模試の結果が悪く、模試のやり直しをしようと思ってますが、大事なことを教えてください。
こんな疑問に答えます。
この記事では、「模試の点数が悪かったときにしたいこと」を紹介します。
僕も高校3年間と浪人の間で、様々な模試を受けてきました。
現在は大学生で、当時のことを振り返りながら解説します。
最後まで読むと、模試をやり直しする上での注意点も紹介しています。
では、さっそく見ていきましょう。
模試の点数が悪かったときにしたいこと
まずは、模試の点数が悪かったときにしたいことを解説します。
- マイナスな気持ちの切り替え
- 失敗原因の分析と今後の対策
- 模試のやり直し
それぞれ説明していきます。
模試の点数が悪かったときにすること①:マイナスな気持ちの切り替え
1番最初にすることは、模試で凹んだ気持ちを切り替えることです。
基本的に、模試を受け終わった後は、気分は下がりやすいです。
受験勉強に限らず、マイナスな気持ちは、上手くいかないことが多いです。
心配ながらも、できるという状態でこそ、物事は上手く進みます。
模試結果は変わらず、今後できるようにする気持ちで復習です。
ただ、多くの人は模試の結果で凹んでいます。
そのため、意図的にマイナスな気持ちになりすぎる必要はありません。
気分を切り替える方法
- 勉強を忘れて遊びまくる
- いつもより早寝早起き
- 運動でマイナスを取り除く
いつもと違うことをすることで、気分転換になることでしょう。
気持ちが切り替わった状態で、模試の復習をやっていきましょう。
模試の点数が悪かったときにすること②:失敗原因の分析と今後の対策
模試のやり直し前に、失敗原因の分析と今後の対策を行いましょう。
模試の失敗の原因
- 前日にあまり寝れなかった
- 脳が働いていなかった
- 知らない分野の範囲が出題
- 知ってる知識を忘れた
模試で失敗した原因が分かれば、今後の勉強の対策も立てれます。
体調面は、前日だけでなく、日々意識することが大事になってきます。
普段の生活が模試にも反映されることは、多いです。
また、知らない分野は、計画的に無理だったら、仕方ないです。
まだ学んでいない分野は、いつ開始するかだけ決めておきましょう。
今の時点で、知らない知識の復習はそこまで重要ではありません。
むしろ大切なのは、聞いたことがあるが、解けなかった問題です。
模試の点数が悪かったときにすること③:模試のやり直し
ここまでできたら、模試のやり直しを開始していきましょう。
3〜5科目全範囲を受験直前までに覚えることは、不可能に近いです。
それならば、出会った問題を、自分のものにしていく方が確実です。
人間も同じように、1回会った人の方が、印象に残るでしょう。
ただ、同じミスをしないだけでも、やり直しする意味があります。
覚えれるまで何度もくり返し、知識を定着させていきましょう。
具体的な模試のやり直しの仕方
次は、具体的な模試のやり直しの仕方を紹介します。
- 模試の次の日のやり直し
- 模試1ヶ月後のやり直し
- 受験1ヶ月前のやり直し
順番に解説していきます。
具体的な模試のやり直しの仕方①:模試の次の日のやり直し
模試が終わったらやり直ししますが、当日は疲れているでしょう。
疲れているときに、しんどいことをやるのはおすすめできません。
まずは気持ちを切り替えて、やり直しに取り組んでいきましょう。
模試が終わった後にするやり直しは、以下の通りです。
模試終了直後のやり直し
- 以前と同じミスを確認する
- 時間あればできた問題探し
- 今後の勉強の課題を探す
凡ミス・時間が足りず失点・分からず失点であれ、減点の価値は同じです。
意識することは、本番の試験のために、改善点を探すことです。
模試のやり直しは、1科目1時間ほどかかってしまいます。
そのため、国公立志望は平日2日間はやり直しに費やすことになります。
全科目厳しい人は、今伸ばしたい科目だけでもやり直ししましょう。
模試を受験しただけでは意味なく、やり直しまで取り組みましょう。
具体的な模試のやり直しの仕方②:模試1ヶ月後のやり直し
模試から1ヶ月後というのは、模試の成績が返却される頃です。
模試終了1ヶ月後のやり直し
- 正答率高い問題のやり直し
- 解けそうな問題の解き直し
- 成長部分と反省部分の把握
模試から1ヶ月経っており、解けなかった問題もできるかもしれません。
反対に、できるようにならないといけない問題ができないと、注意です。
今解けない問題は、本番で似た形で出題されても、厳しいです。
解けないことは仕方ないですが、解けるまで何度も繰り返しましょう。
具体的な模試のやり直しの仕方③:受験1ヶ月前のやり直し
受験1ヶ月前からは、新規の演習を減らし、復習に切り替えましょう。
このときに役に立つのが、今まで解いてきた模試になります。
演習ばかりしても、使いこなせなければ、入試本番では役に立ちません。
もちろん、暗記ばかりでアウトプットしていないのも、同様です。
模試は、過去の自分が理解できない部分を振り返るには、最適です。
模試だけでなく、過去問も一緒にやり直しを行うのが受験1ヶ月前です。
模試をやり直しする上での注意点
最後に、模試をやり直しする上での注意点を紹介します。
- 繰り返す同じミスをメモ
- 解ける問題を仕分ける
- プリントにまとめる
順番に紹介していきます。
模試をやり直しする上での注意点①:繰り返しする同じミスをメモ
模試に関わらず、普段の勉強でも、同じミスを繰り返す人いませんか。
入試を普段やってきたことを出す場と捉えると、本番もミスしかねません。
計算ミス・英単語の読みミスなど、様々なミスがあります。
意図的に自分のよくするミスを知ることで、普段の勉強から対策できます。
しょうもないミス1つで、合格から不合格になる可能性だってあります。
模試をやり直しする上での注意点②:解ける問題を仕分ける
それぞれの受験生によって、できる問題とできない問題が存在します。
大切なのは、勘で合った問題とやり直ししたらできる問題の復習です。
もちろん、当たり前のことを当たり前にできる人が優秀に決まっています。
理解できないのは、現状厳しいか、内容が難しいかの2択です。
マーク式ならまだしも、記述形式の模試で満点はほぼ取れません。
模試の成績返却時に、どれくらいで偏差値〇〇行くか確認してみましょう。
補足ですが、模試は、志望校の問題に即していないことが多いです。
模試は、全体の受験生の基本的な学力をはかるものと捉えましょう。
模試をやり直しする上での注意点③:プリントにまとめる
僕自身、勉強のまとめノート作成はおすすめしてません。
ですが、ミスした内容を紙1枚にまとめることは大事だと思っています。
まとめノートが微妙な理由
- まとめたものが重要か分からない
- まとめるのに時間がかかる
- まとめる作業に満足してしまう
まとめノートを作成するくらいなら、参考書に直接書き込む派です。
間違えた問題を、いつでも振り返れるようにメモしておきましょう。
全部は必要なく、苦手かつ大切だと思うものだけで十分です。
問題を書くのが面倒な人は、コピーし、覚えたら処分するでOKです。
手間・時間を省くことができ、覚えることに特化できます。
まとめ:模試で落ち込みすぎる必要ない
「具体的な模試のやり直しの仕方」を解説しました。
目安としては、模試のやり直しは3回することがおすすめです。
結果が大切というより、今後改善するために使う方が大切です。
模試を受ける目的は、現状把握と今後の勉強の課題を見つけることです。
とりあえず模試を受験するのでなく、振り返りを忘れないでおきましょう。