教員志望ではないが、教育学部に行きたいです。教育学部を詳しく教えてほしいです。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「教育学部で学べる内容」を紹介します。
僕は、志望学部を3回変えてきています。
人より学部で悩んでいたため、信ぴょう性はあるかと思います。
記事の途中では、教育学部がおすすめの学生の特徴もまとめています。
最後まで読み、教育学部を少しでも理解していただければ、幸いです。
教育学部で学べる内容
最初に、教育学部で学べる内容を紹介していきます。
- 教員になるための内容
- 教育学などの研究内容
1つ1つ解説していきます。
教育学部で学べる内容①:教員になるための内容
教員免許を取得するために、教育学部を選ぶ学生が多いです。
その中でも、どの年代の教員になるかで、学科が分かれています。
- 幼稚園教員養成
- 小学校教員養成
- 中学校教員養成
- 高等学校教員養成
- 特別支援学校の教員養成
教育学部には、様々な内容の授業が存在しています。
ただ、ゴールは、教員免許を取得するためになります。
教育学部の特徴として、現場に出て教育実習を行うことも挙げられます。
そのため、高校生時点で、教員免許を取得と決めてる学生が多いです。
教育学部で学べる内容②:教育学などの研究内容
教育学部は、教員の免許取得だけの学部ではありません。
教育・心理学などの研究を行うことができる大学も存在しています。
一言で言えば、教育のあり方を研究しています。
学校の授業は集団授業で、各科目の学習レベルはバラバラです。
それが果たして良いのか?という疑問に対し、様々な視点から考えるのが一例です。
教員になるためと同様、心理学・歴史的背景などの内容と関連します。
現代だと、不登校・いじめ問題に興味のある方もいるでしょう。
それだけでなく、家庭内教育・企業の人材教育も例として挙げられます。
教育が含んでいる内容は多岐にわたっており、1つを深堀りします。
実践的な内容というより、分析していくことに重きが置かれています。
そのため、教員にならない人でも進学ができる学部になります。
教育学部の3つのあるある
次に、教育学部に入るとあるあるを紹介していきます。
- 必要単位が多く、真面目な人が多い
- 先輩・後輩も教員志望で縦の繋がりが強い
- 教員志望ではない人が一定数
1つ1つ解説していきます。
教育学部のあるある①:必要単位が多く、真面目な人が多い
教員免許を取得しようとすると、授業の単位数が多くなってしまいます。
卒業条件の単位+免許取得の単位が必要になってきます。
また、教員になるためには、教育実習も別で存在しています。
それだけに留まらず、教員採用試験の勉強も行わないといけません。
ただ、単位を落とすと、教員免許を取得できなくなります。
そのため、学生は真面目に授業を受ける傾向にあります。
志望担当学年によりますが、5教科の勉強をすることもあります。
教育学部のあるある②:先輩・後輩も教員志望で縦の繋がりが強い
教育学部には教育志望が多く、目的が同じ学生が集まります。
それは、先輩後輩に関しても、同様のことが言えます。
就職時にも、先輩と同じ学校に就職も十分ありえます。
教員志望ということもあり、面倒見が良い人が多い学部でもあります。
そのため、なんやかんや仲が良い感じの学部にもなります。
ですが、他学部との関わりは、少なくなるかもしれません。
それが好ましくない人は、サークル・部活に入るのがおすすめです。
総合大学ならば、他学部の学生とも関われて、交流を広げれます。
教育学部のあるある③:教員志望ではない人が一定数
教育学部では、教員志望ではない学生も一定数存在しています。
意外と珍しいことではなく、教員免許を取る・取らないで分かれます。
教員志望ではない人でも、教員免許を取る人も一定数います。
- 単位が多くて諦めた
- 教育実習で挫折した
- 教員以外に夢が見つかった
- そもそも教員志望ではない
教員志望ではない理由は、上記の理由がよく挙げられます。
実際に、塾・ITの説明会で、教育学部の学生と会うことがありました。
どういう人が教育学部におすすめなのか?
次に、教育学部がおすすめな学生の特徴を紹介します。
- 教員を目指している人
- 他者に気をかけれる人
- 教育分野を研究したい人
順番に解説していきます。
教育学部がおすすめな学生の特徴①:教員を目指している人
教育学部を目指す人の多くは、教員になることを考えているでしょう。
実際に、教育学部は同じ目的のある人が集まり、環境も優れています。
おすすめの教育学部の大学
- 大阪教育大学
- 広島大学教育学部
- 早稲田大学教育学部
- 関西学院教育学部
教員になるのであれば、全国にいくつか教育大学があります。
教師になれるならば、学歴を全く気にしない方もいます。
そのため、自分が通いたい大学を見つけるのが大事です。
教員志望の人は、家から通える大学を選ぶという選び方もあります。
他学部と大学の決め方が違うのも、教育学部の特徴です。
教育学部がおすすめな学生の特徴②:他者に気をかけれる人
今の時代、自分のことだけでも手一杯な人が多く存在しています。
自分のことだけでなく、周りに気を配れる人は教育学部がおすすめです。
教育学部には、面倒見が良い学生が集まっています。
そして、先生として働くときは、コミュニケーションが大事になります。
コミュニケーションといっても、大人数である必要はないです。
少人数コミュニケーションで、1人を手厚く面倒見る特別支援もあります。
実際のところ、僕も大人数のコミュニケーションは苦手です。
教育学部がおすすめな学生の特徴③:教育分野を研究したい人
教育学部では、教育分野の研究をメインで行える大学もあります。
経済学・法学を専門的に勉強したい人がいるように、教育も同様です。
子供の成長・学校生活の疑問など、研究対象は多く存在します。
これは、社会人になっても関連し、実用的な内容でもあります。
新しい環境で新しいことを学ぶときに、役に立つことも多いでしょう。
教育学部を志望する上での注意点
最後に、教育学部を志望する上での注意点を紹介します。
- 教育学部は国公立大学に多い
- 理系の教育学部は注意が必要
- 専門を究めるならば、他学部も視野に
順番に解説していきます。
教育学部を志望する注意点①:教育学部は国公立大学に多い
教育学部は、国公立大学に多いです。
私立大学は、他学部でも、教員の免許を取れるためです。
メリット | デメリット |
|
|
実際に教員志望だった人が私立大学を選び、そこで資格を取る人もいます。
大変ですが、選択肢を増やしておくと、気持ちの安定にもなります。
教育学部を志望する注意点②:理系の教育学部は注意が必要
教育学部は文系扱いされがちですが、理系でも受験することが可能です。
だからこそ、文系を選択しないように気をつけましょう。
理系の先生になるのであれば、理系の受験科目が必須です。
数学2B・理科基礎ではなく、数Ⅲや理科2科目が必須になります。
しょうもない理由で、志望校を受験できないのはNGです。
事前に、志望校の必要科目をしっかりと確認しておきましょう。
同時に、受験科目の配点も一緒に見ておくのが大事です。
教育学部を志望する注意点③:専門を究めるならば、他学部も視野に
専門を究めたいということですが、教育以外の内容を究めたい人向けです。
数学・国語を研究したいと思っている人もいるでしょう。
それならば、理学部数学科・文学部をおすすめします。
教育学部では、教育内容の研究と生徒に教えるのがメインになります。
そのため、教育学部で、1つの学問を深く学ぶことは難しいです。
そのため、深く学びたい内容があるならば、他学部を進路選びしましょう。
大学によりますが、そこで教員免許を取得できることもあります。
まとめ:教育学部がおすすめな人とは
「教育学部がおすすめの人」を解説しました。
教育学部がおすすめの人
- 将来教員志望の人
- 周りに意識が向いている人
- 子供とコミュニケーション取りたい人
- 教育に関する研究したい人
教育関係の仕事に関わりたいのであれば、教育学部はおすすめです。
先生になる予定がない人でも、教育学部に進むことは問題ありません。
ただ、どういう内容に特化している大学か確認は必須です。
卒業生の進路を見れば分かりやすいので、確認しましょう。
教員志望の方は、教えるのが上手な先生目指してください。