模試ってどの模試を受けたらいいですか?おすすめの模試があれば、教えてほしいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「マーク・記述式のおすすめな模試」を紹介します。
記事を書いてる現在は大学生で、当時を振り返り、解説します。
最後まで読むと、模試を受験しすぎるとNGな理由も紹介してます。
では、さっそく見ていきましょう。
マーク式のおすすめな模試
まず最初に、マーク式のおすすめな模試を解説します。
- 河合塾の全統マーク模試
- 駿台の共通テスト模試
- 東進の本番レベル模試
それぞれ説明していきます。
おすすめのマーク式模試①:河合塾の全統マーク模試
学校で強制的に受験することの多い全統マーク模試は、おすすめです。
様々なレベルの受験生が受けるため、成績判定の信ぴょう性が高いです。
- 4月:第1回全統共通テスト模試
- 8月:第2回全統共通テスト模試
- 10月:第3回全統共通テスト模試
- 11月:全統プレ共通テスト模試
河合塾の全統マーク模試は、1年間で全4回あります。
その中でも、3回目の10月の模試が大切と言われています。
そこで結果を残せるように、夏まで頑張っていきましょう。
各自で申し込む人は、河合塾のサイトをしっかりと確認しましょう。
そして、申し込み忘れのないようにし、試験に挑みましょう。
おすすめのマーク式模試②:駿台の共通テスト模試
次におすすめな模試は、駿台の共通テスト模試です。
駿台模試は難易度が高く、最初受験したときは驚きました。
- 5月:第1回駿台共通テスト模試
- 7月:第2回駿台共通テスト模試
- 10月:第3回駿台共通テスト模試
- 12月:駿台プレ共通テスト模試
駿台マーク模試は、問題の難易度が高く設定されています。
そのため、現状の自分の学力を試したい人におすすめの模試です。
基本的には、河合塾の全統模試をメインで受けるだけでOKです。
各自で申し込む人は、駿台のサイトを確認し、申し込みをしましょう。
難易度は少し高いため、偏差値にこだわる必要はありません。
おすすめのマーク式模試③:東進の本番レベル模試
最後におすすめするマーク模試は、東進の共通テスト模試です。
受験後の成績表が詳しく、今後の戦略を立てる際におすすめになります。
- 2月:第1回共通テスト本番レベル模試
- 4月:第2回共通テスト本番レベル模試
- 6月:全国統一高校生テスト
- 8月:第3回共通テスト本番レベル模試
- 11月:全国統一高校生テスト
- 12月:最終共通テスト本番レベル模試
東進のマーク模試は年に6回で、2ヶ月に1回模試があります。
受験勉強は、勉強内容が2ヶ月後に反映されると言われています。
それに東進模試だと、毎回確認・分析でき、ありがたいと思います。
記述式のおすすめな模試
次は、記述式のおすすめな模試を紹介します。
- 河合塾の全統記述模試
- 塾の志望大学別の模試
順番に解説していきます。
おすすめの記述式模試①:河合塾の全統記述模試
全統マーク模試と同様に、河合塾の全統記述模試もおすすめです。
様々なレベルの受験生が受けるため、成績判定の信ぴょう性が高いです。
- 5月:第1回全統記述模試
- 8月:第2回全統記述模試
- 10月:第3回全統記述模試
全統記述模試は、全統マーク模試を受けた1週間後にあります。
記述式の模試で、私立志望よりは国公立志望者向けです。
各自で申し込む人は、河合塾のサイトを確認して、申し込みしましょう。
特にこだわりがない人は、この模試を選んでおきましょう。
おすすめの記述式模試②:塾の志望大学別の模試
他におすすめな記述模試は、各大学と同じ出題形式の模試です。
この形式の模試は、年に数回しかなく、ない大学も存在します。
- 6月:東大・京大・名大入試オープン(河合塾)
- 8月:東大・京大入試実践模試(駿台)
- 10・11月:有名大学の入試オープン模試(河合塾)
- 10・11月:有名大学の入試実戦模試(駿台)
※東進は年数回、大学別模試を行なっている
大学別の記述模試は、そこまで数は多くありません。
そのため、数を受けるのではなく、1つの塾の模試に絞ってOKです。
10月は模試が多く、忙しい時期でもあります。
ただ、全国的に有名ではない大学でも、模試があることもあります。
その地域の予備校が同じ問題形式で、模試を作成しています。
模試を受験しすぎるとNGな理由
最後に、模試を受験しすぎるとNGな理由と改善策を紹介します。
- 模試結果が全てではない
- やり直しの時間がない
- ペースメーカーで利用
順番に紹介していきます。
理由①:模試結果が全てではない
ご存知でしょうが、模試の結果が受験全てではありません。
これを知っている人が多いですが、行動まで移せていない人も多いです。
ただ、模試は問題が変わるから、適当で良いという訳ではありません。
自分に足りないものを、確認する機会にしましょう。
確かに、模試には今までの知識を組み合わせたら解ける問題もあります。
ですが、全く知らなかった知識も模試では出てきます。
理由②:やり直しの時間がない
模試を多く受けると、やり直しする時間を確保できません。
国公立文系で必要な科目
- 英語
- 国語
- 社会2つ
- 数学1A2B
- 理科基礎2科目
国公立志望の模試は、朝早くからから夜遅くまであります。
そのため、やり直しは次の日に持ち越すことになります。
1科目に1時間やり直しするならば、7時間は必要です。
模試の復習だけで7時間必要なのに、多く受けると復習時間が取れません。
1日に確保できる勉強時間を見ながら考えると、分かりやすいです。
- 平日(私立・国公立):4時間半以上
- 土日(私立受験生):9時間以上
- 土日(国公立受験生):10時間以上
模試・やり直しに時間を割くと、勉強時間が減ってしまいます。
模試をたくさん受けたからと言って、合格可能性が上がる訳ではないです。
改善策:ペースメーカーで利用
受験勉強は、長期間続ける前提で、途中で嫌になることもあります。
それならば、模試を中間目標に利用する方法をおすすめします。
意図的に模試を入れると、今より勉強も頑張ろうとなるかもしれません。
あまり模試を受けたくない人も、この時期は模試を受けましょう。
多くの受験生が受けるため、現状の位置を掴みやすいです。
最低限、夏休みと秋には、模試を受けておきましょう。
まとめ:大人数が受験している模試を受けよう
「マーク・記述式のおすすめの模試」を解説しました。
最大限の目安としては、1ヶ月に1回以内がおすすめになります。
河合塾のマーク・記述模試は同じ月にあるので、仕方ないです。
ですが、大人数が受けているため、判定もしっかりしています。
またとりあえず受験でなく、今後に活かすためと忘れないでください。