浪人することが決まり、どのように勉強しようか悩んでいます。実際の過ごし方を教えて欲しいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「国公立文系志望の浪人生の1日の過ごし方」を紹介します。
ただ、現役のときは勉強よりも計画ばかりになっていたので、受験生の方も注意が必要です。
反対に、浪人生のときはしっかりと勉強に打ち込むことができたと実感しています。
最後までお読みいただくと、浪人開始時に決めたルールも紹介しています。
ではさっそく見ていきましょう。
浪人中の1日の過ごし方【時期別で紹介】
僕の浪人中の1日の過ごし方を時期別で紹介します。
- 夏休みまでの1日の過ごし方
- 夏休みから秋頃の1日の過ごし方
- 秋頃から共通テストまでの1日の過ごし方
- 共通テスト後の1日の過ごし方
その①:夏休みまでの1日の過ごし方
僕の浪人期の夏休みまでの過ごし方は、基本的に以下の通りです。
時間 | 勉強の内容 |
7時 | 起床 |
7時半〜8時半 | 通学(古文単語) |
8時半〜10時 | 数学 |
10時〜11時半 | 現代文 |
11時半〜13時 | 英語の長文 |
13時〜13時半 | 昼ごはん |
13時半〜14時 | 英単語 |
14時〜15時半 | 古文・漢文 |
15時半〜17時 | 英語の文法 |
17時〜17時半 | 散歩と軽食 |
17時半〜18時 | 英単語 |
18時〜19時 | 共通テスト科目① |
19時〜20時 | 共通テスト科目② |
20時〜21時 | 暗記科目の確認+明日の予定立て |
21時〜22時 | 通学(古文単語) |
22時〜23時 | ご飯・風呂 |
23時 | 就寝 |
第一志望の科目は英数国だったので、18時まではその3科目の勉強メインで行なっていました。
また、共通テストだけの科目は1週間でバランスよく勉強することを意識していました。
僕は文転をしていることもあり、理科基礎に時間をかけなくて良かったです。
そのため、一番苦手だった社会の倫理に時間を使うことを意識しました。
現役時代にも少し勉強していたのですが、全くやる気が起こらず、苦手意識があった科目です。
-
文転は逃げなのか?体験談を踏まえながら考察!
その②:夏休みから秋頃の1日の過ごし方
僕の浪人期の夏休み以降の過ごし方は、基本的に以下の通りです。
時間 | 勉強の内容 |
7時 | 起床 |
7時半〜8時半 | 通学(英構文) |
8時半〜10時 | 現代文演習 |
10時〜11時半 | 英長文 |
11時半〜13時 | 数学 |
13時〜13時半 | 昼ごはん |
13時半〜15時 | 和文英訳 |
15時〜16時 | 数学 |
16時〜17時 | 自由英作文 |
17時〜17時半 | 散歩と軽食 |
17時半〜18時 | 古文単語 |
18時〜19時 | 古文演習 |
19時〜20時 | 共通テスト科目 |
20時〜21時 | 暗記科目の確認+明日の予定立て |
21時〜22時 | 通学(英構文) |
22時〜23時 | ご飯・風呂 |
23時 | 就寝 |
夏休み頃からは、基礎固めから演習に移行することを意識していました。
共通テストの科目の勉強時間は、基本的に夕方以降のままです。
暗記科目の確認で行なっていたのは、主に以下のことです。
20時以降の時間だけでなく、休憩後の時間や通学時間を確保して、1日のどこかで触れるように意識していました。
他の時間で確保することができると、20時ごろに帰ることもありました。
-
浪人生が運動するべき理由と勉強生活に運動を組み込む方法
その③:秋頃から共通テストまでの1日の過ごし方
僕の浪人期の共通テストまでの過ごし方は、基本的に以下の通りです。
時間 | 勉強の内容 |
7時 | 起床 |
7時半〜8時半 | 通学(英単語) |
8時半〜10時 | 政治経済 |
10時〜11時半 | 現代文 |
11時半〜13時 | 数学 |
13時〜13時半 | 昼ごはん |
13時半〜15時 | 古文・漢文 |
15時〜16時半 | 数学 |
16時半〜17時 | 理科基礎 |
17時〜17時半 | 散歩と軽食 |
17時半〜19時 | 英語 |
19時〜20時 | 地理 |
20時〜21時 | 倫理 |
21時〜22時 | 通学(英単語) |
22時〜23時 | ご飯・風呂 |
23時〜23時半 | ストレッチ |
23時半 | 就寝 |
国公立大学は、共通テストの点数次第でどこを受けるか変更することもあります。
共通テスト利用も使えるので、毎日全科目触れることを意識していました。
この頃から、勉強場所に飽きてくることが多かったので、色々な場所に移動して勉強するようになりました。
集中力が切れてきたタイミングで、知り合いがいつもいる場所に移動していました。
現役の頃は逃げてばかりだったので、周りに助けられたのかなと思います。
-
浪人期の自習室の使い方とは?浪人していた僕の体験談紹介!
その④:共通テスト後の1日の過ごし方
僕の浪人期の共通テスト以降の過ごし方は、基本的に以下の通りです。
時間 | 勉強の内容 |
7時半 | 起床 |
8時〜9時 | 通学(単語帳) |
9時〜10時半 | 数学 |
10時半〜12時 | 現代文 |
12時〜13時半 | 英語 |
13時半〜14時 | 昼ごはん |
14時〜16時 | 数学 |
16時〜17時半 | 英語 |
17時半〜19時 | 古文 |
19時〜21時 | 暗記科目の確認 |
21時〜22時 | 通学(単語帳) |
22時〜23時 | ご飯・風呂 |
23時〜23時半 | ストレッチ |
23時半 | 就寝 |
共通テストも終わり、私立や国公立試験の勉強メインの時期です。
朝に演習して、夜に暗記や復習をすることを心がけていました。
浪人開始時に決めた僕の7つのルール
浪人開始時に決めた7つのルールをみていきましょう。
- 朝9時〜夜9時の12時間勉強する
- 隙間時間に暗記して、机で演習を多く
- 1人で勉強する
- 志望校を途中で変えない
- 息抜きは数学の問題や漢字
- 勢いよりも継続力を大切に
- 1週間で見て、全科目まんべんなく
ルール①:朝9時〜夜9時の12時間勉強する
浪人生は、朝から学校に行く必要はないことが多いです。
そのため昼頃に起きて、そっから勉強を開始する人もいるかと思います。
ですが、僕は朝早くに起きて勉強することを決意しました。
理由は、夜になるにつれて余計なことを考えてしまう傾向にあったからです。
自由な時間が多い浪人生だと、すぐにネガティブなことを考えてしまいかねないと思いました。
ルール②:隙間時間に暗記して、机で演習を多く
僕は受験勉強が嫌いです。
極力机に向き合って勉強するよりも、移動時間とかに勉強をするように心がけていました。
移動時間を暗記の時間にしてしまえば、座って勉強する時間が減ります。
特に、電車などの移動時間や隙間時間に暗記することがおすすめです。
車での移動中に英単語を見ていた子もいたので、移動時間なら覚えるだけの時間を確保できるみたいです。
-
浪人生活1年間スマホを解約したきっかけと感想【後悔はない!】
ルール③:1人で勉強する
浪人生ということもあり、1人で勉強することを心がけていました。
誰かと勉強するデメリット
- 相手のペースに合わせなければならない
- 時間割が合わない
- 集中力が散漫になる場合がある
- 相手の能力差により、自分自身が学ぶことができる可能性が低くなる
- 話し合いなどで効率が悪くなる
予備校に高校の友人もいましたが、昼ごはんのときに一緒にご飯を食べるくらいでした。
浪人生のときの仲間とは、あんまり馴れ合わないようにすると4月に決めました。
理由は、周りも一回受験に失敗しているのと、1年間納得するまで勉強をすることだったためです。
ルール④:志望校を途中で変えない
浪人生活を後悔なく過ごすには、志望校を極力変えないようにしましょう。
現役時代の頃、僕は3回学部を変えてしまい、勉強どころではありませんでした。
やりたいことが決まっており、受験勉強をしたくなかったことが原因かもしれませんが…
それを後悔しているので、浪人を決意し、納得するまで勉強してやると最初に決めました。
-
国公立大学がおすすめな人解説【私立との違い】
ルール⑤:息抜きは数学の問題や漢字
浪人生活中の息抜きは、現役生のときよりも注意を払う必要があります。
勉強の休憩に、スマホを見たり、友人と話したりする人が多いと思います。
これをできる限りやめて、休憩後の勉強に取り掛かりやすくするために、勉強の間に楽な勉強を取り入れるようにしました。
休憩時間も大切ですが、次の勉強に取り掛かるための休憩ということを忘れてはいけません。
ルール⑥:勢いよりも継続力を大切に
浪人生活は、1年間かけて行うものです。
最初の方だけ勉強を頑張っても、入試直前に忘れていたら意味がありません。
1日を焦ることなく、やるべきことを着々とやっていけば問題ありません。
そのためには、何をするか計画を立てることは必須ではないでしょうか。
ルール⑦:1週間で見て、全科目まんべんなく
国公立志望の浪人生だと、受験に必要な科目が多く、1日で全科目触ることが難しいです。
国公立文系で必要な科目
- 英語
- 国語
- 社会2つ
- 数学1A2B
- 理科基礎2科目
そのため、1週間で全科目の勉強をできるような計画を立てましょう。
特に配点が少ない科目は、毎日勉強しなくても問題ないことがほとんどです。
まとめ:浪人期のスケジュール管理は大切
「浪人期の1日のスケジュール」を紹介しました。
浪人生で時間があるからこそ、しっかりとした計画・行動が求められます。
そのために先に何を勉強するか決めておくことは大切です。
決めておくことをこなすだけだと、モチベーションに左右されることも少なくなると思います。