勉強記録をすることができるアプリなどありますが、上手に使いこなしたいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「スマホで勉強記録をする効果」を紹介します。
僕は手帳を中学2年生のときから利用しており、昔の記録を振り返ることができます。
最後までお読みいただくと、スマホで勉強記録する際のおすすめの使い方も知ることができます。
ではさっそく見ていきましょう。
スマホで勉強記録をする前に知っておきたいこと
まずは、スマホで勉強記録する前に知っておきたいことを紹介します。
- 記録することを目的にしない
- スマホで記録する必要があるか考える
それぞれ説明していきますね。
その①:記録することを目的にしない
スマホに記録をすることを目的に始めるのは、おすすめしません。
せっかく勉強内容を記録するならば、しっかりと勉強することが大切です。
記録をしている人の中には、時間や勉強内容だけに満足して、実際にはダラダラと勉強している人もいます。
それでもいいのですが、時間を費やすからには、しっかりと勉強したと思えるくらい頑張りましょう。
記録するのは、勉強するためのおまけ的な考えでいるのが、ちょうどいいくらいです。
実際に、僕も手帳に記録することがメインになっていた時期がありました。
勉強はしているのですが、手帳に記録するために勉強している状態でした。
その②:スマホで記録する必要があるか考える
スマホなどデジタルで勉強管理することは、かなり楽なことであります。
実際にスマホさえあれば、通知まで行ってくれるというメリットもあります。
ただし、スマホの計画が簡単な分、他の面でデメリットもあります。
他のアプリにも手が伸びてしまい、勉強から脱線してしまうことがあります。
勉強することよりも、スマホを触っている時間の方が早くすぎると実感する人も多いでしょう。
勉強をスマホで記録することは悪いことではありません。
ですが、他のアプリに脱線してしまうデメリットを踏まえる必要はあります。
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スマホで勉強記録する際の効果
次に、スマホで勉強記録する際の効果を紹介します。
- モチベーションを維持できる
- 勉強時間を維持することができる
- 1人で勉強するきっかけになる
順番に解説していきます。
効果①:モチベーションを維持できる
勉強記録を継続することで、今週はこんなに頑張っているということが確認できます。
スマホに記録することで、いつでも勉強してきた足跡を振り返ることができます。
振り返ることで、大変な勉強を意外と自分が継続できていることに気づくでしょう。
もし勉強記録をしていなかったら、どれくらい頑張ったか把握できないことがほとんどでしょう。
模試や過去問の点数で評価することは可能ですが、基礎の勉強に時点ではなかなか確認できません。
基本事項の勉強中の最中に、勉強することが嫌になってしまうと、何も変化がないように感じてしまいます。
記録をしていると、意外と見えていなかった部分が見えてくることもあります。
- 1日3時間も勉強できるようになっている
- 2ヶ月で英単語が600個も進んでいる
- 毎日勉強する習慣がついている
上記のことは当たり前のことと感じる人も多くいるかもしれません。
ただ、今までできていなかったことができるようになっていることは大きな成長です。
そんなことないと思う人も多いですが、楽しくもない勉強に取り組もうとしていること自体が偉いと思います。
楽しくないことをやっているのだから、最初から厳しく結果主義になる必要はありません。
結果が出そうや勉強することに慣れてきてから、厳しく?していけば良いです。
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効果②:勉強時間を維持することができる
勉強記録を継続していると、普段自分がどれくらい勉強しているか把握することができます。
普段これくらい勉強しているから、これくらい勉強するのが普通なんだとなります。
その結果、毎日自然と同じ時間勉強する習慣になります。
それに加えて、毎日同じ時間勉強することができるようになると、少しずつ時間を伸ばしていけます。
勉強時間が全てではありませんが、科目の多い国公立志望の人だと、時間が足りないこと間違いないです。
テストを2種類対策しないといけないですし、チャンスも共通テストは1回だけです。
勉強の質や時間とかどっちが大切というよりも、やることがしっかりと最後までにできていたらOKです。
受験勉強は期限が決まっているので、できることを確実にやることが優先です。
その意味でも記録することで、今までどれくらい勉強でき、今後どれくらい勉強できるか予測も立てれます。
効果③:1人で勉強するきっかけになる
勉強記録をしていると、1人で勉強することが基本なんだと改めて気づくきっかけになります。
スマホであれ、手帳であれ、勉強するのを記録すると、大抵1人で勉強していることがほとんどです。
当たり前のことですが、集団で勉強する学校や塾にいたら、意外と周りに助けられていることも多いです。
記録したものを見ることで、1人で勉強することが当たり前になっていくことがあります。
目標を人に話すだけで満足してしまう人間だったので、1人で勉強するという目標を浪人期に立てました。
友人と勉強するのは楽しいですが、受験勉強に関してはおすすめしません。
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スマホで勉強記録する際のおすすめの使い方
最後に、スマホで勉強記録する際のおすすめの使い方を紹介します。
- しっかりと記録を分析する
- 毎日継続できる習慣をつける
- 勉強が終わってから記録する
順番に解説していきます。
使い方①:しっかりと記録を分析する
勉強内容を記録するからには、しっかりと分析するところまで利用しましょう。
過去や今の問題点を把握し、今後どのように改善していけばいいのかを分析するのが主な使い方です。
ただ単に勉強記録しても、自己満でしかなく、過去の一部の記録でしかありません。
今回は受験勉強という目的のために頑張っているはずです。
それならば、限られた時間の中、何が今後できるかしっかりと過去を見つめ直しましょう。
また学校という限られた時間もあるので、そこも考慮して計画を立てるべきです。
基本的に平日は4〜5時間の勉強時間が確保できれば、良しとしてください。
それ以上の勉強時間を確保したいと思うならば、まずはその時間内での質を上げれないか考えてみましょう。
意外と無駄な時間があり、そこを改善するだけで変化があるでしょう。
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使い方②:毎日継続できる習慣をつける
毎日記録をするためには、何を記録するか決めておく必要があります。
僕の場合は、勉強時間と集中力の度合いを大切にしていました。
勉強を長いこと集中していても、ダラダラとしていたら効率はあまりよくありません。
特に集中力の度合いは、記録しておかないと振り返ることも難しい内容です。
記録といっても、継続できるように簡単な内容で問題ありません。
使い方③:勉強が終わってから記録する
スマホで記録するとなると、勉強が全て終わってから記録するのが安全でしょう。
手帳で記録する場合は、休憩時間に記録することがベストだと思いますが、スマホの場合は、人によります。
休憩時間に記録だけでなく、他のアプリに時間を割いてしまう可能性があります。
休憩時間のつもりが、長時間スマホを触ってしまうということになりかねません。
スマホを使うことはリスクがあることも知っておく必要があります。
もし、スマホで記録をするならば、紙にメモしておき後で記録するなどの対策をとりましょう。
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まとめ:記録だけで留まらず分析を行う
「スマホで勉強記録する際の効果」を紹介しました。
勉強を記録して満足という人はかなり少ないのではないでしょうか。
せっかく記録したものを利用しないと、時間がもったいなくなってしまいます。
まずはしっかりとやったことを記録し、ときどき振り返って改善する時間を決めてみるのがベストです。
もちろん本日のノルマが終わるまでは、勉強に集中して取り組みましょう。