  3. 国語が苦手なら大変
  4. 受験のライバルが増加
  5. 理系には戻れない
  6. 就職時に苦労するかも

順番に解説していきます。

デメリット①:学校での無駄な勉強増加

高3になる前に文転しても、学校のクラスは理系のままの場合があります。

その状態だと、理系科目の授業を受けなければならない状態です。

学校で必要ない科目の例

  • 理科2つ:物理・化学・生物・地学など
  • 数学:数Ⅲ ※私立志望なら数学1A2B

ただ、数学・理科の授業を合わせると、週に10コマ程度あるはずです。

それに加えて、定期テストを乗り越えなければいけません。

文転するからには大変ですが、これを乗り越えないといけません。

もちろん、受験に必要ではない科目のため、乗り気ではありません。

受験勉強生活の中、要領よくこなしていくことが求められています。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
定期テスト前は少し疲れてしまいます。

 

デメリット②:独学が必要なこともある

余分に勉強するのではなく、独学が必要な科目が増えることもあります。

国公立・私立関係なく、国語の2次対策は必要になることでしょう。

  • 社会の2つ目:日本史・世界史・地理・倫政
  • 国語の記述:現代文・古文・漢文の必要なもの

文転後は、無駄な授業だけでなく、自分でカバーしないといけません。

そのため、今までより多くの勉強時間が必要になってしまいます。

暗記が得意だから社会はOKではなく、時間を逆算しましょう。

文転の決断時期が遅ければ、大学のレベルを落とすのが無難になります。

文系でずっと勉強してる人と戦うことになるため、ハードモードです。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
夏休みに入るまでには決めておきたいです。

 

デメリット③:国語が苦手なら大変

理系の生徒の中には、国語が苦手な人もいるかもしれません。

国公立志望の理系の方だと、共通テストで国語が必要になるくらいです。

私立志望の理系の方だと、国語は必要なくなってしまいます。

文転してしまうと、共通テスト・2次試験では国語は必須になります。

理科がなくなった分、国語の配点も高くなりがちです。

国語は差がつきにくいため、苦手だとマイナスで差がつきます。

とはいえ、方向性を持って勉強すると、普通レベルに持っていけます。

国語は他科目に応用が効くので、文転は苦手克服のチャンスでもあります。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
僕も、当時は国語が1番苦手科目でした。

 

デメリット④:受験のライバルが増加

先ほどからも紹介しているとおり、理系科目の方が勉強が大変です。

それも理由の1つで、文理選択で文系を選択する人の方が多いです。

その中でも、私立大学の文系に進学希望の学生が1番多くなります。

私立大学志望だと、受験のライバルは増えてしまいます。

ですが、私立文系大学には良い部分も存在しています。

私立文系のメリット

  • 受験に必要な科目が3科目
  • 苦手科目をしなくていい
  • 逆転合格できる可能性あり
  • 受験の機会が何度もある
  • 学校の設備が新しい

文転して現役で合格するならば、私立大学がおすすめと心から思います。

チャンスも多くあり、浪人することも避けられるのが強みになります。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
浪人自体を否定している訳ではありません。

 

デメリット⑤:理系には戻れない

文転は、科目の変更から見て、そこまで難しいことではありません。

実際に、文転をしてみても、そこまで負担は大きくないと感じていました。

文転・理転についての画像

ですが、文系から理系に戻ると、数学Ⅲ+理科2科目を勉強しなければなりません。

また文転すると、数学の学習量も減っており、数学の負担が大きくなります。

理系の頃の方が、数学に時間をかけていた方がほとんどでしょう。

なので、文系から理系に進む理転は、個人的におすすめしておりません。

なぜ文転よりも理転が厳しいのかは別記事で詳しく紹介してます。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
文転よりもハードで、負担が大きすぎます。

関連文転・理転について徹底解説

 

デメリット⑥:就職時に苦労するかも

安易な文転は、就職活動時に影響を与えかねません。

やりたいことが決まっていなければ、就活時に話せる内容がなくなります。

理系は専門的な内容を勉強し、その分野の専門性は得られます。

その分、授業・研究室に拘束されますが、就活は困らない傾向にあります。

また、理系職から営業にも簡単にいけるので、選択肢は多くなります。

文系でも、法学のように専門的な内容を学ぶことも可能です。

文系でも考えて行動したら、苦労どころか求められる人材になれます。

やりたいことが決まってない人でも、行動したら問題ありません。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
目的を持って大学に進学するのが大事です。

 

まとめ:文転のメリット・デメリット

「文転のメリット・デメリット」を解説しました。

文転のメリット

  • 数学で差が付きやすい
  • 受験科目・負担が減る
  • 数学・理科をしなくていい
  • 私立大学に通いやすい
  • 自分の決断を尊重できる
  • 入学後は理系よりも暇字

文転のデメリット

  • 学校での無駄な勉強増加
  • 独学が必要なこともある
  • 国語が苦手なら大変
  • 受験のライバルが増加
  • 理系には戻れない
  • 就職時に苦労するかも

文転するメリットとデメリットは、それぞれ多くあります。

ですが、大きく変わるのは、国公立志望なら社会が2つに増えるだけです。

数Ⅲと理科2科目が減少することも大事になります。

もちろん、社会2科目に増えるのは大変なことです。

それでも、実際にやりたいことに向かっている方が後悔しません。

秋晴シュウ
秋晴シュウ
文転するかの参考になれば幸いです。

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