大学受験のために塾に通った方がいいですか?選ぶとしたらどのように選べばいいでしょうか。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「大学受験のために受験生が塾に通う理由」を紹介します。
実際に塾に入ろうか悩んでいる学生さんには、有益な記事になっています。
最後までお読みいただくと、塾の選び方のコツも知ることができます。
ではさっそく見ていきましょう。
大学受験のために塾に通う主な理由
まずは、大学受験のために塾に通う理由を紹介します。
- 何を勉強すればいいか知るため
- 周りが塾に通うようになったため
- 第一志望に合格するため
それぞれ説明していきますね。
理由①:何を勉強すればいいか知るため
塾に通う人の中には、今勉強しないといけないけど、何をすればいいかよく分かっていない人がいます。
実際それもそうで、大学受験を経験したことがないので、当たり前のことです。
1から自分で全部考えて勉強するよりも、塾に入ってあるカリキュラムをこなした方が楽です。
自分で流れを考えるとなると、もし方向性がズレていたら修正しないといけなくなってしまいます。
好きでもなく、期間が決まっている受験勉強での大きな方向性のズレは、極力割けておきたいです。
ただし、最初から最後までずっと周りに頼りぱなしはNGです。
ある部分まで勉強が進むと、今の自分は何が足りていないか見えてきます。
それなのに、周りが言っているからという風な状態だと、成績は伸びにくいです。
問題集や模試や過去問を解いていると、苦手分野が見えてくると思います。
基礎の暗記の部分が終われば、苦手分野のインプットを行っていきましょう。
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過去問を時期別でやっておきたいことのロードマップ
理由②:周りが塾に通うようになったため
周りの友人が塾に通い出したから、自分も塾に通うというケースもあります。
自分の意思で塾に入っていないのは、微妙かもしれないと思われがちですが、実際に行動している分マシでしょう。
受験勉強しないといけないのに、塾や参考書にずっと悩んで何もしていないより偉いと思います。
塾に入ったら、問答無用で受験勉強をしないといけなくなるので、結果として良いでしょう。
ただ、やっぱり塾に何を求めて通っているかを明確にしておきたいです。
塾に通うメリット
- 周りに受験勉強を頑張ろうという人が集まってる
- 自習室があり、勉強する環境は整っている
- 受験勉強メインの授業を受けることができる
- 受験に必要な情報の入手できる
自習する環境なのか、苦手科目を一から勉強したいのかなど、それぞれの理由はあると思います。
勉強してたら、自分なりの塾に通う理由が見えてくるかもしれないので、2ヶ月ほど頑張ってからでもOKです。
もしその理由が微妙なら、塾を辞めることを考えることも問題ありません。
実際に塾を変えたら自分に合ってたという話を聞きます。
理由③:第一志望に合格するため
塾に通う1番の直接的な理由は、第一志望に合格するためでしょう。
皆さんが目指している第一志望の大学に必要な受験科目はすでに知っているでしょうか。
英数国だけのことがあれば、5教科全科目必要なことだってあります。
それに加えて、大学や学部によって出題形式や配点が違うことがほとんどです。
合計点数が300点の大学を例に挙げて説明します。
A大学では、英語の配点が多くて、数学の配点が少なくなっています。
一方、B大学の場合は、英数国の配点は同じになっています。
志望する大学の配点から、日々の勉強の配分が決めることができます。
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学校がある日と学校がない日の勉強時間紹介【大学受験生必見!】
塾に通うのがおすすめな人
次に、塾に通うのがおすすめな人を紹介します。
- 勉強する習慣を作りたい人
- 定期テストの面倒を見てほしい人
- 自分で勉強内容を決めるのが面倒な人
順番に解説していきます。
その①:勉強する習慣を作りたい人
塾に通うのがおすすめな人は、勉強をする習慣がない人です。
そもそも勉強する習慣がない人は、勉強する習慣をつけることが優先です。
そのきっかけとして塾の場所があることで、勉強する習慣になるでしょう。
場所が決まると、勉強する場が決まるので、あとはそこに行くだけでOKです。
実際に勉強する習慣がついている人も、知らぬ間に勉強するようになっていたと思います。
言いたいことは、自分が決めた場所で勉強することが大切ということです。
おすすめではない勉強場所の主な理由
- 不特定多数の人がいる
- 勉強するための場所
- 席が確実に取れる可能性が低い
- 利用するたびにお金がかかる
正直どこでもいいですが、勉強する習慣がない人は、周りに勉強している受験生がいるところがおすすめです。
実際に勉強している人を見て、自分も頑張ろうとなれば幸いです。
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受験生が先に勉強する場所を決めておくべき理由
その②:定期テストの面倒を見てほしい人
定期テストの点数が、大学進学に関わってくることもあります。
指定校推薦を利用する予定の学生は、3年生の1学期までの成績が重要です。
1年生の頃からコツコツと勉強することは凄いことなので、個人的には尊敬です。
定期テストの対策を塾で行っている塾もあると思うので、学校周辺の塾を探してみてください。
一般受験をする予定の学生も、大学の情報収集をすることはおすすめです。
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口コミだけではNG!大学の情報収集の仕方を紹介
その③:自分で勉強内容を決めるのが面倒な人
自分で何を勉強するかを決めるのは、正直面倒くさいことです。
それも、本当にこれでいいのかと不安になることだってあります。
塾の人に勉強の流れを決めてもらうことは、特に問題ありません。
むしろ問題なのは、決めたことに納得せずに向き合って行動しないことだと思います。
計画を決めてもらった分、勉強に集中することができることはありがたいことです。
なかには、自分で計画を立てて、勉強している受験生もいます。
塾の選び方のポイント紹介
最後に、塾の選び方のポイントを紹介します。
- 授業形態がどうであるか
- 塾の立地や開校時間
- 自分の弱みを改善できそうな塾
順番に解説していきます。
ポイント①:授業形態がどうであるか
塾に通うのにあたり、意識しておくべきポイントは、授業形態がどうであるかです。
どの形態の塾がおすすめとかは、正直ありませんが、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
- 集団授業:周りと高め合って頑張りたい人
- 個別指導:先生に質問をメインにしたい人
- オンライン指導:自分のペース・場所で勉強したい人
今ではオンラインで勉強することも普及してきて、サービスとしても問題ありません。
むしろ、個別のカリキュラムを組んでくれる可能性もあり、オンラインの方がおすすめかもしれません。
僕は自習室メインで、オンラインで分からない分野を勉強するのがいいかなと思っています。
受験生のときにスマホを持っていなかったため、参考書・過去問メインの勉強でしたが…
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やっぱり受験勉強には有料の自習室が良いよね!
ポイント②:塾の立地や開校時間
次に塾選びに重視するのが、立地や開校時間です。
高校生が受験勉強ができるのは、学校終わりと土日がメインになります。
そのため、学校と家の間か家の近くの塾に通うことが、移動時間短縮になります。
それに加えて、塾の開校時間も大切な判断材料になってきます。
学校がない土日だと、朝早くに勉強して夜をゆっくりと過ごしたい人もいることでしょう。
時間 | 内容 |
6時半 | 起床 |
7時〜8時半 | 勉強 |
8時半〜9時 | 塾に移動or休憩 |
9時〜13時 | 勉強 |
13時〜14時 | ご飯+休憩 |
14時〜17時 | 勉強 |
17時〜17時半 | 帰宅 |
17時半〜19時 | 勉強 |
19時〜20時 | 運動 |
20時〜21時 | 運動or風呂 |
21時以降〜 | ダラダラして就寝 |
上記の例での勉強時間は、10時間ほど確保しています。
10時間以上勉強すると集中力も低下してくるので、今回の勉強時間は10時間で設定しています。
自分で決めた時間を集中して勉強していたら、特に問題はないかと思います。
むしろ、ダラダラとして勉強しているふりになる方が危険です。
ポイント③:自分の弱みを改善できそうな塾
最後に自分の弱みを改善できそうな塾という視点も大切です。
そもそも受験勉強は、基本的に1人で行うものだと思っています。
苦手科目があるから、塾に助けを求めに入塾するイメージを持ってください。
この環境だと、自分の苦手科目が好きまでと行かなくても、普通レベルにまで上げれそうですか。
そういう苦手を改善できそうな塾選びをすると、塾に通う目的も明確になります。
まとめ:自分に合った勉強スタイルのために通う
「塾に通うのがおすすめな人」を解説しました。
塾に通って合格する人もいれば、塾に通わなくても合格する人もいます。
ちなみに塾に自習室だけを求めて、入塾した人もここにいます。
おそらく自分の勉強スタイルに合わせたやり方だと、納得した受験勉強ができると思います。
周りに流されることなく、今の自分に必要なものを確認して進んでいきましょう。