大学受験の直前の時期になりました。時期別に準備しておくべきことを教えてください。
こんな疑問に答えます。
大学受験は、大学生活4年間かかっている大切な受験です。
一般入試で受験する人は、試験に合格しないと入学できません。
ただ、直前は気持ちが焦り、何をしたらいいか分からないこともあります。
この記事では、「大学受験直前にやっておくこと」を紹介します。
最後までお読みいただき、ぜひ実践してみてください。
【番外編】受験直前期、ここまでお疲れ様です
まず最初に、受験期直前を迎えた君に伝えたいことを紹介します。
- ここまで勉強お疲れ様
- 最後まで気を抜かずに
順番に見ていきましょう。
その①:ここまで勉強お疲れ様
まずは、受験勉強お疲れ様です。ここまでよく頑張っていると思います。
受験最初の頃と比べて、成長してることがあるはずです。
- 集中できる時間が伸びた
- 1つのことに向き合えてる
- 将来を考えることができた
- 模試の成績が伸びた
一旦、今まで頑張ってきた自分を褒めてあげてください。
それだけでなく、辛いこともありますが、もうすぐ受験は終わります。
キツいと感じることもありますが、意外とどうにかなります。
苦手科目との向き合い方は、どこが分からないか、細分化することです。
その②:最後まで気を抜かずに
テストの最終日まで、気を抜かないことが大切です。
1つの大学が決まると、燃え尽き症候群になる人も一定数います。
大学名だけで判断してる人がなりやすい傾向にあります。
気持ちも分からないことはないですが、途中で気を抜くのはNGです。
勉強できていること自体、親のおかげであることを再確認しましょう。
大学受験1ヶ月前に準備しておくこと
次に、大学受験1ヶ月前に準備しておくことを紹介します。
- 受験予定の大学の願書
- 受験大学のスケジュール確認+ホテル予約
- 予想問題の演習と分析
順番に解説していきます。
受験1ヶ月前に準備すること①:受験予定の大学の願書
大学を受験するためには、大学に願書を提出する必要があります。
もしもに備えて、年末までに願書を提出できる状態にしておきましょう。
不備などがあっても、余裕を持って対応することができます。
願書に関する注意点
- 10月から取り寄せれる
- ネット出願の大学もある
- 証明写真と調査書が必要
- 願書の締切日を確認する
- お金振り込むのを忘れない
多くの大学を受ける人ほど、申し込みの数が多くなってしまいます。
早いうちに済ましてしまい、勉強に集中できる環境を作りましょう。
受験1ヶ月前に準備すること②:受験大学のスケジュール確認+ホテル予約
多くの人は第一志望の大学だけでなく、複数の大学を受験するでしょう。
複数大学の受験は特に問題ありませんが、注意することがあります。
とりあえずスケジュールを立てると、無駄に入学金を払うことになります。
大学の入学金は20万円ほどかかり、入学しなくても返ってきません。
入学金だけで、60万円かかってしまったことになりかねません。
また、遠くの会場に受験しに行くならば、ホテルの確保も必須です。
受験シーズンでもあり、ホテルは早くに予約しておかないと埋まります。
受験1ヶ月前に準備すること③:予想問題の演習と分析
実際の過去問・予想問題集を使って、演習と苦手を分析しましょう。
受験まで1ヶ月前ということで、試験までの残り時間も限られています。
色々と手を出したいでしょうが、ここからは絞って勉強しましょう。
過去問分析でやること
- 頻出問題の確認
- 問題を解く順番を決める
- 大問毎の目標得点を決める
- 何があれば伸びるかの分析
過去問を解いて出てきた苦手を書き出し、優先順位をつけましょう。
全部手をつけようとすると、結局何も進んでいないことになりかねません。
大学受験1週間前に準備しておくこと
次に、大学受験1週間前に準備しておくことを紹介します。
- 受験会場の下見に行く
- 生活リズムを朝型に
- 復習中心の勉強をする
順番に解説していきます。
受験1週間前に準備すること①:受験会場の下見に行く
受験日の1週間前に試験がないならば、下見することをおすすめします。
ちょうど1週間前の同じ時間に、下見に行くのがベストです。
気分転換になり、ラスト1週間頑張ろうという気分にもなります。
ただ注意点として、その日のお昼からは絶対に勉強することです。
受験1週間前に準備すること②:生活リズムを朝型に
受験は大抵、朝の9〜10時から開始することが多いです。
そのため、直前1週間は意識して朝から頭が動く状態を作りましょう。
しっかりと寝ることで、勉強の効率も上がります。
勉強のためと思い、徐々に生活リズムを整えていきましょう。
受験1週間前に準備すること③:復習中心の勉強をする
入試直前は、新しいことより、やったことを振り返る時間が大事です。
実際にテストを受けると、頭が真っ白になったこともあります。
だからこそ、より強く今までやってきたことが大事と思います。
ただ、意外と当たり前のことは、体に染み付いています。
新しいものに手を出しても、試験時に覚えていなければ、使えません。
焦る気持ちから数をこなしがちですが、本番を考えると復習が大事です。
大学受験前日に準備しておくこと
次に、大学受験前日に準備することを紹介します。
- 受験に必要なものの準備
- 凡ミス+苦手分野の確認
- 明日に備えて早く寝る
順番に解説していきます。
受験前日に準備すること①:受験に必要なものの準備
受験前日には、受験に必要なものを準備しておきましょう。
受験当日に持っていく持ち物
- 受験票
- 筆記用具(消しゴム2つ)
- 身分証明書
- 時計
- お金(交通費とご飯代)
- 参考書(1教科につき1つ)
- まとめプリント
- 折り畳み傘
- スマホ・飲み物
- 防寒着やカイロ
最低限、受験票・筆記用具・生徒手帳・お金があれば大丈夫です。
受験ということもあり、一応しっかりと確認しておきましょう。
僕はあまり荷物を持って、受験会場に向かいたくなかったです。
そのため、結構荷物少なめを意識して、準備していました。
他の方の記事でも、必要なものを紹介してるため、確認しましょう。
受験前日に準備すること②:凡ミス+苦手分野の確認
凡ミスが、入試の合否に関わってしまうことは、結構よくある話です。
自分がどんなミスをしてるか確認しつつ、苦手分野の確認しましょう。
直前だからといって、色々するのではなく、基本はゆっくりでOKです。
受験前日に準備すること③:明日に備えて早く寝る
入試当日は、早めに会場に到着するために、早く起きる必要があります。
そのためには、前日は早く寝ることが大事になります。
ギリギリに会場に向かうと、何か起こったときに遅刻のリスクがあります。
- 緊張で腹が痛くなる
- 電車が遅れてしまう
- 電車の乗り間違い
- 友達と待ち合わせトラブル
- 寝坊してしまう
事前にしっかりと用意しても、試験が終わるまで何があるか分かりません。
早い時間に会場に到着予定ならば、修正することも容易です。
それだけでなく、メンタル面でも、早く会場に行くことは効果的です。
40分前に着いていると、気持ちも落ち着いて、受験できます。
受験直前期のよくある失敗例
最後に、大学受験直前期のよくある失敗を紹介します。
- メンタルが不安定になる
- 第一志望しか受けない
- 過去問を直前に解く
1つずつ解説していきます。
受験直前期のよくある失敗①:メンタルが不安定になる
受験直前は、4年間の大学生活がかかってる緊張から、不安になります。
真面目に勉強してきた人ほど、不安になることが多いです。
もちろん、しっかり勉強したからこそ、心配になっています。
それだけなら良いですが、不安で勉強に手がつかないこともあります。
とりあえずスマホから離れて、余計な情報を入れない状態にしましょう。
また別の理由で、メンタルがやられてしまった僕の話をまとめています。
受験直前期のよくある失敗②:第一志望しか受けない
しっかりと勉強したから、第一志望しか受験したくない気持ちもあります。
今までの過程を評価するものが、第一志望合格でしか測れないからです。
第一志望に合格することでしか、満たされない人もいるでしょう。
その考え方でも良いですが、併願校を受けるメリットは結構あります。
そのため、併願校を2〜3校受けることをおすすめしています。
併願校を受けるメリット
- 受験終了後に進路を持つ
- 本番に備えて試験慣れに
- 合格後に選択肢を増やす
たまに受けない人もいましたが、基本的に受けることを想定してます。
早めに併願校を決めて、第一志望の勉強に集中しましょう。
受験直前期のよくある失敗③:過去問を直前に解く
受験直前に過去問を解きまくるのは、個人的にはおすすめしておりません。
過去問は基本的に、自分の弱点を探すために利用するものと考えてます。
苦手分野が見つかったら、参考書で対策することができます。
むしろ、直前に勉強しておくことは、以下のことになります。
受験直前期にする勉強
- 過去問の問題の順番確認
- よくする凡ミスの確認
- 暗記科目の追い込み
これらを中心とした勉強に切り替え、本番に力を発揮しましょう。
直前期前に過去問を解きまくり、直前は確認メインで問題ありません。
まとめ:受験直前期のロードマップ
「受験直前期のロードマップ」を解説しました。
直前期は、本番の準備のために、時間を優先的に割きましょう。
大学入試は、ほとんど1回きりのものです。
何度もやり直せるものではないため、しっかり準備して挑むべきです。
事前に準備した方が後悔も少なく、納得した結果を得れるでしょう。