大学受験のために学校を休んでもいいのですか?学校を休むメリットとデメリットを知りたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「大学受験のために学校に行くメリット・デメリット」を紹介します。
実際に学校の授業と受験とのギャップに違和感を感じていた僕が詳しく解説していきますね。
最後までお読みいただくと、学校を休んでもOKだと思うタイミングを知ることができます。
ではさっそく見ていきましょう。
大学受験のために学校に行くメリット
まずは、大学受験のために学校に行くメリットを紹介します。
- 朝しっかりと起きなければいけない
- 周りの友人と話すことがで、息抜きになる
- 先生に記述問題を添削してもらえる
それぞれ説明していきますね。
メリット①:朝しっかりと起きなければいけない
学校に行くとなれば、朝早いうちから起きないと、遅刻してしまいます。
もし学校がなければ、9時以降に起きてしまう人も多くいるでしょう。
中には土日には昼以降まで寝ている人もいるはずです。
学校があることで、早起きができているので、メリットかなと思います。
朝から予定がないとなると、前日の夜に夜更かししてしまい、生活リズムを崩してしまいがちです。
生活リズムを崩してしまうと、心の調子も悪くなり、メンタルが病んでしまう可能性が高まります。
受験生が一度メンタルを崩してしまうと、受験終了するまで治らないこともあるので、注意が必要です。
メリット②:周りの友人と話すことがで、息抜きになる
学校に行くと、クラスに友人がいて、なんやかんや話すことで息抜きになります。
受験勉強は基本的に1人で行うもので、ストレスも多く溜まりがちです。
学校から帰ったら、家や塾で勉強しますが、学校などの息抜きの場がなければ、ずっと勉強に向き合うことになります。
好きではないことをずっと続けることは、しんどいので息抜きは必須です。
また受験勉強の息抜きは、友人と話すだけでなく、運動することもおすすめです。
受験生におすすめな運動
- 散歩
- ストレッチ
- 筋トレ
- 縄跳び
- スイミング
- ボルタリング
- キックボクシング
受験期にあえて1人でできる運動をすることを始めることもおすすめです。
その上、受験のためのご褒美を用意しておくことで、モチベーションが保ちやすいです。
自分に合ったものを取り入れ、勉強を継続させる習慣を作っていきましょう。
メリット③:先生に記述問題を添削してもらえる
学校に行くと、教科の先生に記述問題を添削してもらえるのも、メリットです。
学校の先生には仕事を増やして申し訳ないですが、記述の添削をお願いしましょう。
- 英語の作文・解釈
- 数学・理科の記述問題
- 国語の記述問題
学校に行くことで、先生に客観的な採点をしてもらえるので、視点が広がる可能性があります。
その科目専門の先生なので、しっかりと採点してくれるので、大いに利用しましょう。
先生も生徒から頼られたら嬉しいと思うので、一回試しに添削してくれるか聞いてみましょう。
大学受験のために学校に行くデメリット
次は、大学受験のために学校に行くデメリットを解説します。
- 受験に関係ない勉強をしないといけない
- 受験のための勉強時間が取れない
- 受験勉強できるのが夕方以降になる
- 推薦入試で終わっている人もいて、やる気が削がれる
それぞれ説明していきますね。
デメリット①:受験に関係ない勉強をしないといけない
学校の授業の目的は、志望大学に合格することとは少しズレています。
基本的に学校の目的は、全科目の教養をつけることと抑えておきましょう。
もちろん、教養をつけることは今後の人生においても大切なことです。
教養がある人と教養がない人ならば、絶対に合ったほうがいいですよね。
だが、高校生の視点で考えると、少し違うのかなと思います。
全科目の教養がたくさん合っても、第一志望に落ちてしまったらどうでしょうか?
教養があっても、結果に対して落ち込んだり、後悔したりすることが想像できます。
学校と受験の目的が少し違うため、合格するという目的に焦点を当てると、デメリットだと言えます。
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デメリット②:受験のための勉強時間が取れない
学校に行くとなると、色々な時間が必要です。
- 登校・下校時間
- 授業時間・休み時間
- 昼ご飯の時間
- HR・掃除の時間
学校で過ごす時間を細かく分けてみると、こんな感じになります。
学校に行かない選択肢を取れば、これらの時間を自由に使うことができます。
ただ学校を休むとなると、注意しておかないといけないことがあります。
よくある例としては、上記の例が挙げられます。
また、スマホの扱い方が下手ということも原因になりかねません。
受験生の気持ちも分からないことはないですが、スマホの扱いには注意が必要です。
スマホ依存を防ぐためには
- スマホの使用時間を設定する
- スマホをいじる理由を把握する
- スマホの使い方を変えてみる
- マインドフルネス瞑想をしてみる
- セキュリティソフトの機能を活用する
- スマホとの距離感を見直す
- スマホ依存対策アプリを使う
- スマホをオフラインモードにする
僕も受験期のスマホの取り扱い方には、かなり苦労し、最終的には諦めて解約しました。
デメリット③:受験勉強できるのが夕方以降になる
学校は基本的に、15時半以降に終わります。
そこから学校で勉強しない限り、移動時間が存在します。
家や塾まで移動していると、17時近くになる人もいるのではないでしょうか。
それは仕方がないことですが、学校で授業を6限聞いた後ではかなり疲れているはずです。
疲れた状態で、嫌いな勉強をしないといけないことはかなりしんどいことです。
デメリット④:推薦入試で終わっている人もいて、やる気が削がれる
学校に行くと、みんながみんな受験勉強をしているとは限らないです。
指定校推薦を使うと、9〜10月頃には進学する大学が決まります。
この時期以降に学校に行くと、ピリピリしている空気と終わってゆったりしている空気が混ざっています。
まだ受験勉強が続いている人からすれば、少しのことでストレスに感じてしまいます。
ただ、これに関しては指定校推薦で大学を決めた人が悪いとかではありません。
むしろ指定校推薦に関して、個人的には使えるのであれば、あり派です。
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学校を休んでもOKだと思うタイミング
最後に、学校を休んでもOKだと思うタイミングをみていきましょう。
- 半分ほど受験に使わない科目がある曜日
- 土曜日授業などがある日
- 入試直前期
1つずつ解説していきますね。
タイミング①:半分ほど受験に使わない科目がある曜日
学校を休むとするならば、極力受験に関係ない日を休みにしましょう。
受験に使う科目があるのに、休むと少し面倒なことになるので、おすすめはしていません。
1週間で毎日休みすぎたら、出席日数も足りなくなる可能性があるので、週に1回程度にしましょう。
基本的に3年1学期は、学校に通っておく方がいいかなと個人的に思います。
タイミング②:土曜日授業などがある日
たまに土曜日に午前授業があるときは、特に休んでも問題ないかなと思います。
土曜日に授業があるときは、前日に友人に休むと言って、塾に行った記憶もあります。
土曜日くらいなら、出席日数を気にする必要もなく、無事に卒業できるはずです。
学校を休む分、必ず勉強をするようにしましょう。
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タイミング③:入試直前期
大学受験直前はやらないといけないことも多く、忙しいです。
ですが、受験直前に学校を休む人が知っておきたいこともあります。
- 朝早くに起きて勉強する
- 嫌でも学校に行かないといけないときがある
- 学校に行かないと落ちる理由に当てはまっていないか確認
久しぶりに学校に行くと、やっぱりなんか気まずい雰囲気になります。
ただし、そんなしょうもないことを気にしても仕方がないことなので、割り切るのが一番です。
第一志望合格するために今するべきことを考える方が絶対に大事です。
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まとめ:高校を卒業しないと大学に行けない!
「大学受験のために学校に行くメリット・デメリット」を解説しました。
受験を本気でやろうとしている人だと、学校に行くのが面倒になることが多いです。
ただし、出席日数が足りていなければ、大学に進学することはできません。
その辺のことは分かっていると思いますが、卒業できなくならないように調節しましょう。
この期間は辛いかもしれませんが、乗り切ると4年間楽しい大学生活が待っています。