文転後におすすめの学部が知りたいです。経済学部がおすすめって本当ですか。
こんな疑問に答えます。
文系の中でも、経済学部がおすすめと聞いたことがある人もいるでしょう。
この記事では、「文転後に経済学部がおすすめな理由」を紹介します。
実際に学んでいることを踏まえて、解説していきます。
途中では、経済学部に行く必要がない人の特徴もまとめています。
最後までお読みいただき、おすすめの学部を見つけてみてください。
文転後に経済学部がおすすめな理由
文転後に経済学部がおすすめな理由を紹介します。
- 2次試験が数学で受けれる
- 入試を理系から受験可能
- 入学後に数Ⅲを使う
順番に解説していきます。
文転後に経済学部がおすすめな理由①:2次試験が数学で受けれる
経済学部を受験するならば、受験科目で数学が使えることがほとんどです。
もちろん、もともと文系志望の中に数学を選択する人もいます。
ただ、理系から文転している分、数学に多くの時間を割いているはずです。
そのため、文転後の経済学部はおすすめと言われます。
もちろん、経済学部でも社会の選択ができる学部も存在します。
なので、数学を使いたいから、経済学部にする必要は全くないです。
また、文転しただけで、絶対に数学を使う必要もありません。
数学が社会よりも苦手であれば、社会を選びましょう。
文転後に経済学部がおすすめな理由②:入試を理系から受験可能
理系の科目のまま、経済学部を受験することが可能な大学もあります。
主に国公立大学ですが、共通テストで理科2・社会1で受験できます。
その場合は、2次の数学Ⅲが必要なくなるだけで文転が可能です。
ですが、共テで理科2科目を利用できる大学は多くないのが現状です。
僕自身は、選択肢を増やしておくために社会2科目に増やしました。
文転後に経済学部がおすすめな理由③:入学後に数Ⅲを使う
高校だけでなく、経済学部に入ってからも、数学は使います。
経済学部の数学
- ミクロ経済:微分・積分
- 統計学:確率・ベクトル
大学によってどこを詳しく学ぶかは違うことがほとんどです。
ただ、経済の基本的な部分は、どこの大学でも学びます。
受験生の頃に数学を勉強してると、大学の授業が楽です。
そのため、理系で数学を学んでた文転生にはおすすめと言われます。
もちろん、文系の方でも、入学してから学べるので大丈夫です。
経済学部に行く必要がない人の特徴
次に、文転して経済学部に行く必要がない人の特徴をまとめました。
- とりあえず経済学部な人
- 会社の仕組みを勉強したい人
順番に解説していきます。
経済学部に行く必要がない人の特徴①:とりあえず経済学部な人
文転したけど、進学したい学部がない人も一定数います。
そして、とりあえず経済学部を選んでいませんか。
事実、経済学部は、就職で潰しがきく学部と言われています。
ですが、就職先に関わらず、早く用意する方が可能性は上がります。
そのため、学部関係なく、行動することの方が大事になります。
事実、僕も経済関係からエンジニア就職を果たしました。
大学生活は4年間という十分な期間があります。
そのため、何かに向かって取り組む期間として十分すぎます。
- 簿記・FPの資格をとる
- マーケティングを勉強
- 社会の仕組みを知りたい
僕はブログを書く目的のために、大学進学しました。
そして、ブログに関連したエンジニアに就職することになりました。
経済学部に行く必要がない人の特徴②:会社の仕組みを勉強したい人
大学で会社の仕組みを勉強したいと思う人もいるはずです。
目標があるのは良いですが、どの規模に興味があるか把握しましょう。
僕は集団行動が苦手で、ずっと少人数に憧れがありました。
そして、実際に勉強指導をすることで、経験することもできました。
明確に決まってるならば、経済よりも経営がおすすめです。
国公立大学だと、経済学部の中に経営分野も入っていることが多いです。
ですが、経済学部と経営学部・商学部が分かれている大学もあります。
経営学・商学が強い大学例
- 一橋大学商学部
- 神戸大学経営学部
- 大阪公立大学商学部
- 横浜国立大学経営学部
※2022年12月のデータ
一度、どういう分野を学べるのか、調べてみることがおすすめです。
入学してから学べることが違ったということは、無くしたいものです。
文転後の経済学部以外の学部と理由
最後に、経済学部以外の学部と主な進学理由を紹介します。
経済学部に興味がないと思った方は、参考にしていただければOKです。
- 法学部の場合
- 文学部の場合
- 外国語学部の場合
- 教育学部の場合
順番に解説していきますね。
法学部の進学理由の例:法律関連の専門職で働きたい
法学部に入る学生は、やりたいことが決まっていることが多いです。
法学部がおすすめの人
- 弁護士や裁判官を目指す人
- 国家公務員になる人
- 文系で専門職に就きたい人
司法試験という難関の試験があるため、しっかり勉強する人が多い学部です。
ですが、目標が決まっていない人もいるので、安心してください。
やりたいことがなくても、法学部に進学する学生もいます。
そして、法学を学んでいたら興味を持つことも大いにあります。
また、法律を勉強していることが、就職時に武器になります。
文学部の進学理由の例:文学・心理学・社会学に興味
文学部で学べることは、他の学部に比べて、多く存在します。
文学部がおすすめの人
- 歴史・文学に興味がある人
- 哲学・心理学・思想史に興味がある人
- 社会学・美術史に興味がある人
文学部は、色々な見方で、過去の出来事を捉えていくことが可能です。
そのため、物事の見方・流れを多視点から掴むことができます。
語学に打ち込む学生もいて、自分の興味を突き詰めれる学部です。
文転して文学部受験すると、受験科目は、英語・国語・社会が多いです。
ですが、数学受験ができる文学部も一定数存在します。
外国学部の進学理由の例:他言語を話せるようになりたい
外国語学部は、その言語を話せるようになるだけの学部ではありません。
言語だけではなく、その地域の文化・歴史も勉強することができます。
外国学部がおすすめの人
- 外国語を話したい
- 海外留学をしたい
- 海外で働きたい
- 文化・歴史を勉強したい
外国語学部の入試の配点は、英語が比較的大きくなっています。
理系でも英語を勉強してたため、文転という要素はあまり関係ないです。
文転後に英語の勉強量を増やしてあげることが肝心になります。
文転後の勉強時間の配分を意識することで、特に問題はありません。
また、TOEICを取る学生も多く、就職時に有利になることもあります。
英語に加えて、他言語も話せるならば、魅力的に感じます。
他言語を話せる・使いこなせることが大変なのは、周知の事実です。
大学生活で、しっかりと努力したことが分かりやすく伝わります。
教育学部の進学理由の例:教員・塾講師になりたい
知ってるでしょうが、教育学部全員が教員になりたい訳ではないです。
教育部部がおすすめの人
- 小学校〜高校教員になりたい
- 学習塾の塾講師になりたい
- 教育学を学びたい
ですが、実際のところ、教育学部は教員・塾講師志望が多いです。
就職活動時に、塾業界を見ましたが、教育学部の学生が多かったです。
受験科目は、文理関係なく、自分が教えたい科目がメインです。
そのため、文転が不利になることは少ないです。
しかし、どの科目を選ぶかによって、受験の大変さは変わってきます。
まとめ:やりたいことが学べる学部を選ぶ
「文転でおすすめな学部の選び方」を解説しました。
正直な話、経済学部はやりたいことがない人にはおすすめ学部です。
ですが、どの学部を選んでも熱量がなければ、勉強は続きません。
そんな僕も、学部にこだわりがないため、経済系を選びました。
正直、どの学部に進もうと、行動しないといけないのは自明のことです。
だからこそ、どの学部に進みたいかはあまり気にしていませんでした。
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