現在、学部選びで悩んでいます。自分に合った学部を決める手段が知りたいです。
こんな疑問に答えます。
「学部選択のロードマップ」を実践すると、学部を決めれます。
当時は、どの基準を持って学部を決めたら良いかわかりませんでした。
そのため、この記事では、「学部選択のポイント」を紹介します。
記事の途中では、よくある質問についてもまとめています。
最後までお読みいただき、自分に合った学部を見つけてください。
学部選択するときのポイント
最初に、学部を選ぶときのポイントを紹介していきます。
- 学びたい学問から考える
- やりたい職業から考える
- 目指せる資格から考える
- 自分の性格から考える
- 受験科目から考える
- 憧れの人から考える
現在の学部選びで、4年間の生活が決まってしまいます。
可能な限り、一度偏差値は考慮せずに考えてみましょう。
学部を選ぶときのポイント①:学びたい学問から考える
すでに学びたい学問がある人ならば、学問から学部を選ぶのがベストです。
◇法学を学びたい→法学部
◇経営学に興味ある→経営学部
◇栄養学を学びたい→栄養学部
◇医学に興味がある→医学部
学びたい学問があれば、簡単に学部を決めることができます。
ただ、まだ大学で学びたい学問が決まっていない人が多数です。
高校生時点で、勉強分野を決めてる人は少ないと思います。
僕自身も、学びたいことはあっても、決めかねていた時期がありました。
実際に学ぶことでしか見えてこないものあるため、なくてもOKです。
学部を選ぶときのポイント②:やりたい職業から考える
職業から考えることは、興味のある学問と似ている部分もあります。
ですが、職業から考える視点は違う部分もあります。
上記の画像のように、前提として、学部選びにはこういう流れがあります。
現状の興味ではなく、未来の姿から学部選びを決めることもできます。
あくまで理想の未来を描くための学部選択でありたいです。
正直、周りを気にして学部選択をすることはつまらないでしょう。
自分の心の欲望と向き合って、選択することが大事になります。
学部を選ぶときのポイント③:目指せる資格から考える
将来の夢からではなく、取得したい資格から学部を考える方法も有効です。
就職より、資格だと幅広い視点を持て、選択肢を増やすことが可能です。
もちろん、やりたい仕事が決まってるならば、取得しましょう。
事前に取得しておくと、アピール材料になります。
周りよりも先に進むこともでき、気持ちにも余裕が生まれます。
やりたいことがあるならば、早めにスタートを切ることが大事です。
学部を選ぶときのポイント④:自分の性格から考える
ここまででは、自分に合った学部が決まらなかった人もいるでしょう。
少し視点を変えて、自分の性格から学部を決めるのもおすすめです。
性格から学部を考える
- コミュニケーションが好きな人:文学部・外国学部
- ものを作るのが好きな人:工学部・栄養学部
- コツコツと勉強が得意な人:法学部・教育学部
自分の性格に合う学部を選ぶことも、長続きの視点から見ると大切です。
自分の性格を変えることは難しく、適応することは難しいです。
無理に性格を変えても、疲れてしまい、挫折してしまいます。
もし、やりたいことがないならば、性格を考えてみましょう。
意外と自分のことを知ってるようで、知らない側面もあります。
学部を選ぶときのポイント⑤:受験科目から考える
高校1年生のときに、進路選択と同時に、選択科目も選んだでしょう。
選択科目を参考に学部を選ぶのが、1番現実的な方法になります。
受験科目が物理ならば、物理の単元の電気がある工学部がおすすめです。
生物学科を受験したいならば、生物でないと受験さえ厳しくなります。
やりたいことがあっても、受験ができないケースも多々あります。
ただ、この方法では、志望学部まで絞ることが難しいです。
ですが、学部の選択肢を絞ることは可能になります。
学部を選ぶときのポイント⑥:憧れの人から考える
それでも決まらない場合、憧れの人がどんな感じかで決めましょう。
もちろん、人ではなく、好きなものを参考にしても問題はありません。
好きなものから学部を選ぶ例
- 小説などの文学:文学部
- 英語:外国学部
- 車・パソコン:工学部
- 食事:栄養学部
好きなものを究めると、好きを仕事にすることができるかもしれません。
これは負けたくないものがあるなら、関連する学部に行くのもありです。
文系学部と理系学部の紹介
次に、文系学部と理系学部を紹介していきます。
- 文学部
- 法学部
- 経済学部
- 外国学部
- 教育学部
- 農学部
- 工学部
- 理学部
- 医学部
- 栄養学部
順番に解説していきます。
文系学部①:文学部
文学部は、心理・文学・歴史などが学ぶことができます。
文学部は、就職が微妙な印象があるかと思います。
ですが、コミュニケーションを取れる学部なため、武器にできます。
文系学部②:法学部
法学部に進学する人の中には、明確な進路を持ってる人が多いです。
ですが、法学部生全員がそうではないため、安心してください。
とりあえず、法律に興味があっただけの人もいます。
文系学部③:経済学部
経済学部では、経済・経営に関する内容を勉強します。
経済学部内に経営学がある大学もあれば、別である大学もあります。
経済でなく、経営を勉強したい人は、経営学部に入るのもありです。
文系学部④:外国学部
外国学部では、言語の取得とその国の文化を勉強するのが目的です。
女子が過半数を超えており、コミュニケーションが多い学部です。
4年かけて言語を勉強し、実際に話せると仕事選びの幅も広がります。
文系学部⑤:教育学部
教育学部では、名前の通り、教育学を勉強していきます。
教師になるために入る人もいますが、教育を研究したい人もいます。
幼児教育だけでなく、就職後の研修など様々な場で役に立ちます。
理系学部①:農学部
農学部は、あまり聞き馴染みのない人も多い学部かもしれません。
農学部の授業は、フィールドワークが多く、体験して学ぶ授業が多いです。
一言で言えば、体を動かしながら勉強できる学部になります。
理系学部②:工学部
工学部では、情報・機械・建築などの分野を学ぶことができます。
将来の夢が決まってる人がいる一方、機械に関わりたいという人もいます。
何か世の中のためになるものを作りたい人に向いている学部です。
理系学部③:理学部
理学部は、工学部と似ているイメージがありますが、少し違います。
理学部は、0から1を作り出す学部で、それを証明します。
実用的なことより、好きを追求したい学生に向いている学部です。
理系学部④:医学部
医学部は受験難易度が高く、誰でも入れる学部ではないです。
医学だけでなく、看護・薬学・歯学・獣医などの学部もあります。
ただ、大学に6年間通わないといけない学部が多いことに注意が必要です。
理系学部⑤:栄養学部
栄養学部では、管理栄養士を取得することを目的に入学する人がいます。
そして、卒業後には、食事に関係する仕事に関わります。
料理という手段を使って仕事にしたい人に、栄養学部はおすすめです。
その他の学部:芸術学部
文系理系とは別に、芸術関係の学部もあります。
自身を表現することができる学部を芸術学部とまとめてます。
学問以外に好きなものがあるなら、検討してみてはいかがでしょうか。
自分が行きたい学部を決めるメリット・デメリット
次に、自分が行きたい学部を決めるメリット・デメリットを紹介します。
- 行きたい学部を決めるメリット
- 行きたい学部を決めるデメリット
順番に紹介していきます。
その①:行きたい学部を決めるメリット
行きたい学部を決めることは、高校生にとってメリットが存在します。
学部を決めるメリット
- 実際に受験する大学を決めれる
- 必要な受験科目が明確になる
- 周りよりも早く対策できる
- 入学後も興味を持って学習可能
早い段階から受験学部を決定すると、受験科目の対策も早く行えます。
受験日という期限は決まってるため、早く準備した方が有利になります。
僕は高校3年生の9月に大学・学部を変えてしまいました。
周りの受験生よりも、勉強時間が少ない状態で挑むことになりました。
それも原因の1つとして、数点で第一志望に落ちて浪人しました。
その②:行きたい学部を決めるデメリット
行きたい学部を決め切ることは、デメリットも存在しています。
学部を決めるデメリット
- 理由が浅くて辞めるかもしれない
- 他の学科に興味を持つかもしれない
デメリットは、他の学問に移動したいと思うときに起こります。
高校生の時点で、どうなりたいか決まっているのは早すぎる気がします。
僕は高校生の時ですら、そんなことをずっと考えていました。
僕は高校生のときにブロガーに憧れていました。
大学4年間書き続けましたが、就職はエンジニアを選びました。
ライターだと、自分の好きなことを書けない率が高かったです。
あくまで書く理由として、伝えたいことを伝える点が大きいです。
仕事に当てはめることなく、在宅が多い職種を選ぶことにしました。
学部選択をする際のよくある質問集
学部選択の質問①:行きたい学部が決まらない
答え:オープンキャンパス・本など実際に手を動かして、色んなものに触れてみて。憧れの人から考えるのもあり。
参考記事:学部が決まらない原因!
学部選択の質問②:やりたいことがない人におすすめの学部は?
答え:文系だと経済学部、理系だと工学部が、就職にも直結する学部です。ただ、その選び方だと、我慢することが必要になるかも。
参考記事:経済学部がおすすめの人
参考記事:工学部がおすすめの人
学部選択の質問③:夢と学部がズレてる場合、学部はどうする?
答え:自分の興味のある学問を幅広く学ぶのもあり。色々と学ぶうちに見つかるから、興味のある学部に進もう。
参考記事:学部が決まらない原因!
学部選択の質問④:卒論がない学部はありますか?
答え:文系ならば法学部が卒論がないと言われています。法学部ではないですが、僕の学部も卒論は強制ではないため、調べてみれば意外とあります。
参考記事:法学部がおすすめの人
学部選択の質問⑤:偏差値で大学を決めたらダメ?
答え:大学選びに関しては悪くはないけど、学部はやりたいことで決めたほうが良いです。こだわりがあるなら、偏差値でも良いですが、しょうもない見栄だけならば、考え直しましょう。
参考記事:学部が決まらない原因!
まとめ:学部選択のロードマップ
「学部選択のロードマップ」を解説しました。
受けたい学部が決まったら、受験する大学を決めて、対策しましょう。
学部選択は道のりを決める作業でしかありません。
勉強することで、理想の志望校に入学できることは忘れてはなりません。
やりたいこと・目標が見つかったならば、あとは行動するのみです。