文転で悩んでいる高校生です。だが、文系に行くのは大学でいいかな。
こんな疑問に答えます。
高校生が文転すると、クラスが変わったり、授業が必要なくなります。
そのため、文転は高校ではなく、大学でいいかと考える方もいます。
しかし、僕は高校生の頃に文転をしてよかったと感じています。
なので、この記事では、「文転しておく方が良い理由」を紹介します。
記事内には、入学後に進路が決められる大学もまとめています。
最後までお読みいただき、文転をするかを決断しましょう。
文転と文系編入(転部)とは?
まず理系から文系に移動する手段を、2種類に分けて見ましょう。
順番に解説していきます。
理系から文系の手段①:文転とは
文転とは、高2時に理系を選んだ人が、文系の学部を受験することです。
そのため、大学1年生から文系の授業を受けることができます。
高校は理系のクラスだが、経済学部などを受験するのが例です。
基本的に、受験科目が変化し、学校の授業が必要なくなることが多いです。
その分、大学生活を文系学部で過ごすことが可能になります。
理系から文系の手段②:文系編入・転部とは
文系編入・転部は、大学受験は理系として行うことになります。
そして、大学生になってから文系のクラスに移動することです。
文系に移動できるのは、大学2〜3年生以降になります。
例として、理系の学部から、経済学部などに移動することを指します。
そのため、理系のクラスで、理系の授業を受ける状態で大丈夫です。
そして、独学で勉強する必要のある受験科目もないのもメリットです。
大学からの文系編入のデメリット
大学からの文系編入のデメリットは以下の通りです。
- 勉強が忙しくなる
- 友人関係のリセット
- 単位が減る可能性がある
順番に解説していきます。
文系編入のデメリット①:勉強が忙しくなる
大学生が文系学部に編入するならば、勉強が忙しくなります。
大学受験のために、必死に勉強してきたのにも関わらずです。
- 入学する理系学部の勉強
- 移動する文系学部の勉強
せっかくの大学生活を、勉強のみで終わらせたい学生はいないでしょう。
バイト・恋愛・部活など挑戦したいことが多くあるはずです。
普通に入学するならば、好きなことに使える時間も多くあります。
しかし、文系編入では他の大学生の2倍の内容を勉強しないといけません。
そして大体、大学の編入試験は1年次か2年次にあります。
それに合格することで、正式に学部変更が認められます。
私立大学は2〜3年次ですが、国公立大学だと3年生次のみのことが多いです。
ですが、3年生には就職活動が本格的に始まる時期でもあります。
文系にいる学生ならば、大学院に行く人も割合的に少ないです。
文系編入のデメリット②:友人関係のリセット
大学で転部をすると、それまでの学部の友人関係が希薄になります。
せっかく友人ができても、また1から作り直さないといけません。
編入先でも、また友人作る手間は少し面倒臭く感じます。
新しく入った学部でも、すでにグループ形成されています。
その中に、1から飛び込むことに負担を感じる学生さんもかなり多いです。
同じ大学ならば、入りたい学部の友人を先に作ればOKです。
しかし、他の大学に編入するのであれば、なかなか難しいと思います。
ただ、あくまで勉強することがメインなのは忘れてはいけません。
文系編入のデメリット③:単位が減る可能性がある
大学で編入すると、1〜2年生時に取得した単位が消えることがあります。
そのため、大学3年生以降も、勉強する量が増えてしまいます。
理系学部と文系の学部の授業は違うので、仕方がないことです。
また、同じ大学の転部するか、違う大学のに行くかでも違います。
認められる単位の数が異なるため、人によってそれぞれです。
無事に転部できても、4年で卒業できなくないこともあります。
それならば、文転して浪人するのと変わりません。
むしろ、大学生活を楽しめる方を選択するのが賢明です。
今のうちに文転しておく方がいい理由
高校生が今のうちに文転しておく方がいい理由は、以下の通りです。
- 途中で編入できない大学がある
- 早く学びたいことを学んだ方がいい
1つ1つ解説していきます。
文転を勧める理由①:途中で編入できない大学がある
大学3年生から文系に編入できる大学も多くあります。
ですが、途中から文系編入することができない大学もあります。
僕自身は編入をしたわけではなく、詳しい訳ではありません。
ただ、高校生から行きたいと思ってた大学が編入できないのは悲しいです。
そのために、頑張ってきたとなると、なおさらのことでしょう。
文転を勧める理由②:早く学びたいことを学んだ方がいい
高校生がやりたいことが決まっているのは、凄いことです。
特に、文転を悩んでいる人は、やりたいことが見つかったからでしょう。
やりたいことが見つかること自体、素晴らしいことです。
大学生になっても、やりたいことが見つからない人もたくさんいます。
そんな中、これをしたいと見つけたならば、早い行動をおすすめします。
理系から文系に移動したいと思うように、やりたいことも変わります。
それならば、とりあえずやってみることが大事と思います。
行動することでしか、分からないこともたくさん存在しています。
早いうちから行動すると、本当に自分に合っているのか確認できます。
そして、試行錯誤して少しずつ見つけていけば、良いと思います。
入学後に文系に進路選択できる大学
理系科目が得意で、文転をためらい中の学生に向けて、入学後に進路変更できる大学を紹介します。
- 東京大学
- 北海道大学の総合入試
これは、文転を考えている人の中では有名な話です。
- 東京大学:2年生後期から学部が決まります
- 北海道大学:2年生で学部が決定し、志望学部に移動
そのため、理系で受験した人でも、文系学部に移動することが可能です。
ただし、自分の希望通りにならない危険性も承知しておきましょう。
それに受験に失敗した際は、理系の学部で過ごすことになります。
あくまでそういう大学があるという知識さえ持っておけば、OKです。
まとめ:文転して後悔している人は少ない
「文転はいますぐにした方が良い理由」を解説しました。
本記事のポイントをまとめます。
文転・編入:まとめ
- 文転は大学1年生から
- 文系編入は大学2〜3年生に
- 編入不可の大学も存在する
- 入学後に学部選択もできる
今、やりたいことが決まっているならば、早い段階から挑戦しましょう。
以下では、文転を成功させる人の特徴を紹介しており、合わせて読んでください。