模試の結果が悪かったです。模試のやり直しをしようと思ってますが、他にもすることありますか?
こんな疑問に答えます。
この記事では、「模試の点数が悪かったときにしたいこと」を紹介します。
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記事を書いている現在は大学生なので、当時のことを振り返りながら解説していきます。
最後までお読みいただくと、模試をやり直しする上での注意点も紹介しています。
ではさっそく見ていきましょう。
模試の点数が悪かったときにしたいこと
まずは、模試の点数が悪かったときにしたいことを解説します。
- マイナスな気持ちの切り替え
- 失敗した原因の分析と今後の対策
- 模試のやり直し
それぞれ説明していきますね。
すること①:マイナスな気持ちの切り替え
1番最初にしておきたいことは、模試で凹んだ気持ちを切り替えることです。
受験勉強に限らず、マイナスな気持ちで物事を行なっても、大抵は上手くいかないことが多いです。
模試の結果は変わらないのですから、今後できるようにしてやるという気持ちで復習したいです。
多くの人は模試の結果で凹んでいるので、マイナスな気持ちになりすぎる必要はありません。
もしマイナスな気持ちを切り替えることができなければ、以下のことを試してみることをおすすめします。
- 勉強のことを忘れて遊びまくる
- いつもよりも早く寝て、早く起きる
- 運動してマイナスな考えを取り除く
いつもと違うことをすることで、気分転換になることでしょう。
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すること②:失敗した原因の分析と今後の対策
模試のやり直しをする前に、失敗した原因の分析と今後の対策を行なっていきましょう。
模試の失敗の原因
- 前日にあまり寝ることができなかった
- 模試中に脳が働いていなかった
- 触れていない分野の範囲が出題された
- 知っているけど、問題になったらできなかった
模試で失敗した原因が分かれば、今後の勉強の対策も立てることができます。
体調面に関しては、前日だけでなく日々意識しておけば、特に問題はないです。
ちなみにですが、触れていない分野が出題された場合ですが、計画的に触れることが無理だったら、仕方がないことです。
学んでいない科目は、今後いつ開始していくかの目安だけ決めておきましょう。
大切なのは、聞いたことがあるが、問題を解くことができなかった問題です。
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すること③:模試のやり直し
ここまでできたら、模試のやり直しを開始していきましょう。
1科目ならまだしも、3〜5科目の全範囲を受験直前まで覚えていることは、不可能に近いです。
それならば、出会ったことのある問題を、自分のものにしていく方が確実です。
人間も同じように、一回会ったことのある人の方が、印象に残るでしょう。
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具体的な模試のやり直しの仕方
次は、具体的な模試のやり直しの仕方について紹介します。
- 模試の次の日のやり直し
- 模試から1ヶ月後にするやり直し
- 受験1ヶ月前にするやり直し
順番に解説していきますね。
その①:模試の次の日のやり直し
模試が終わったらやり直しをするでしょうが、当日は疲れていることでしょう。
疲れていてもやった方がいいかもしれませんが、しんどいときに嫌なことをやるのはおすすめできません。
先ほど言った通り気持ちを切り替えて、模試のやり直しをしましょう。
模試が終わった後にするやり直しは、以下の通りです。
模試終了直後のやり直し
- 前回以前で同じようなミスをしていないか確認
- 時間があればできた問題を探す
- 今後の日々の勉強の課題を探す+計画
凡ミスであれ、時間が足りなくて失点であれ、分からなくて間違えた点数であれ、減点の価値は同じです。
意識しておくことは、今後の課題と試験のために改善をできるところを探すことです。
やり直しに1科目1時間ほどかかるので、国公立志望の人は平日であれば2日間はやり直しに費やす予定でいましょう。
全科目厳しい人は、今優先して伸ばしたい科目だけでもやり直しをすることをおすすめします。
模試を力試しで受ける人以外、受験しただけでは意味がないので、やり直しまで頑張りましょう。
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その②:模試から1ヶ月後にするやり直し
模試から1ヶ月後というのは、模試の成績が返却される頃です。
模試終了1ヶ月後のやり直し
- 正答率の高い問題のやり直し
- できる可能性があると仕分けた問題の解き直し
- 模試から今日までで成長した部分と反省の部分の把握
模試から1ヶ月ほど経っていることもあり、以前はできなかった問題も理解することができるかもしれません。
反対にできるようにならないといけない問題ができなかったら、注意が必要です。
今解くことが出来ない問題は、本番で似たような形で出題されても解くことは厳しいです。
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その③:受験1ヶ月前にするやり直し
受験の1ヶ月前からは、新規の演習を減らし、復習メインの勉強に切り替えましょう。
このときに役に立つのが、今まで解いてきた模試です。
演習問題ばかりしても、使いこなすことが出来なければ、入試本番では役に立ちません。
もちろん暗記ばかりでアウトプットしていないのも、同様に本番に役に立たないかもしれません。
過去の自分が理解できなかったところを、じっくりと時間をかけて振り返るには、最適のアイテムです。
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模試をやり直しする上での注意点
最後に、模試をやり直しする上での注意点を紹介します。
- 繰り返ししている同じミスをメモしておく
- 点数を上げれそうな問題と諦める問題に仕分ける
- プリントにまとめていつでも見れる状態に
順番に紹介していきます。
注意点①:繰り返ししている同じミスをメモしておく
模試に関わらず、普段の勉強でも同じミスを繰り返す人いませんか。
入試を普段やってきたことを出す場として捉えると、ミスを意識していなければ、本番もしてしまう可能性あります。
数学の計算ミスや英単語の読みミスなど、人それぞれのミスがあると思います。
意図的に自分のよくするミスを知っておくことで、普段の勉強から意識することができます。
しょうもないミス1つで、合格から不合格になる可能性だってあります。
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注意点②:点数を上げれそうな問題と諦める問題に仕分ける
それぞれの受験生によって、できる問題とできない問題があるかと思います。
ここで大切なのは、勘で合った問題とやり直ししたらできる問題を復習することです。
当たり前のことを当たり前にできる人が優秀に決まっています。
理解できないのは、現状の学力では厳しいか、そもそも難しくて理解する必要がないの2択です。
マーク式ならまだしも、記述形式の模試で満点はなかなか取れません。
模試の成績返却のときに、どれくらい取れたら偏差値〇〇行くのか確認してみたら分かりやすいです。
ちなみにですが、模試の問題は志望校の問題傾向に即していないことがほとんどです。
模試は、全体の受験生の基本的な学力をはかるものくらいと捉えておきましょう。
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注意点③:プリントにまとめていつでも見れる状態に
勉強内容のまとめノートはおすすめしていませんが、ミスした内容をまとめるのは問題ありません。
まとめノートをおすすめしない理由
- まとめたものが重要か分からない
- まとめるのに時間がかかる
- まとめる作業に満足してしまう
勉強内容のまとめノートを作成するくらいなら、参考書に直接書き込むかプリント1枚に端的にまとめるのがおすすめです。
間違えた単語や問題は、いつでも振り返れるようにまとめておきましょう。
全部する必要はなく、本当に苦手かつ大切だと思うものだけで十分です。
問題をわざわざ書くのが面倒な人は、コピーしたものを持ち歩いておき、覚えたら処分するくらいでOKです。
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入試前の勉強ですることを徹底解説!【タイプ別に紹介】
まとめ:模試で落ち込みすぎる必要ない
「具体的な模試のやり直しの仕方」を解説しました。
目安としては、模試のやり直しは3回することがおすすめです。
ただ結果が大切というよりは、今後改善していくために使う方が大切です。
受験生が模試を受ける目的は、現状把握と今後の勉強の課題を見つけることです。
周りに流され、とりあえず模試を受験するだけでなく、受験後の振り返りを忘れないでおきましょう。
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