大学受験の時期別で、やることが知りたいです。受験開始したけど、全体像を掴みたい。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「大学受験のために準備することを時期別」で紹介します。
僕はやることに気を取られて、勉強に打ち込めなかった経験があります。
先に何をすれば良いか知ることは、気持ちの余裕に繋がります。
最後まで読むと、大学受験に必要な準備を知ることができます。
読むだけで終わらず、準備するところまで行動してみてください。
前提:先に準備できることは学年関係なくやってOK
今回の記事では、大まかに「学年・時期別」で分けています。
ですが、余裕がある人は上の学年の準備しても問題ありません。
部活に入ってない人や生活に余裕のある人は、目を通しましょう。
ただ、大切なことは、準備をすることではありません。
実際に手を動かして、大学に合格するための勉強に限ります。
高校1年生が準備しておきたいこと
まずは、高校1年生が準備したいことを解説します。
- 文理選択と科目選択
- 英語の基礎の勉強
- 何か打ち込める環境作り
それぞれ説明していきます。
高校1年生が準備したいこと①:文理選択と科目選択
高校1年生の秋頃には、文理選択があります。
そのときに、受験に使う科目選択をすることになります。
ですが、大学・学部によって、受験できる科目が違います。
- 「生物選択」必須:薬学部や理学部生物学科
- 「物理選択」必須:工学部電気学科・機械学科
- 「数学Ⅲ」が必要ではない理系学部もある
この段階で、必ずしも学部まで決定する必要はありません。
ただ、いつか決断する時が来ることは、認識しておきましょう。
高校1年生が準備したいこと②:英語の基礎の勉強
大学受験では、英語が受験科目として、必須の大学がほとんどです。
そのため、高1から英単語・英文法の基礎を固めることが大切です。
先に基礎を固めておくことで、今後の負担が楽になるので、おすすめです。
部活があって忙しい人も、英単語だけは頑張りましょう。
あくまで、大学受験まで2年以上ある高校1年生です。
モチベを保つために、英検を受けるなど目標を作ることも大事です。
高校1年生が準備したいこと③:何か打ち込める環境作り
高校1年生は、1年前に受験をしてきた人が多いでしょう。
そのため、高1から、受験勉強に熱を入れるのを拒むでしょう。
何か打ち込めるものを見つけることをお勧めします。
高校生になってやりたかったことを、色々試すのもOKです。
打ち込める趣味を持っていると、受験勉強の息抜きになります。
高校生が打ち込むものの例
- 勉強に集中する
- 部活に打ち込む
- 趣味に打ち込む
何かを打ち込むには、それなりの環境が必要です。
そのため、1つのことをできる環境を意識し、打ち込みましょう。
高校2年生が準備しておきたいこと
次に、高校2年生が準備したいことを解説します。
- 行きたい学部を決める
- オーキャンで大学を知る
- 英語+国語or数学の勉強
順番に解説していきます。
高校2年生が準備したいこと①:行きたい学部を決める
高校2年生になったら、自分が行きたい学部も決めてしまいましょう。
このブログでは、学部を決めて、大学を決める流れを推奨してます。
受験がゴールになるのを防ぐのとやりたいことを縛りたくないためです。
僕は3回学部を変えてますが、今納得して生きています。
結局のところ、将来後悔しないことが大事だと思っています。
しっかりと考えるからこそ、後悔せずに生きていけます。
高校2年生が準備したいこと②:オーキャンで大学を知る
行きたい学部が決まったならば、候補となる大学を見に行きましょう。
大学に行ってみると、大学に求めるものが見える可能性が高いです。
高校2年生という忙しくない時期に、大学見学するのがおすすめです。
第一志望の大学だけなく、色々と見学してみましょう。
高校2年生が準備したいこと③:英語+国語or数学の勉強
高2年生のうちに、受験科目の1〜2つの基礎を固めておきましょう。
上記の通り、2次試験に必要な科目を先に勉強することはおすすめです。
部活・学校生活が忙しい人も、基準を決めておくと良いです。
全部ではなく、1科目に絞っておくのでも問題ありません。
早い段階から勉強しておくことで学力も上がる可能性が高まります。
その結果、大学選びの選択肢も大いに増えていきます。
高校3年生が春・夏に準備しておきたいこと
次は、高校3年生が春・夏に準備しておきたいことを解説します。
- 志望大学の過去問
- 受験に使う科目の決定
- 大学合格のための計画
それぞれ説明していきます。
春・夏に準備すること①:志望大学の過去問
すぐに、志望大学の過去問を用意することを勧めています。
極力無駄な勉強をせずに、志望大学に合格したい人が大半です。
そのため、何を重点的に勉強すればいいか確認するためです。
この時点では、まだ問題を解く必要はありません。
問題を解くのではなく、今後の方針を立てることがメインになります。
もちろん、自信がある科目だけ解くのはおすすめです。
春・夏に準備すること②:受験に使う科目の決定
大学によって、受験に必要な科目は違います。
国公立志望で必要な科目
- 英語
- 国語
- 社会1〜2つ
- 数学1A2B ※理系はⅢまで
- 理科基礎2科目or理科2科目
国公立大学でも、社会1つでOKという大学もあります。
自分が興味がある大学の受験科目の確認は、必須です。
私立大学志望で必要な科目
- 英語
- 現代文・古文
- 理科1〜2科目
- 数学・社会科目を1つ選択
同じ文系でも、国公立と私立を比べると、受験科目違いがあります。
受験科目が多いだけでなく、受験できる回数も少ないのが特徴です。
春・夏に準備すること③:大学合格のための計画
志望校によって、配点が違うことは、すでにご存知でしょう。
英語の配点が大きいA大学では、英語を優先して勉強することが大切です。
反対にB大学では、バランスの良い勉強が求められます。
また、毎日勉強時間を確保ができるか確認することも大切です。
- 平日(私立・国公立受験生):4時間半以上
- 土日(私立受験生):9時間以上
- 土日(国公立受験生):10時間以上
目標の勉強時間というよりは、目安の時間として考えてください。
個人的には、勉強時間が長ければ長いほど良いと思っていません。
高校3年生が秋・冬に準備しておきたいこと
次は、高校3年生が秋・冬に準備しておきたいことを紹介します。
- 志望大学の予想問題
- 受験スケジュールの作成
- 大学の願書の取り寄せ
それぞれ説明していきます。
秋・冬に準備すること①:志望大学の予想問題
高校3年生の秋になると、基礎も固まってきている人が多いでしょう。
ここからは実際に演習で、現状何が足りていないかを確認しましょう。
自分の大学の予想問題がなければ、過去問でも問題ありません。
実際に問題を解くことで、どの分野が足りていないか見えてきます。
秋・冬に準備すること②:受験スケジュールの作成
多くの人は、第一志望の大学だけでなく、複数の大学を受験します。
併願校を受けるメリット
- 受験終了後に進路を持つ
- 本番に備えて試験慣れする
- 合格後に選択肢を増やす
確かに、色々な大学を受験することはメリットもあります。
ですが、多ければ良いという訳でもありません。
受験する併願校の数は、3~4校以内がおすすめです。
もちろん、受験費用も高いため、無理に数を増やさなくても良いです。
秋・冬に準備すること③:大学の願書の取り寄せ
受験直前期ということもあり、勉強に集中したいかもしれません。
ですが、受験するためには、願書を用意することが必要です。
受験直前期にやること
- 第一志望と併願校の決定
- 願書の取り寄せ
- 受験スケジュールの決定
- 受験会場までの行き方
- 過去問対策
- 暗記科目の追い込み
他にもやることが多い中、願書を取り寄せて出願をしないといけません。
隙間時間を見つけて、早いうちに取り寄せておきましょう。
まとめ:準備することを知っていると慌てない
「時期別で大学受験のために準備しておくべきこと」を解説しました。
先に準備しておくことで、慌てることも減ります。
それだけでなく、自分のペースで過ごすことができます。
受験勉強期間中はイライラすることも多いのが、リアルです。
だからこそ、少しでも落ち着いて過ごせるようにしましょう。